「いじめは犯罪だからダメ!」と言いたくなる大人に、子どもと一緒に考えてほしいこと。『こども六法の使い方』9月1日刊行!
『こども六法』をより深く、より楽しく。大人向けの『こども六法』解説書。
株式会社弘文堂(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:鯉渕友南)は、『こども六法の使い方』を2021年9月1日に刊行いたします。2019年に刊行し大きな反響を呼んだ『こども六法』をどう活用すればよいのか、ユーモアを交えながらやさしい語り口で解説し、多様な人たちが共存できる社会のあり方を考えていきます。『こども六法』を手にした保護者のみなさま、教育現場に携わる方々をはじめ、すべての大人に向けた「これからの法教育」を考えるために必読の1冊です。
- 『こども六法』の反響
2019年8月に刊行された『こども六法』(弘文堂)。いじめが犯罪行為であることを子どもたちに知ってほしい、という著者の願いは、予想をはるかに超える支持を得ました。
けれど、「いじめは犯罪だからダメ!」と子どもに教えるだけでは、いじめを防止する効果はない、と著者は断言します。いじめをなくすためには、なぜ法律があるのか、法律と道徳はどこが違うのか、刑罰はなんのために科されるのか、といった法律の根底にある精神を理解したうえで、お互いにルールを守り、相手を尊重する気持ちを育てていくことが必要なのです。
- 『こども六法の使い方』の特長
『こども六法の使い方』では、いじめ・虐待・ネットリンチ・ブラック校則など、子どもたちを取り巻く社会問題について、ユーモアを交えながら法律特有の考え方を紹介します。
また、「法律は何のためにあるの?」「法律と道徳はどこが違うの?」といった根本的な疑問にも、やさしい語り口でていねいに答えます。
一向に減らないいじめや、いじめを苦にした自殺をなくすためにはまず大人たちが変わる必要があります。人権の価値を知り、多様な人たちが共存できる社会を実現させましょう。
お子さんと一緒に考えるためのヒントが満載です。ぜひ親子で話し合ってみてください。
- こども六法プロジェクトの応援者によるコラムを掲載!
●池上 彰(ジャーナリスト)
●尾木直樹(教育評論家)
●小森美登里(NPO法人ジェントルハートプロジェクト理事)
●下村健一(令和メディア研究所主宰)
●内藤朝雄(社会学者)
●信田さよ子(公認心理師、原宿カウンセリングセンター顧問)
●真下麻里子(弁護士、NPO法人ストップいじめ!ナビ理事)
- [こども六法プロジェクト]支援の輪が広がっています
著者が立ち上げた[こども六法プロジェクト]。「悩んでいる子どもを救うために、一人ひとりができること」というプロジェクトの理念には、『こども六法』の刊行を皮切りに賛同の声が集まり、出版社の垣根を越えて、子どもたちへ向けた書籍が続々と刊行されています。また、『こども六法』を各学校や学童保育施設などへ寄贈する読者の方がいらっしゃるなど、当プロジェクトへのサポートが広がり続けています。
『こども六法の使い方』でも引き続きこの理念のもと、子どもも大人も、誰もが安心して快適に過ごせる社会が実現する一助となることを願っています。
- 著者紹介
山崎 聡一郎(ヤマサキ・ソウイチロウ)
1993年、東京都生まれ。教育研究者、ミュージカル俳優、写真家。合同会社Art&Arts社長。慶應義塾大学SFC研究所所員。慶應義塾大学総合政策学部卒業。一橋大学大学院社会学研究科修士課程修了。修士(社会学)。学部時代に制作した『こども六法』を2019年に弘文堂より刊行。本書の取り組みが評価され、第54回新風賞受賞、第12回若者力大賞ユースリーダー賞受賞。その後、「知識を授けることでこどもを救う」という理念に共感したさまざまな出版社から支援を受け、「悩んだ子どもの選択肢を増やす」べく、多様な書籍を刊行。日本初の法教育学習塾「こども六法スクール」を運営するほか、法と教育学会正会員、日本学生法教育連合会正会員、NHK「いじめをノックアウト」番組委員などを務め、研究と実践の両面からいじめ問題に取り組んでいる。ミュージカル俳優としての顔も持ち、劇団四季「ノートルダムの鐘」、S&D Project「ひみつの箱には、」等に出演。板橋区演奏家協会理事。『こども六法』ほか著著多数。(2021年7月現在)
- 書籍情報
著 者:山崎聡一郎
イラスト:伊藤ハムスター
判 型:四六判
頁 数:256ページ
発売日:2021年9月1日
定価:1,430円(10%税込)
ISBN:978-4-335-55205-2
発行元:弘文堂
URL:https://www.koubundou.co.jp/book/b585924.html
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