少子高齢化・経済格差・子どもの貧困・過疎化など、複雑な社会課題の解決に挑む社会起業家を多数輩出!社会起業家の登竜門社会起業塾イニシアティブ2017年度 塾生募集
~卒塾生100名突破。卒塾生の87%が事業継続、各分野で活躍するスタートアップ支援プログラム~◆ エントリー〆切 : 6月5日(月) 昼12:00まで ◆
2002年、社会起業家という言葉がまだほとんど認知されていなかった時代にNECとの協働でスタート。2010年には花王、横浜市をオフィシャル・パートナーに、電通をプログラム・パートナーに迎えました。そして2015年にエヌエヌ生命保険株式会社、2016年にNTTドコモをオフィシャル・パートナーに迎え、『社会起業塾イニシアティブ』は、これまでに100名の社会起業家を選抜し、その創業期をサポートしてきました。卒塾生たちはさまざまな社会課題にアプローチし、大きなインパクトを生み出し始めています。
今年度は、パートナー各社の専門性やリソースを活かした卒塾生向けの支援プログラムも開始。15年間培ってきた起業家やパートナーのコミュニティによる成長・インパクトの相互効果創出を目指します。5月11日より、9名の社会起業家を募集いたします。
課題解決の担い手として注目が高まる社会起業家 ~企業による支援や本業での協働に向けた動きも加速
世界でも例が無い超高齢社会を迎える日本。それにより経済格差やコミュニティの崩壊、過疎化などさまざまな社会問題が加速度的に増加するなか、イノベーティブな発想で解決手法を示す社会起業家(ソーシャルアントレプレナー)は新しい公の担い手として大きな期待が寄せられています。
また、課題解決視点からビジネスを生み出す彼らの動きは、新しい社会的価値を生み出す事業の起点として企業も注目しています。花王では、本年度より新たに「これからの新しい生活文化をつくる」というテーマでの募集を開始し、生活者に寄り添って、より良い暮らしに向けた基盤づくりに取り組む社会起業家を支援します。
また、社会起業家と協働・連携や、NPO活動への社員参画なども盛んになっており、NECでは卒塾生と課題解決のためのソリューション開発を目指します。課題の最前線のニーズを知る起業家と企業リソースを掛け合わせることで、更なるインパクト拡大や価値創造を目指していきます。
国内外、さまざまな課題解決の現場で活躍する社会起業家が、創業期に本プログラムに参加
ブレないミッションと、課題の本質に向き合う粘り強さを備えた社会起業塾の卒塾生たち。社会に対し確かなインパクトを生み出し始めており、その活動は、国内外で高い評価を得ています。
<おもな卒塾生>
◆村田 早耶香 /認定NPO法人かものはしプロジェクト 共同代表(2003年度NEC社会起業塾生)
カンボジアの児童売買春・人身売買問題の解決を目指し、農村で職業訓練と雇用の機会を提供
06年 日経ウーマン「ウーマン・オブ・ザ・イヤー2007」リーダーシップ部門を至上最年少で受賞
07年国際青年会議所主催、過去にケネディやキッシンジャーが受賞したTOYP(傑出した若者賞)受賞
◆今村 久美 / 認定NPO法人カタリバ 代表理事(2004年度NEC社会起業塾生)
高校生を対象としたキャリア教育プログラムの推進。震災後は被災地での放課後学校“コラボ・スクールの運営も。
08年 日経ウーマン「ウーマン・オブ・ザ・イヤー2009」キャリアクリエイト部門を受賞
14年 第1回日経ソーシャルイニシアチブ大賞受賞 東北部門賞受賞
◆堀江 敦子 / スリール株式会社 代表取締役社長(2010年度 花王社会起業塾生)
大学生が共働き家庭に入り、「仕事と子育ての両立」のリアルを学ぶ「ワーク&ライフ・インターン」事業を提供。
13年 日経ウーマン誌「次世代ガール25人」に選出
14年 AERA誌にて「日本を突破する100人」に選出
◆小沼 大地 / NPO法人クロスフィールズ 代表理事(2011年度NEC社会起業塾生)
「留職」プログラムを通じ、企業・行政・NPOという領域の枠を超えて働く機会を提供 11年 世界経済フォーラム(ダボス会議)グローバルシェイパーに選出
14年 第2回日経ソーシャルイニシアチブ大賞新人賞受賞
15年独立行政法人中小企業基盤整備機構「Japan Venture Awards 2015」NPO法人で史上初受賞
■社会を変える計画を描く6か月間のプログラム(期間:2017年9月~2018年3月)
事業を推進しながら、先輩起業家や仲間とともに重要な経営課題に取り組んでいくことで、事業を創り加速させていくために必要な機会を提供しています。
先輩経営者を交えた経営戦略会議
コーディネーターによる定期面談
・社会課題の解決に徹底的に向き合う研修
2か月に1度の合同研修合宿
実践に向けた事業計画の作成
・継続的に学び合う起業家コミュニティ
起業塾生による相互メンタリング
卒塾生同士の連携の機会
■社会起業塾イニシアティブ2017 参加募集概要
応募方法・詳細はこちら ⇒ http://kigyojuku.etic.or.jp/
●対象となる事業
1 : 社会的課題の解決を目的に行われる事業(営利法人/非営利法人は問いません)
2 : 量(優れたモデル性による影響の拡大など)、あるいは質的に卓越した社会的インパクトの創出
(政策や社会システムの変革など)を志向する事業
●対象となる団体
1 : 顧客/当事者に対してサービスやプログラムを提供した実績があるなど、すでに事業や活動を開始していること(法人化の有無は問いません)
2 : 代表者をはじめ、活動の中心メンバーが35歳以下程度であること(学生・社会人の区別は問いません)
●募集団体:
NEC社会起業塾2団体、花王社会起業塾3団体、NTTドコモ社会起業塾2団体
特別メンバー2団体(9団体程度選定予定)
●選考スケジュール 6月5日正午エントリー締め切り/ 8月29日 最終選考会
●プログラムスケジュール
2017年9月18日~20日 キックオフ合宿
11月15日~16日 戦略合宿 2018年1月18日 レビューミーティング
3月15日 最終報告会
そのほか、オフィシャル・パートナー企業担当者や関係部署のサポートや、プログラム・パートナーによるセミナーを開催
▼社会起業塾イニシアティブについて
企業・行政が協働し、社会起業家を育成
2002年よりNECとの協働で社会起業家支援プログラムを開始。社会起業家の支援・連携を通じて社会イノベーション創出や戦略的社会貢献を推進するプラットフォームとして2010年より「社会起業塾イニシアティブ」を設立。オフィシャル・パートナーは、NEC(NEC社会起業塾)、花王株式会社(花王社会起業塾)、株式会社NTTドコモ(NTTドコモ社会起業塾)、プログラム・パートナーとして、株式会社電通が参画。これまでに100名の社会起業家を育成。社会起業家が、企業や行政と連携・協働することで、社会課題の解決を加速させることを目指します。卒塾生100名のうち、約6割が官公庁・行政と、約9割が民間団体と組織を超えた連携をしながら、社会変革を目指し取り組んでいます。また、中長期的には、パートナー企業の人材育成や事業創出につながることも期待しています。
社会起業塾で得られたもの
▼NPO法人ETIC. ~人をつくる、社会をつくる、日本をつくる
新しい事業づくりを通して次世代社会を創り出すことに挑戦する起業家型リーダーを育成・輩出し、社会に新しい生き方・働き方のスタイルを提案するNPO法人。ベンチャー企業やNPO、大手企業の新規事業部などで、学生が事業の成功に貢献することを目指して取り組む「長期実践型インターンシップ」(97年~)、社会起業家を志す若者の事業プランコンペティション「STYLE」(02年~)、社会的事業を立ち上げる若者を支援する「NEC社会起業塾」(02年~)、地域に根付いた若者の挑戦機会を創り出す事業を応援する「チャレンジコミュニティ創成プロジェクト」(04年~)など、現在では全国100地域で人材育成プログラムを実施。東日本大震災を受け、「震災復興リーダー支援プロジェクト」も開始(11年~)。これまでに、約5000名の若者たちが変革・創造の現場に参画。現在までに700名以上の起業家を輩出。
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