メンター・グラフィックス、高度な設計機能を備えた新しいPADSソリューションを独立系エンジニア向けに低価格で提供開始、PCB業界を一新
PADSプリント基板(PCB)設計ツールファミリが一新され、3つの製品ラインアップとして提供
メンター・グラフィックス・コーポレーション(本社: 米国オレゴン州、以下メンター・グラフィックス)は、プリント基板(PCB)設計に携わる独立系エンジニアのニーズ拡大に応えるべく、まったく新しくなった3つのPADS®製品ファミリを前例のない低価格帯で提供開始することを発表しました。一新されたPADS製品ファミリは、習得と利用の容易さ、過去のPADS製品から継承した優れた特長、生産性の高い設計および解析技術、比類のないコストパフォーマンスを組み合わせることによって、電子製品の複雑化に幅広く対応します。世界中の何十万人ものエンジニアが手掛けた数百万にのぼるデザインの量産現場で実証され、揺るぎない定評を持つPADSの実績を基に構築された新製品は、市場をリードするXpedition® Enterpriseの技術も一部取り入れています。今回の発表により、独立系エンジニアは、メンター・グラフィックスの卓越した製品ラインアップが提供する機能に手頃な価格でアクセスし、設計生産性と製品品質の向上や、コストと設計サイクルの削減を実現できるようになります。
独立系のエンジニアは通常、中小規模の企業に所属しているか、大企業内の個別プロジェクトチームのメンバーとして、例えば、プロトタイプ作成、リファレンスデザインの妥当性確認、製造性の調査などの作業を担当し、電子製品におけるPCB全体の設計、解析、製造データ作成に携わります。これまで、複雑な設計に取り組むエンジニアにとって唯一の選択肢はエンタープライズ向けソリューションでしたが、多くの場合において予算都合と過大なインフラストラクチャ要件のせいで手が届きませんでした。
電子製品の設計効率に対する需要が高まるにつれ、プロセス全体を実行する負担が独立系エンジニアにのしかかってくるようになりました。しかし現行のローエンドソリューションでは力不足で、エンジニアのニーズを完全には満たしません。設計プロセスは回路図入力やPCBレイアウトにとどまらないことが多く、シグナルインテグリティ(SI)、熱、DFM(製造を考慮した設計)、PDN(電源供給ネットワーク)のインテグリティなどを解析しなければなりません。また最終製品の複雑性は、比較的シンプルなものから極端に複雑なものまで、企業によってさまざまです。
Obzerv Technologies Inc.は、アクティブイメージングに基づく中長距離監視アプリケーション向けのハイエンド暗視カメラの設計と製造に携わる企業です。同社のCTOを務めるLouis Demers氏は、下記のように述べています。「現在直面している最も大きなプレッシャーは、初回から所望の動作をするデザインを生み出すことです。PADSはコストパフォーマンスの高い設計ソリューションで、私たちの非常に複雑な設計課題の解消に役立つとともに、将来のニーズに対処するための成長への方向性を示してくれます。PADS導入のメリットは、動作可能な設計に素早く収束でき、イタレーションとコストを削減するとともに、市場投入を加速することです。今後、設計をさらに大胆に改良し、最大の性能と機能を実現できるようになるでしょう。」
新しくなったメンター・グラフィックスのPADSは3製品(Standard、Standard Plus、Professional)から構成され、従来のPADS製品の使い勝手の良さはそのままに3つのレベルの設計技術を組み合わせ、サポートを含めて手頃な価格で提供されます。また、設計複雑性の最も高度な課題に対処するために、メンター・グラフィックスの主要製品であるXpeditionの技術も活用し、設計と解析に関して幅広い責任を負っている独立系エンジニアのクリティカルなニーズを充足します。独立系エンジニアは、設計プロセス内で限られた回数しかツールを利用しないかもしれしませんが、ツールを短時間で効率的に利用してプロセスの次の段階に進まなければなりません。
一新されたPADSのラインアップは以下の通りです。
「エンジニアリング効率を最大限に高めて製品を最適化するために、エンジニアはオンボードプロジェクトのコンセプトから、シミュレーション、レイアウト、そして製造に至るまで関わっています。多種多様なツールに触れなければならないため、長い間利用していなくても簡単に使いこなせる必要があります。また、エンジニアは製品の複雑性の限界に挑み、高周波数で高密度なデザインを設計しています。PADS導入によって、複雑性課題により効率的に対処し、マルチドメインに携わるエンジニアの生産性を最大化できることを期待しています。」Astek CorporationでVice Presidentを務めるJohn Sherman氏は、上記のように述べています。Astek Corporationは、ストレージソリューション、テストおよび測定装置、組込み市場向けの電子設計サービスに携わる企業です。
PADS製品は、市場の他製品と差別化する以下の技術を備えています。
「メンター・グラフィックスは、大企業内のチーム設計向けソリューションとしてXpedition Enterprise、および従来のPADS製品を提供し、長年にわたって市場と技術をリードする企業として定評を確立しています。しかし業界の成長とともに、独立系エンジニアに対してより高い生産性を備えた設計機能を供給するニーズが高まってきました。今回発表した新しいPADSは、手頃な価格の製品から非常に複雑な設計と解析を実行するXpedition技術を装備した製品まで、性能と価格に関するスケーラブルな選択肢を提供しており、独立系エンジニアにとって魅力的なソリューションとなっています。設計組織の拡大に合わせてXpedition Enterpriseプラットフォームに移行できるシームレスなスケーラビリティも提供します。」メンター・グラフィックス、Systems Design Division、Vice President and General Manager、A.J. Incorvaiaは、上記のように述べています。
独立系エンジニア向けの新しいPADSファミリについての詳しい情報は、http://www.pads.com (英語)をご覧ください。
メンター・グラフィックスについて
メンター・グラフィックス・コーポレーションは、世界中で成功を収めている電子機器メーカー、半導体企業、電子システム構築ベンダのニーズに応える製品をはじめとし、コンサルティングサービス、受賞歴を誇るサポートサービスを提供する、電子ハードウェアおよびソフトウェア設計開発ソリューションのグローバルリーダーです。1981年に設立されたメンター・グラフィックスは、過去12ヶ月間の売上高としておよそ12.4億米ドルを計上しており、本社はアメリカ合衆国オレゴン州ウィルソンヴィルに所在しています。メンター・グラフィックスについての詳しい情報は、http://www.mentorg.co.jp をご覧ください。
Mentor GraphicsはMentor Graphics Corporationの登録商標です。その他記載されている製品名および会社名は各社の商標または登録商標です。
独立系のエンジニアは通常、中小規模の企業に所属しているか、大企業内の個別プロジェクトチームのメンバーとして、例えば、プロトタイプ作成、リファレンスデザインの妥当性確認、製造性の調査などの作業を担当し、電子製品におけるPCB全体の設計、解析、製造データ作成に携わります。これまで、複雑な設計に取り組むエンジニアにとって唯一の選択肢はエンタープライズ向けソリューションでしたが、多くの場合において予算都合と過大なインフラストラクチャ要件のせいで手が届きませんでした。
電子製品の設計効率に対する需要が高まるにつれ、プロセス全体を実行する負担が独立系エンジニアにのしかかってくるようになりました。しかし現行のローエンドソリューションでは力不足で、エンジニアのニーズを完全には満たしません。設計プロセスは回路図入力やPCBレイアウトにとどまらないことが多く、シグナルインテグリティ(SI)、熱、DFM(製造を考慮した設計)、PDN(電源供給ネットワーク)のインテグリティなどを解析しなければなりません。また最終製品の複雑性は、比較的シンプルなものから極端に複雑なものまで、企業によってさまざまです。
Obzerv Technologies Inc.は、アクティブイメージングに基づく中長距離監視アプリケーション向けのハイエンド暗視カメラの設計と製造に携わる企業です。同社のCTOを務めるLouis Demers氏は、下記のように述べています。「現在直面している最も大きなプレッシャーは、初回から所望の動作をするデザインを生み出すことです。PADSはコストパフォーマンスの高い設計ソリューションで、私たちの非常に複雑な設計課題の解消に役立つとともに、将来のニーズに対処するための成長への方向性を示してくれます。PADS導入のメリットは、動作可能な設計に素早く収束でき、イタレーションとコストを削減するとともに、市場投入を加速することです。今後、設計をさらに大胆に改良し、最大の性能と機能を実現できるようになるでしょう。」
新しくなったメンター・グラフィックスのPADSは3製品(Standard、Standard Plus、Professional)から構成され、従来のPADS製品の使い勝手の良さはそのままに3つのレベルの設計技術を組み合わせ、サポートを含めて手頃な価格で提供されます。また、設計複雑性の最も高度な課題に対処するために、メンター・グラフィックスの主要製品であるXpeditionの技術も活用し、設計と解析に関して幅広い責任を負っている独立系エンジニアのクリティカルなニーズを充足します。独立系エンジニアは、設計プロセス内で限られた回数しかツールを利用しないかもしれしませんが、ツールを短時間で効率的に利用してプロセスの次の段階に進まなければなりません。
一新されたPADSのラインアップは以下の通りです。
- PADS Standard: 回路図およびPCBレイアウト、初期部品ライブラリ、部品作成ウィザード、アーカイブ管理機能など
- PADS Standard Plus: PADS Standardに加え、高度な制約管理、高速ネット制約および配線、共有ライブラリ作成および管理、HyperLynx®を使った信号/熱/アナログのシミュレーション、バリアント設計
- PADS Professional: PADS Standard Plusに加え、スケッチ配線、同時2D/3Dレイアウト、階層的な配置プランニング、コンポーネントエクスプローラとネットエクスプローラ、製造準備、設計レビュー、設計比較などのXpedition技術を含む
「エンジニアリング効率を最大限に高めて製品を最適化するために、エンジニアはオンボードプロジェクトのコンセプトから、シミュレーション、レイアウト、そして製造に至るまで関わっています。多種多様なツールに触れなければならないため、長い間利用していなくても簡単に使いこなせる必要があります。また、エンジニアは製品の複雑性の限界に挑み、高周波数で高密度なデザインを設計しています。PADS導入によって、複雑性課題により効率的に対処し、マルチドメインに携わるエンジニアの生産性を最大化できることを期待しています。」Astek CorporationでVice Presidentを務めるJohn Sherman氏は、上記のように述べています。Astek Corporationは、ストレージソリューション、テストおよび測定装置、組込み市場向けの電子設計サービスに携わる企業です。
PADS製品は、市場の他製品と差別化する以下の技術を備えています。
- Correct by Construction(構築することで正しい結果が得られる)メソドロジ: フロー全体に使われている共通の制約管理システムで採用しているメソドロジであり、高度な高速トポロジ、DFM、初回成功の実現によって設計サイクルイタレーションの最小化を支援
- 統合された正確で使い勝手の良い解析および検証テクノロジ: HyperLynxを使ってシステムの仮想プロトタイプを作成し、SI解析、パワーインテグリティ(PI)解析、アナログシミュレーション、熱シミュレーション、ボード全体の高度なルールチェックを実行することにより、物理プロトタイプの長期サイクルで必要となるコストを最小化
- 最高の性能とキャパシティを備えたレイアウト環境: Xpeditionの業界をけん引する技術を活用した配置/プランニング、2D/3Dレイアウト、ダイナミック電源供給設計、Sketch Routerなどによる制約ドリブン配線を実行し、非常に複雑なレイアウトを作成
- 部品ライブラリへのアクセス: Digi-Key部品番号、シンボル、フットプリントを組み合わせて完全に統合したウェブサイトであるPartQuest™を通じて36万個以上の部品を利用でき、手作業によるエラー、時間、コストを削減
- 製造準備: 量産とテストのために設計を妥当性確認するとともに、製造ハンドオフと文書化のための準備
- データ完全性のメンテナンス: 異なる設計リビジョンの管理およびアーカイブともに、組織内を通じたレビュー作業を単純化
「メンター・グラフィックスは、大企業内のチーム設計向けソリューションとしてXpedition Enterprise、および従来のPADS製品を提供し、長年にわたって市場と技術をリードする企業として定評を確立しています。しかし業界の成長とともに、独立系エンジニアに対してより高い生産性を備えた設計機能を供給するニーズが高まってきました。今回発表した新しいPADSは、手頃な価格の製品から非常に複雑な設計と解析を実行するXpedition技術を装備した製品まで、性能と価格に関するスケーラブルな選択肢を提供しており、独立系エンジニアにとって魅力的なソリューションとなっています。設計組織の拡大に合わせてXpedition Enterpriseプラットフォームに移行できるシームレスなスケーラビリティも提供します。」メンター・グラフィックス、Systems Design Division、Vice President and General Manager、A.J. Incorvaiaは、上記のように述べています。
独立系エンジニア向けの新しいPADSファミリについての詳しい情報は、http://www.pads.com (英語)をご覧ください。
メンター・グラフィックスについて
メンター・グラフィックス・コーポレーションは、世界中で成功を収めている電子機器メーカー、半導体企業、電子システム構築ベンダのニーズに応える製品をはじめとし、コンサルティングサービス、受賞歴を誇るサポートサービスを提供する、電子ハードウェアおよびソフトウェア設計開発ソリューションのグローバルリーダーです。1981年に設立されたメンター・グラフィックスは、過去12ヶ月間の売上高としておよそ12.4億米ドルを計上しており、本社はアメリカ合衆国オレゴン州ウィルソンヴィルに所在しています。メンター・グラフィックスについての詳しい情報は、http://www.mentorg.co.jp をご覧ください。
Mentor GraphicsはMentor Graphics Corporationの登録商標です。その他記載されている製品名および会社名は各社の商標または登録商標です。
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