コンチネンタルが描く未来の運転席:コックピットビジョン
コンチネンタルが国際モーターショー(IAA)で未来のコックピットの姿を発表
デジタルモビリティ、情報量の急増、ますますつながり、モバイル化していくライフスタイルの変容などが要因となり、車内の情報伝達手段に関する要件が高まっています。従来のディスプレーやオペレーティングシステムは急速に限界に達しているのです。自動運転の実現には、ドライバーが、車内で平常通りにリラックスできるような、まったく新しいコックピットデザインが必要です。自動車の未来を理解することは、開発を遅延なく進めていくために不可欠です。このような理由から、コンチネンタルは、独フランクフルトで開催される国際モーターショー2017(IAA)で、未来のコックピットの姿を発表します。「車のインテリアにおける革新は、自動化され、相互につながる未来のモビリティへの道を切り開いています。シームレスに新しい形に変更できるインターフェースフェース。将来的には、デジタルミラーや車両周辺環境の大規模な拡張など、すべての機能が利用可能になります。コンチネンタルのコックピットビジョン2025では、車のインテリアに革命を起こすデザインを発表します」とコンチネンタルの計器&ドライバーHMI事業部長、フランク・ラーベ(Frank Rabe)は述べます。
拡張現実グラスを使用した複合現実モデルのデモでは、計器がないクレイモデルが未来のコックピットへと変貌する姿を見ることができます。操作と娯楽の要素に加えて、革新的ソリューションを説明する簡単なアニメーションを見ることができます。「ユーザーがコンチネンタルのビジョンに入った途端、未来のコックピットが特定の運転状況にスムーズかつ動的に適応することに気づくでしょう」とラーベは話します。たとえば、自動運転中は、特定の機能やディスプレーが非表示になりますが、インテリジェントなインターフェースのおかげで、必要なときに表示され、アクセスできるようになります。「これにより、柔軟性があり、あらゆる機能を内包したコックピットが誕生します」とラーベは述べます。
このビジョンを実現するために、コンチネンタルは、すべての車両の入出力デバイスを制御するのに必要なハードウェアと、単一の電子制御ユニット(ECU)を備えたモバイルデバイスをすでに開発しています。IIPと呼ばれる統合インテリアプラットフォームは、包括的HMIへの重要なステップであり、セントラルコンピュータとして機能する車両コックピットを、ドライバー自身とドライバーのモバイルデバイス、他の交通参加者、インフラ、クラウドとリンクします。
コンチネンタルの戦略的アプローチ
コンチネンタルは、コックピットビジョン2025を開発するために、トレンドの進展と未来を見据えながら、戦略的かつ洞察的なアプローチを取りました。その中で、まずは2030年に向けて、たとえば、車の所有、環境意識、および世間における価格意識に対する意見に関し、異なる7つのシナリオを特定することに取り組みました。次に、各市場に対してどのシナリオが最適かを判断し、3大陸6か国でワークショップを開催し、さまざまなシナリオについて最も多様なビジョンを生み出そうとしました。専門家は、これらのプロセスから得た内容を、現在のトレンドや予測と比較し、トレンドおよび技術分析、国情、適用法に関する情報などの成果物にまとめました。「これにより、新製品、サービス、デザインの要素に関し、魅力的なアイデアが生み出されました。これらのすべては、ドライバーのユーザーエクスペリエンスに重点を置いていました。私たちは、コックピットビジョン2025で、有望なビジョンを提示し、研究成果を徐々に具体化していく予定です」とラーベはまとめています。
本プレスリリースは、現地時間2017年9月7日に、ドイツ・バーデンハウゼンで発表した内容の参考訳です。 万が一、英文原文と意味合いが異なる部分がある場合には英文が優先されます。
コンチネンタルは、持続可能でコネクテッドなモビリティの未来に向けた革新的な技術を開発しています。その歴史は1871年にさかのぼり、テクノロジーカンパニーとして、安全、効率的、快適、お客様のニーズに適した最大価値のソリューションを提供します。2016年度の売上高は405億ユーロで、世界56カ国に23万人以上の従業員を擁しています。
インテリア部門では、車内外の情報マネジメントを中心にビジネス展開し、さまざまな車両向けに幅広い製品を提供しています。製品群には計器、マルチ機能ディスプレー、ヘッドアップディスプレー、制御デバイス、アクセスとタイヤ情報システム、ラジオ、インフォテインメントシステム、インプット機器、空調制御ユニット、ソフトウェア、コックピット、テレマティクスソリューション・サービス、高度道路交通システムを含みます。2016年売上高は83億ユーロで、世界に43,000人以上の従業員を擁しています。
関連リンク
コンチネンタル・コーポレーション: www.continental-corporation.com/ja-jp/
プレスポータル: www.continental-press.com
コンチネンタル・ジャパン公式フェイスブック:https://www.facebook.com/continental.japan.18711008/
コンチネンタルが描く未来の運転席
拡張現実グラスを使用した複合現実モデルのデモでは、計器がないクレイモデルが未来のコックピットへと変貌する姿を見ることができます。操作と娯楽の要素に加えて、革新的ソリューションを説明する簡単なアニメーションを見ることができます。「ユーザーがコンチネンタルのビジョンに入った途端、未来のコックピットが特定の運転状況にスムーズかつ動的に適応することに気づくでしょう」とラーベは話します。たとえば、自動運転中は、特定の機能やディスプレーが非表示になりますが、インテリジェントなインターフェースのおかげで、必要なときに表示され、アクセスできるようになります。「これにより、柔軟性があり、あらゆる機能を内包したコックピットが誕生します」とラーベは述べます。
車両インテリアが個別の状況に柔軟かつ動的に適応
ドライバーは非言語で自分の意思を車両に伝える
このビジョンを実現するために、コンチネンタルは、すべての車両の入出力デバイスを制御するのに必要なハードウェアと、単一の電子制御ユニット(ECU)を備えたモバイルデバイスをすでに開発しています。IIPと呼ばれる統合インテリアプラットフォームは、包括的HMIへの重要なステップであり、セントラルコンピュータとして機能する車両コックピットを、ドライバー自身とドライバーのモバイルデバイス、他の交通参加者、インフラ、クラウドとリンクします。
未来のコックピットのコントロールセンターとなる統合インテリアプラットフォーム(IPP)
コンチネンタルの戦略的アプローチ
コンチネンタルは、コックピットビジョン2025を開発するために、トレンドの進展と未来を見据えながら、戦略的かつ洞察的なアプローチを取りました。その中で、まずは2030年に向けて、たとえば、車の所有、環境意識、および世間における価格意識に対する意見に関し、異なる7つのシナリオを特定することに取り組みました。次に、各市場に対してどのシナリオが最適かを判断し、3大陸6か国でワークショップを開催し、さまざまなシナリオについて最も多様なビジョンを生み出そうとしました。専門家は、これらのプロセスから得た内容を、現在のトレンドや予測と比較し、トレンドおよび技術分析、国情、適用法に関する情報などの成果物にまとめました。「これにより、新製品、サービス、デザインの要素に関し、魅力的なアイデアが生み出されました。これらのすべては、ドライバーのユーザーエクスペリエンスに重点を置いていました。私たちは、コックピットビジョン2025で、有望なビジョンを提示し、研究成果を徐々に具体化していく予定です」とラーベはまとめています。
本プレスリリースは、現地時間2017年9月7日に、ドイツ・バーデンハウゼンで発表した内容の参考訳です。 万が一、英文原文と意味合いが異なる部分がある場合には英文が優先されます。
コンチネンタルは、持続可能でコネクテッドなモビリティの未来に向けた革新的な技術を開発しています。その歴史は1871年にさかのぼり、テクノロジーカンパニーとして、安全、効率的、快適、お客様のニーズに適した最大価値のソリューションを提供します。2016年度の売上高は405億ユーロで、世界56カ国に23万人以上の従業員を擁しています。
インテリア部門では、車内外の情報マネジメントを中心にビジネス展開し、さまざまな車両向けに幅広い製品を提供しています。製品群には計器、マルチ機能ディスプレー、ヘッドアップディスプレー、制御デバイス、アクセスとタイヤ情報システム、ラジオ、インフォテインメントシステム、インプット機器、空調制御ユニット、ソフトウェア、コックピット、テレマティクスソリューション・サービス、高度道路交通システムを含みます。2016年売上高は83億ユーロで、世界に43,000人以上の従業員を擁しています。
関連リンク
コンチネンタル・コーポレーション: www.continental-corporation.com/ja-jp/
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コンチネンタル・ジャパン公式フェイスブック:https://www.facebook.com/continental.japan.18711008/
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