日本女子大学生チーム×明治×シキボウの協働プロジェクト 10月5日~7日開催「Femtech Tokyo」にてZ世代へ向けたライフスタイルを提案
フェムケアを通した女性活躍社会の実現に向けた活動を開始
※日本女子大学(Japan Women’s University)の略称
■日本女子大学生有志チーム「Be free.」について
「Be free.」は、日本女子大学生有志43名による同世代へのフェムケア・フェムテックの普及促進を目指す活動チームで、2023年6月に発足しました。家政学部食物学科を主体とし、1年生から4年生までの全学年が参加しています。明治の広報部メンバーが外部ゲストとして参加した2021年度、2022年度のJWU社会連携科目「社会連携を学ぶB」での授業において、社会課題の解決を目指す新たな食育活動として「大学生にとっての食を通じたケア」を明治に提案したことがチーム発足のきっかけとなりました。
■ 「食」と「衣」の企業と学生の連携によるZ世代に向けた新たなライフスタイル提案
本協働プロジェクト発足にあたり、明治から女性のカラダを手軽においしく、食で応援するブランド「明治 フェムニケアフード」の開発・マーケティングを担当する乳幼児・フェムニケアマーケティング部が活動に参加。さらに、JWU社会連携科目を担当し、今回の活動を指導する日本女子大学の田井中慎非常勤講師を通じ、女性社員によるフェムテック・プロジェクトチーム「Méchi(ミチ)」を立ち上げている繊維メーカーのシキボウも参加しました。「食」と「衣」の2社と学生の交流を通じて、製品・サービスの規格や機能などに縛られず、学生たちの自由な目線で、「女性たちで、自分の身体と心の健康と豊かな生活を作り上げるための新たなライフスタイル」としてフェムケア・フェムテックを生活に取り入れていくことを提案していきます。
■ 女性活躍社会に向けた「Be free.」の活動
本プロジェクトのスタートに先駆け、学生たちは、自分たちと周りの友人、知人、家族を対象としたアンケート調査を実施し、女性が日頃、「生理や体調不良でも我慢をしている」「もっと本音を言いたい」という気持ちを持っていることがわかりました。女性たちの生活、そしてこれから自分たちが羽ばたいて行く社会に対し「もっと自由になろうよ!」という想いを乗せ、「Be free. 自分を解放しよう」というコンセプトを制定し、明治、シキボウと連携したプロジェクトが発足しました。
■ 「Be free.」×明治×シキボウの今後の取り組み
・2023年10月5日(木)〜7日(土):
「Femtech Tokyo」 (東京ビッグサイト 東7ホール 小間番号3-40にて)
https://www.femtech-week.jp/hub/ja-jp.html
明治、シキボウが共同でブース展示を行います。
「Make Ourselves “Be free” もっと自由に発想し、フェムケアをわたしたちゴトに。」をコンセプトとして「Be free.」のプロジェクトを紹介すると共に、学生たちがイメージするフェムケアを実践するライフスタイルの展示のほか、明治は「明治フェムニケアフード α-LunA(アルファルナ)」ブランドの展示、シキボウからはフェムテック機能加工(経血臭消臭・経血汚れ防汚・敏感肌対応・発熱など)を使用した繊維製品の展示を行います。
・2023年10月下旬〜:
日本女子大学生協における販売実証実験(日本女子大学 目白キャンパス 大学生協にて)
日本女子大学構内の大学生協店舗内に「Be free.」のメンバーが9月のワークショップで明治、シキボウと一緒に考案した「フェムケア・フェムテック販売コーナー」を設置します。2か月間の販売実証実験を行い、Z世代に対する情報発信の実践や今後のマーケティング戦略立案を行うための販売データ分析を行います。
■これまでのプロジェクトの活動
・2023年8月1日(火):
学内向けセミナー「Be Free. 自分を解放しよう~自分と向き合うフェムケアセミナー~」
(日本女子大学 百二十年館 JWUラーニング・コモンズかえでにて)
明治、シキボウをゲストに招き学生がフェムケア・フェムテックについて学ぶ学内セミナーを開催しました。学生が実施したアンケート結果の公表や明治、シキボウによる講義を行いました。
・2023年9月6日(水)、7日(木):
ワークショップ「フェムケアの自分たちゴト化を考える2日間」
(日本女子大学 百二十年館 JWUラーニング・コモンズかえでにて)
学生と明治、シキボウの担当者がグループに分かれ、フェムケア・フェムテックの普及浸透方策を考えるワークショップを行いました。同世代に向けた情報発信戦略の検討から始まり、「Femtech Tokyo」での共同ブース展示案や、日本女子大学生協の店頭に置かれる棚演出のプラン検討を行いました。
■ 参加企業、指導教員、学生のコメント
・日本女子大学 非常勤講師、株式会社4CYCLE代表取締役 田井中慎:
フェムケアは、当事者である女性だけではなく誰もが自由に活躍できる社会づくりのための製品、サービスではないでしょうか。今回の協働プロジェクトでは、これから社会に出ていく中間地点にいる大学生たちの眼差しを通じて、食と衣という生活そのもののあり方を提案していくと同時に、パートナーである明治様、シキボウ様と共になって活動することで学生たちが社会づくりを自分たちゴトとして捉えていく出会いとなることを期待しています。
・株式会社 明治 グローバルニュートリション事業本部 乳幼児・フェムニケアマーケティング部 吉田菜々絵:
「女性特有の健康課題」は長らくタブー視されてきましたが、現代女性の生活向上のためにフェムケアは今最も取り組むべき領域だと考えます。明治は女性の健康を支えるために「食」で手軽においしく寄り添う提案をしています。 そして商品の提供だけでなく、自分のカラダについて正しい知識を社会に広げていくことが重要だと考えています。当プロジェクトを通じて、次世代を担うみなさんと共にフェムケアをより身近な存在にするためのアイデアを考え、 自分らしく生きることができる社会を創っていければと思います。
・シキボウ株式会社 戦略素材企画推進室長 中条洋子:
始まったばかりのフェムテック市場において、繊維製品では「吸水ショーツ」が注目を集めています。しかし、シキボウでは「衣」が持つ可能性はもっと大きいと考えております。私たちが大事にしたいのは「フェムテック」の製品やサービスを通じて、女性達が自分自身の身体の事を知り、自分の健康やライフイベントを考え、その悩みに向きあう事。悩みを我慢するのではなく、みんなで共有し助け合う「新しいあたり前」を作るために何ができるのか、学生の皆さんと一緒に考えていきたいと思います。全ての人が健康で幸福な人生(ウェルビーイング)を送ることができる社会の実現のために。
・日本女子大学生有志チーム「Be free.」 参加学生 家政学部食物学科 永井純花:
私たちは、一人ひとりが自分らしく活躍できる社会を創りたいという思いで、この「Be free.」のプロジェクトを行っています。アンケートで集まった学生の心の声や、明治様、シキボウ様と行ったワークショップを通じ、私たち学生が、女性特有の健康問題に向き合い、「フェムケア」を広めていくことの重要性を学びました。 学生である私たちがアクションを起こし、家族や友人、そして次の世代へ輪を広げていくことで、自分の力を発揮して輝ける社会を創ることができると考えます。
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