ロボティクスプラットフォーム「rapyuta.io」を提供するRapyuta Roboticsと安川電機が資本業務提携
安川電機の知見と、ロボティクスプラットフォームを提供するRapyuta Roboticsが融合することで、複数ロボットの連携ソリューション等の新たな付加価値の創造を目指します。
2020年2月17日
報道関係各位
ロボティクスプラットフォーム「rapyuta.io」を提供するRapyuta Robotics株式会社(東京都中央区、 代表取締役 CEO: Gajan Mohanarajah、以下「Rapyuta Robotics」)は、産業用ロボットとモーションコントロール分野における世界的なリーダーである株式会社安川電機(福岡県北九州市、代表取締役: 小笠原浩、証券コード: 6506、以下「安川電機」)と資本業務提携を締結いたしました。
■ 背景と狙い
産業用ロボットのグローバルリーダーである安川電機の知見と、ロボティクスプラットフォームを提供するRapyuta Roboticsが融合することで、ロボティクスプラットフォームに接続されるロボットの種類を増やし、複数ロボットの連携ソリューション等の新たな付加価値を生み出すことを目指します。
ロボティクスは成長期にあり、その中でもROS(Robot Operating System)を利用したロボットの普及が加速し、その重要性が高まりつつあります。これまでは、一つのタスクや同一種類のロボットソリューションが主でしたが、近時はオペレーションの効率化や省人化のニーズの高まりに伴い、多種多様なロボットとの複合的なソリューションへのニーズが高まっています。そこで、複数台や複数種類のロボット連携を実現するためのエンタープライズ向けのロボット開発・運用インフラや群制御AIに強みを持つRapyuta Roboticsと安川電機が連携することで、柔軟性とスケーラビリティのあるソリューションラインナップの拡充を目指します。
また、オープンなグローバルエコシステム構築を目指すRapyuta Roboticsと、安川電機がパートナーシップを組むことでオープンイノベーションを推進します。これまでの産業用ロボットは、大企業向け且つファクトリーオートメーションの特定用途向けが主流でした。しかし、両社の提携により、柔軟性が高く優れたソリューションを人的資源及び財務的な余力が限られている中小企業も含めた幅広いお客様に利用されることを期待しています。
具体的なプロジェクトとしては、アーム型ロボットとAMR(搬送ロボット)など複数かつ形態の違うロボットが連携して動く製造現場、物流現場などでの自動化などを想定しております。
■ Rapyuta Robotics株式会社について
Rapyuta Robotics株式会社は、アインシュタインを始め数々の著名研究者を輩出しているチューリッヒ工科大学(ETH Zürich)からスピンオフした大学発ベンチャーです。「ロボットを便利で身近に」をビジョンに掲げ、世界でも最先端の制御技術及び人工知能技術を活用した次世代ロボティクスプラットフォーム「rapyuta.io」の開発を行っています。日本に本社を置き、主に大手事業会社様にロボットを活用した自動化ソリューションの提供を行っています。
会社名: Rapyuta Robotics株式会社
本社: 104-0033 東京都中央区新川1丁目-29-13 永代橋エコピアザビル8F
代表者: 代表取締役CEO Gajan Mohanarajah
設立: 2014年7月
ウェブサイト: https://www.rapyuta-robotics.com/ja/
本リリースに関するお問い合わせ先:
お問い合わせは、以下のアドレスまで電子メールにてお願い申し上げます。
info@rapyuta-robotics.com
■ 株式会社安川電機について
会社名: 株式会社安川電機
本社: 806-0004 福岡県北九州市八幡西区黒崎城石2番1号
代表者: 代表取締役社長 小笠原 浩
創立: 1915年(大正4年)7月16日
ウェブサイト: https://www.yaskawa.co.jp/
本リリースに関するお問い合わせ先:
お問い合わせは、以下のアドレスまで電子メールにてお願い申し上げます。
yip@yaskawa.co.jp
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