AW3DⓇ全世界デジタル3D地図提供サービスが「第2回宇宙開発利用大賞 内閣総理大臣賞」を受賞
株式会社NTTデータ(以下:NTTデータ)と一般財団法人リモート・センシング技術センター(以下:RESTEC)が提供する「AW3DⓇ全世界デジタル3D地図提供サービス(以下:AW3D)」(注1)が、2016年3月18日に発表された、内閣府主催の第2回宇宙開発利用大賞において、宇宙開発利用の推進に多大な貢献をし、極めて顕著な功績を認められる事例に贈られる「内閣総理大臣賞」を受賞しました。
「宇宙開発利用大賞」は、宇宙開発利用の推進において大きな成果を収め、先導的な取り組みを行うなど、宇宙開発利用の推進に多大な貢献をした事例に対し、その功績をたたえる表彰制度です。
今回AW3Dはその高い技術力と、世界60カ国にわたる幅広いサービス提供を通じて、世界各国の産業・行政をはじめとする社会基盤の高度化・効率化を支援し、日本の宇宙開発利用の普及啓発に大きく貢献したことが評価され、もっとも優れた事例に贈られる「内閣総理大臣賞」を受賞しました。
NTTデータとRESTECは、これからもAW3Dの事業を通じて、世界規模の地理空間情報の利用拡大、市場創出ならびに関連産業の振興に取り組んでいきます。
「宇宙開発利用大賞」は、宇宙開発利用の推進において大きな成果を収め、先導的な取り組みを行うなど、宇宙開発利用の推進に多大な貢献をした事例に対し、その功績をたたえる表彰制度です。
今回AW3Dはその高い技術力と、世界60カ国にわたる幅広いサービス提供を通じて、世界各国の産業・行政をはじめとする社会基盤の高度化・効率化を支援し、日本の宇宙開発利用の普及啓発に大きく貢献したことが評価され、もっとも優れた事例に贈られる「内閣総理大臣賞」を受賞しました。
NTTデータとRESTECは、これからもAW3Dの事業を通じて、世界規模の地理空間情報の利用拡大、市場創出ならびに関連産業の振興に取り組んでいきます。
【宇宙開発利用大賞について】
宇宙開発利用の推進において大きな成果を収め、先導的な取り組みを行うなど、宇宙開発利用の推進に多大な貢献をした事例に対し、その功績をたたえることにより、わが国の宇宙開発利用のさらなる進展や宇宙開発利用に対する国民の認識と理解の醸成に寄与することを目的とした表彰制度です。宇宙開発利用大賞は平成25年度に創設され、今回で2回目の開催です。
第2回宇宙開発利用大賞 受賞結果 http://www8.cao.go.jp/space/prize/prize.html
【AW3Dについて】
「AW3D全世界デジタル3D地図提供サービス」は、宇宙航空研究開発機構(以下:JAXA)と連携し、JAXAの陸域観測技術衛星「だいち(ALOS:エイロス)」(注2)によって撮影された約300万枚の衛星画像を用いた、世界で初めて5m解像度の数値標高モデル(DEM)(注3)で世界中の陸地の起伏を表現する3D地図として、2014年2月にサービス提供を開始しました。さらに、2015年5月には、都市計画等の分野において利用を広げるために、都市エリアを中心として、「建築物」レベルの細かな起伏を表現可能な2m解像度の高精細版3D地図の提供を開始しました。
従来の航空写真などを用いた手法と比べ、約1/4以下のコスト、かつ最短1週間の短納期で精細な3D地図データが入手できること、ならびに、それまでの30m~90m解像度の世界3D地図から大幅に精度が向上したことから、特にアジアやアフリカをはじめとする新興国において、地図整備、防災対策、電力分野の発電計画、資源分野の鉱区探査、衛生分野における疫病の感染拡大の対策、都市計画や設備計画など、幅広い分野へ利用が広がっています。世界最高精度の3D地図技術、充実した製品ラインアップ、国内外サポート体制により、世界60カ国での利用におよぶ新たな市場拡大に成功すると共に、国内外における防災・資源・都市計画・電力・通信サービス等の効率化と高度化に貢献してきました。
(参考)「AW3D」 Webサイト http://aw3d.jp/
【今後について】
NTTデータとRESTECは、これからも、3D地図および関連サービスの提供を通じて、地理空間情報の利用拡大、市場創出ならびに関連産業の振興に取り組んでいきます。
(注1)デジタル3D地図:地表の3次元座標値(水平位置と高さ)が記録されたデータ。高さを示す数値標高モデル(Digital Elevation Model, DEM)と、水平位置を示す正射投影(オルソ補正)画像の2種類のデータから構成されます。正射投影画像とは上空から撮影された画像の地形にともなうゆがみを除去し、正しい位置情報を付与した画像です。
(注2) 陸域観測技術衛星「だいち」(ALOS, エイロス):2006年1月から2011年5月まで運用された日本の地球観測衛星で、高精細な全世界観測を実施し、地図作成・更新、災害状況把握、地域環境観測等に貢献しました。本事業では運用期間中に撮影された約650万枚の画像のうち、パンクロマチック立体視センサー(PRISM, プリズム)が撮影した被雲が少ない約300万枚を活用しています。
(注3)数値標高モデル(Digital Elevation Model, DEM):地表面の地形のデジタル表現で、ある格子点間隔ごとの高さの値をデジタル化したものです。解像度はデータの精細さの尺度です。5m解像度は5mの格子間隔で高さの値を記録していることを意味します。
なお、これまで全世界規模で整備された地図には、米国が2000年にスペースシャトルを用いて観測したデータによる90mおよび30m解像度の数値標高モデル(2003年に第一版公開)、米国と日本が共同で2000年から観測した衛星画像による30m解像度の数値標高モデル(2009年に第一版公開)があります。
※「AW3D」は、株式会社NTTデータと一般財団法人リモート・センシング技術センターの登録商標です。
※本ニュースリリースは株式会社NTTデータと一般財団法人リモート・センシング技術センターが共同で配信しています。重複して配信されることがありますが、ご了承願います。
宇宙開発利用の推進において大きな成果を収め、先導的な取り組みを行うなど、宇宙開発利用の推進に多大な貢献をした事例に対し、その功績をたたえることにより、わが国の宇宙開発利用のさらなる進展や宇宙開発利用に対する国民の認識と理解の醸成に寄与することを目的とした表彰制度です。宇宙開発利用大賞は平成25年度に創設され、今回で2回目の開催です。
第2回宇宙開発利用大賞 受賞結果 http://www8.cao.go.jp/space/prize/prize.html
【AW3Dについて】
「AW3D全世界デジタル3D地図提供サービス」は、宇宙航空研究開発機構(以下:JAXA)と連携し、JAXAの陸域観測技術衛星「だいち(ALOS:エイロス)」(注2)によって撮影された約300万枚の衛星画像を用いた、世界で初めて5m解像度の数値標高モデル(DEM)(注3)で世界中の陸地の起伏を表現する3D地図として、2014年2月にサービス提供を開始しました。さらに、2015年5月には、都市計画等の分野において利用を広げるために、都市エリアを中心として、「建築物」レベルの細かな起伏を表現可能な2m解像度の高精細版3D地図の提供を開始しました。
従来の航空写真などを用いた手法と比べ、約1/4以下のコスト、かつ最短1週間の短納期で精細な3D地図データが入手できること、ならびに、それまでの30m~90m解像度の世界3D地図から大幅に精度が向上したことから、特にアジアやアフリカをはじめとする新興国において、地図整備、防災対策、電力分野の発電計画、資源分野の鉱区探査、衛生分野における疫病の感染拡大の対策、都市計画や設備計画など、幅広い分野へ利用が広がっています。世界最高精度の3D地図技術、充実した製品ラインアップ、国内外サポート体制により、世界60カ国での利用におよぶ新たな市場拡大に成功すると共に、国内外における防災・資源・都市計画・電力・通信サービス等の効率化と高度化に貢献してきました。
(参考)「AW3D」 Webサイト http://aw3d.jp/
【今後について】
NTTデータとRESTECは、これからも、3D地図および関連サービスの提供を通じて、地理空間情報の利用拡大、市場創出ならびに関連産業の振興に取り組んでいきます。
(注1)デジタル3D地図:地表の3次元座標値(水平位置と高さ)が記録されたデータ。高さを示す数値標高モデル(Digital Elevation Model, DEM)と、水平位置を示す正射投影(オルソ補正)画像の2種類のデータから構成されます。正射投影画像とは上空から撮影された画像の地形にともなうゆがみを除去し、正しい位置情報を付与した画像です。
(注2) 陸域観測技術衛星「だいち」(ALOS, エイロス):2006年1月から2011年5月まで運用された日本の地球観測衛星で、高精細な全世界観測を実施し、地図作成・更新、災害状況把握、地域環境観測等に貢献しました。本事業では運用期間中に撮影された約650万枚の画像のうち、パンクロマチック立体視センサー(PRISM, プリズム)が撮影した被雲が少ない約300万枚を活用しています。
(注3)数値標高モデル(Digital Elevation Model, DEM):地表面の地形のデジタル表現で、ある格子点間隔ごとの高さの値をデジタル化したものです。解像度はデータの精細さの尺度です。5m解像度は5mの格子間隔で高さの値を記録していることを意味します。
なお、これまで全世界規模で整備された地図には、米国が2000年にスペースシャトルを用いて観測したデータによる90mおよび30m解像度の数値標高モデル(2003年に第一版公開)、米国と日本が共同で2000年から観測した衛星画像による30m解像度の数値標高モデル(2009年に第一版公開)があります。
※「AW3D」は、株式会社NTTデータと一般財団法人リモート・センシング技術センターの登録商標です。
※本ニュースリリースは株式会社NTTデータと一般財団法人リモート・センシング技術センターが共同で配信しています。重複して配信されることがありますが、ご了承願います。
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