「マルウエアの教科書」書籍発売のお知らせ

被害が急拡大し注目が集まる「ランサムウエア」に関しても、基礎知識から最新手口の詳細や実例、対策、攻撃組織の内情に至るまで余すことなく解説。サイバー攻撃への関心が急激に高まる今、まさに必読の一冊。

MBSD

三井物産セキュアディレクション株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:鈴木大山、以下MBSD)は、当社の上級マルウェア解析技術者である吉川孝志が執筆した書籍「マルウエアの教科書」が9月20日に全国の書店やAmazonなどから発売されたことをお知らせいたします。

 

 

◆    概要

本書は「そもそもマルウエアとは何か」といった“超”基礎から学びたい一般の方から、マルウエアの具体的な手口/実例/仕組みまでしっかり理解したいIT担当者、さらにはこれからマルウエア解析を始めようとするエンジニアまで、様々な読者の“知りたい”に答える幅広い領域を網羅しており、豊富な図やイラストで分かりやすく、そして丁寧に深く解説、マルウエアに関するすべてが分かる1冊となっています。もちろん、被害が急拡大し注目が集まる「ランサムウエア」に関しても、基礎知識から最新手口の詳細や実例、対策、攻撃組織の内情に至るまで余すことなく解説。472ページというボリューム満点の構成で、第一人者である専門家がマルウエア/ランサムウエアをここまで幅広く丁寧に、そして深くまとめた書籍は国内においてほとんど存在しません。サイバー攻撃への関心が急激に高まる今、まさに必読の一冊となっています。
 

 ◆    詳細説明
コンピュータやインターネットは今や人々の生活に深く根付いており、なくてはならない存在です。こうしたデジタル社会のインフラを根底から揺るがす“脅威”が我々のすぐそばに潜んでいます。大事なデータを盗み取ったり、破壊あるいは流出させたり、なりすましや金銭を脅し取るためのゆすりに利用したりする脅威が我々の日々生活の中に存在し、悪意に満ちた攻撃者がふとした油断やすきを狙っています。こうした脅威から日常のデジタル社会の安全を守る「サイバーセキュリティ」は、企業や組織、個人に至るまでもはや必要不可欠なものです。

サイバーセキュリティは非常に幅広い分野を対象としており、脅威の種類も様々ですが、本書は特に「マルウエア」に焦点を当てて解説しています。書店にはサイバーセキュリティに関する様々な書籍が並んでいますが、「マルウエア」という分野に限れば、今のところ基礎から全般/解析の始め方まで広く一冊を通して学べる本はほとんど存在しません。専門家向けの詳細な解析技術書はあるものの、その前段で必要な知識や手引きを丁寧に伝え、解析技術書にステップアップさせる位置付けとなる本も、ほぼ見当たらないという状況にあります。

「マルウエアの教科書」という本書のタイトルには、これまでの書籍では提供しきれていなかった基礎知識の穴を埋め、初心者をはじめとするすべての人に身近に潜む脅威や対策を基礎から分かりやすく網羅的に学んでほしい、我々の生活を守るサイバーセキュリティという世界に目を向けるきっかけにしてほしい、といった思いなどを込めています。

被害の急増によって注目を集めている「ランサムウエア」についても、同様に「ランサムウエアとは?」という基本から、最新手口の詳細や実例、対策、攻撃組織の内情に至るまで、本書では余すことなくカバーしています。本書は長年にわたってマルウエア解析を専門にしてきた著者が、これまで蓄積してきたマルウエアに関する知見を惜しみなく注いだ1冊です。読み終わるころには、マルウエアという脅威とその周辺を含めた幅広い知見が、深く身についたことを実感できるはずです。

「恐怖は常に無知から生まれる。知識は恐怖の解毒剤である。」という哲学者エマーソンの言葉があります。人は未知なるものに恐怖を感じますが、これはサイバーセキュリティの世界にも通じます。そして「彼を知り己を知れば百戦殆からず」、敵の手の内を知ることは最大の防御になる。本書を通して、不必要に恐れず、知識を武器に変える新しい扉を開いてください。本書が少しでも多くの方に届き、安心して暮らせるデジタル社会が訪れるための一助となれば幸いです。

◆    目次(全472ページ)
     ●第1章 マルウエアの概要
     ●第2章 様々なマルウエア
     ●第3章 マルウエアの巧妙な手口
     ●第4章 マルウエアの検知回避術
     ●第5章 マルウエアの難読化
     ●第6章 実攻撃でのマルウエア
     ●第7章 敵を知る
     ●第8章 マルウエア解析の手法
     ●第9章 マルウエア解析の始め方
 

◆    発売日・価格
     ●2022年9月20日(火)
         ※ 一部地域や書店により発売日が異なる場合があります。ご了承ください。
 

     ●定価 4,180円 (税込)
        ご購入は全国の書店、 またはAmazonなどから →  www.amazon.co.jp/dp/429620016X
        その他、 本書の目次や内容に関する詳しい説明はAmazon紹介欄などをご覧ください。 
        ※ 楽天やヨドバシ.comなど、 その他のオンラインサイトでもご購入いただけます。 

 

◆    本プレスリリースのPDFは以下をダウンロードください
     ● https://prtimes.jp/a/?f=d3166-20220920-cb613cfb9e4fe344be90aad3206d4b64.pdf


三井物産セキュアディレクション(MBSD)について
2001年にサイバーセキュリティの専門会社として設立、ペネトレーションテスト/TLPT/レッドチーム、Webアプリケーション/ネットワーク脆弱性診断等の各種診断サービス、マルウェア解析、統合ログ監視/Managed XDRサービス等の高度なセキュリティ技術サービス、コンサルティングサービス等を提供し、日本有数の高度セキュリティ技術人材が多数在籍する企業です。
詳しくは当社ホームページをご覧ください。https://www.mbsd.jp/


 

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会社概要

URL
https://www.mbsd.jp
業種
サービス業
本社所在地
東京都中央区日本橋人形町一丁目14番8号 JP水天宮前ビル 6階
電話番号
03-5649-1961
代表者名
鈴木 大山
上場
未上場
資本金
4億円
設立
2001年03月