データサイエンティスト協会と日本生協連、リアルなビジネス課題を解決するデータ分析人材コンテストを実施
-最優秀賞と優秀賞チームのプレゼン内容を11月17日オンライン開催の8thシンポジウムにて発表-
一般社団法人データサイエンティスト協会(東京都港区、代表:草野 隆史、以下 DS協会)と⽇本⽣活協同組合連合会(東京都渋谷区、代表理事会長:土屋 敏夫、以下日本生協連)は共同で、実際の分析課題とデータを用いた『ビジネススキル向上のための「課題解決型」人材コンテスト』を実施しました。最優秀賞と優秀賞チームのプレゼン内容を11月17日にDS協会主催で開催される「8thシンポジウム〜データサイエンスの最前線〜」にて発表いたします。
本コンテストは、DS協会会員を対象とし、日本生協連が提供する個人情報を含まない実際の購買データと商品データを用いて、チーム制で課題解決を競ったものです。ビジネスを理解し、課題の抽出から分析、施策に対する合意形成までを担う「課題解決型」の人材育成を目的にしています。
近年、ビジネスの現場において、データサイエンティスト(以下DS)の需要が拡大している中、ビジネス課題をデータで解決できる問題に落とし込める人材、ビジネスとサイエンスを繋ぐ「ビジネス・トランスレータ」の役割が求められています。DS協会が2020年に実施した、国内企業におけるDSの採用に関する調査(※)によると、3年以内にDS増員予定の企業の求めるDS人材像として、89%の企業が、「複数の分野を俯瞰的にみてデータ分析の活⽤を戦略的に考えられる⼈材」と回答し、88%が「データによるビジネス課題解決を得意とする⼈材」であることが解りました。
こうした状況を受け、DS協会は、単に与えられた分析課題を解くだけではなく、リアルな課題とデータを提供できる企業と連携し、より実践的な課題解決の経験を積むことができる場を提供することで、DSのスキルレベルの向上を目指します。
今回、日本生協連は「顧客満足度を高め、くらしと生協の利用組合員を増やし、顧客基盤を強化したい」という課題テーマと、そのためのデータを提供し、最終的な評価を行いました。また、テーマに応じたプロジェクトの責任者、ビジネス担当者、IT・データ担当者が、オリエンテーションや分析アプローチの合意、ビジネス内容とデータ内容に関するQAなどで参加者に対応しました。
コンテストの参加対象は、DS協会会員で、今回の課題に最適な参加希望者を協会がマッチングし、5チーム(1チーム5人)を編成。参加チームは約4ヶ月かけて、ビジネスの理解から課題の定義・評価指標の合意を経て、最終的にビジネス成果が期待できる施策の提案までを行いました。
DS協会からは、各チームにつき2~3名のメンターが担当するなど随時サポートを行うとともに、参加者へのメンタリングと公平性・安全性の確保のため、DS協会評価委員によるマッチングとNDA管理/監視/軌道修正/評価を行いました。
コンテストは2021年5月から開始され、2021年10月までに各チームから施策を提言、その後審査を経て、9月27日実施の優勝者セミナーで最終結果を発表しました。
<実施概要>
■主催:一般社団法人データサイエンティスト協会
■課題テーマおよびデータ提供企業:⽇本⽣活協同組合連合会
■課題テーマ:顧客満足度を高め、くらしと生協の利用組合員を増やし、顧客基盤を強化したい
■参加対象者:データサイエンティスト協会会員
■期間:2021年5月~2021年9月
■総評:コンテスト開始当初は各チーム必ずしも順調ではありませんでした。ある程度の分析スキルを持つ参加者も、積み重ねられた現場の制約を前に、どのように問題解決できるか困惑していました。しかし、日本生協連のご担当者様の丁寧なご対応のもと、チームで助け合いながら施策の改善余地など問題の糸口が少しずつ紐解かれていきました。データサイエンス初学者はアルゴリズムの研究やチューニングに没頭しがちです。課題解決にフォーカスしたこのコンテストはビジネスサイドの課題を共有し、施策の妥当性と投資対効果を示すことで合意形成するプロセスと型を学びます。もちろんリアルな課題を扱うため試行錯誤や見解の相違は避けて通れず、それゆえ他では得られないスキルを会得できたと参加者から多数のフィードバックがありました。(DS協会 企画委員 日本アイ・ビー・エム株式会社 西牧氏)
※データサイエンティスト国内企業採用動向調査(2020)
https://www.datascientist.or.jp/dssjournal/2020/12/04/dodv10/
【一般社団法人データサイエンティスト協会8thシンポジウム〜データサイエンスの最前線〜における課題解決型コンテストの発表について】
主 催:一般社団法人データサイエンティスト協会
日 時:2021年11月17日(水)13:55〜14:45(50分)
配 信:Vimeoでの配信を予定
登 壇 者:日本生協連様・中央大学 樋口氏・日本IBM西牧氏・最優秀賞チーム・優秀賞チーム
※ メディアの方々のイベント当日のお申し込みやお問い合わせはこちらからお願いいたします。(無料)
一般社団法人データサイエンティスト協会 事務局 小島
TEL:03-6721-9001 / Email: info@datascientist.or.jp
【一般社団法人データサイエンティスト協会について】
データサイエンティスト協会は、新しい職種であるデータサイエンティストに必要となるスキル・知識を定義し、育成の支援など、高度IT人材の育成と業界の健全な発展への貢献、啓発活動を行っています。また、所属を超えてデータ分析に関わる人材が開かれた環境で交流や議論をし、自由に情報共有や意見発信ができる場を提供しています。2021年11月現在、122社14団体の法人会員と約17,500名の一般(個人)会員が参画しています。
代表理事:草野 隆史(株式会社ブレインパッド 代表取締役社長)
所在地:東京都港区白金台3-2-10 白金台ビル
設立:2013年5月
https://www.datascientist.or.jp/
*本プレスリリースに掲載されている会社名・商品名は、それぞれ権利者の商標または登録商標です。
*本プレスリリースに掲載されている情報は、発表日現在の情報です。
近年、ビジネスの現場において、データサイエンティスト(以下DS)の需要が拡大している中、ビジネス課題をデータで解決できる問題に落とし込める人材、ビジネスとサイエンスを繋ぐ「ビジネス・トランスレータ」の役割が求められています。DS協会が2020年に実施した、国内企業におけるDSの採用に関する調査(※)によると、3年以内にDS増員予定の企業の求めるDS人材像として、89%の企業が、「複数の分野を俯瞰的にみてデータ分析の活⽤を戦略的に考えられる⼈材」と回答し、88%が「データによるビジネス課題解決を得意とする⼈材」であることが解りました。
こうした状況を受け、DS協会は、単に与えられた分析課題を解くだけではなく、リアルな課題とデータを提供できる企業と連携し、より実践的な課題解決の経験を積むことができる場を提供することで、DSのスキルレベルの向上を目指します。
今回、日本生協連は「顧客満足度を高め、くらしと生協の利用組合員を増やし、顧客基盤を強化したい」という課題テーマと、そのためのデータを提供し、最終的な評価を行いました。また、テーマに応じたプロジェクトの責任者、ビジネス担当者、IT・データ担当者が、オリエンテーションや分析アプローチの合意、ビジネス内容とデータ内容に関するQAなどで参加者に対応しました。
コンテストの参加対象は、DS協会会員で、今回の課題に最適な参加希望者を協会がマッチングし、5チーム(1チーム5人)を編成。参加チームは約4ヶ月かけて、ビジネスの理解から課題の定義・評価指標の合意を経て、最終的にビジネス成果が期待できる施策の提案までを行いました。
DS協会からは、各チームにつき2~3名のメンターが担当するなど随時サポートを行うとともに、参加者へのメンタリングと公平性・安全性の確保のため、DS協会評価委員によるマッチングとNDA管理/監視/軌道修正/評価を行いました。
コンテストは2021年5月から開始され、2021年10月までに各チームから施策を提言、その後審査を経て、9月27日実施の優勝者セミナーで最終結果を発表しました。
<実施概要>
■主催:一般社団法人データサイエンティスト協会
■課題テーマおよびデータ提供企業:⽇本⽣活協同組合連合会
■課題テーマ:顧客満足度を高め、くらしと生協の利用組合員を増やし、顧客基盤を強化したい
■参加対象者:データサイエンティスト協会会員
■期間:2021年5月~2021年9月
■総評:コンテスト開始当初は各チーム必ずしも順調ではありませんでした。ある程度の分析スキルを持つ参加者も、積み重ねられた現場の制約を前に、どのように問題解決できるか困惑していました。しかし、日本生協連のご担当者様の丁寧なご対応のもと、チームで助け合いながら施策の改善余地など問題の糸口が少しずつ紐解かれていきました。データサイエンス初学者はアルゴリズムの研究やチューニングに没頭しがちです。課題解決にフォーカスしたこのコンテストはビジネスサイドの課題を共有し、施策の妥当性と投資対効果を示すことで合意形成するプロセスと型を学びます。もちろんリアルな課題を扱うため試行錯誤や見解の相違は避けて通れず、それゆえ他では得られないスキルを会得できたと参加者から多数のフィードバックがありました。(DS協会 企画委員 日本アイ・ビー・エム株式会社 西牧氏)
※データサイエンティスト国内企業採用動向調査(2020)
https://www.datascientist.or.jp/dssjournal/2020/12/04/dodv10/
【一般社団法人データサイエンティスト協会8thシンポジウム〜データサイエンスの最前線〜における課題解決型コンテストの発表について】
主 催:一般社団法人データサイエンティスト協会
日 時:2021年11月17日(水)13:55〜14:45(50分)
配 信:Vimeoでの配信を予定
登 壇 者:日本生協連様・中央大学 樋口氏・日本IBM西牧氏・最優秀賞チーム・優秀賞チーム
※ メディアの方々のイベント当日のお申し込みやお問い合わせはこちらからお願いいたします。(無料)
一般社団法人データサイエンティスト協会 事務局 小島
TEL:03-6721-9001 / Email: info@datascientist.or.jp
【一般社団法人データサイエンティスト協会について】
データサイエンティスト協会は、新しい職種であるデータサイエンティストに必要となるスキル・知識を定義し、育成の支援など、高度IT人材の育成と業界の健全な発展への貢献、啓発活動を行っています。また、所属を超えてデータ分析に関わる人材が開かれた環境で交流や議論をし、自由に情報共有や意見発信ができる場を提供しています。2021年11月現在、122社14団体の法人会員と約17,500名の一般(個人)会員が参画しています。
代表理事:草野 隆史(株式会社ブレインパッド 代表取締役社長)
所在地:東京都港区白金台3-2-10 白金台ビル
設立:2013年5月
https://www.datascientist.or.jp/
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