辿り着くも困難な絶壁や急峻な山肌に立つお寺や神社だけを集めたガイド書「日本のお寺・神社 絶壁建築めぐり」が全国の書店、ネット書店にて発売開始!
断崖や山の斜面に建てられた日本独特の寺社建築である「懸造り(かけづくり)」。参拝するだけでも‟修行”に値する、たどり着くのも困難な場所に建てられている秘境寺社のガイド書がこのたび(株)G.B.より発売されました。
急峻な崖や山の斜面にへばりつくように建てられた寺社建築を「懸造り(かけづくり)」(または懸崖造り、崖造り)といいます。断崖絶壁や洞窟、巨岩の上など、危険ともいえる場所に建てられたこのような建築物は、日本独特の建築芸術といえ、日本全国に300ヶ所以上も存在しています。もともと修験道など独自の山岳信仰が発展し、崖や岩屋などに神仏を祀る文化が生まれ、そこからこのような建築物が出来たと考えられ、日本人の信仰と深く結びついた建築様式ということができます。しかし、深い山中や険しい自然の中にあることから守る人も少なく、失われつつある懸造りもあります。
本書では、山上や断崖絶壁、洞窟などに建てられた懸造りの中から選りすぐった100ヶ所の寺社建築をすべて写真付きで掲載しています。京都清水寺のような有名どころから山奥にひっそりたたずむ社殿まで、寺社好きの人みならず、秘境好きや絶景好き、建築好きの人たちにもおすすめの1冊です。
もちろん寺社ガイド書として十分使えるよう、アクセス情報や諸データも掲載寺社ごとに掲載。
その殆どが著者の飯沼義弥氏自らが取材し撮影したもので、日本宗教史研究家の渋谷申博先生監修の元、すべて書き下しています。
今に伝わる貴重な懸造りの全貌を網羅する本書は、日本のいにしえを横断する冒険の書ということもできるのです。
自然と先人たちの熱い信仰心、そして建築への執念が結晶した絶景をめぐる旅へ本書を持って出かけましょう。
(著者と監修者)
著者/飯沼義弥(いいぬまよしや)
1972年長野県長野市生まれ。
宇都宮大学工学部卒 ITコンサルタント。
地理・歴史好きなことから、海外旅行で世界遺産めぐりをしていたが、突如、日本建築のすばらしさに目覚め、2008年より全国の神社仏閣、城郭めぐりを始める。その他趣味はスキー、スキューバダイビング。
Web:「日本の懸造り」http://kakezukuri.omiki.com
Instagram:@kakezukuri
監修/渋谷申博(しぶやのぶひろ)
1960年東京生まれ。日本宗教史研究家。早稲田大学第一文学部卒。『0からわかる神道のすべて』(三笠書房)、『歴史さんぽ 東京の神社・お寺めぐり』(G.B.)ほか著書多数。よみうりカルチャーなどで神話をテーマとした
講座も開講している。
タイトル:日本のお寺・神社 絶壁建築めぐり
著者:飯沼義弥
ISBN:978-4-906993-72-7
定価:1600円+税
刊行形態:A5判並製書籍 160p オールカラー
発売日:2019年6月22日
全国の書店・ネット書店にて発売中
【お問い合わせ先】
発行・発売:株式会社G.B.(ジー・ビー)
〒102-0072
東京都千代田区飯田橋4-1-5
https://www.gbnet.co.jp
TEL:03-3221-8013 FAX:03-3221-8814
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