薬剤耐性(AMR)対策の普及啓発活動のさらなる促進を図る施策『AMR対策の教育啓発ツールを公開』

2018年6月よりウェブサイト上でアクセス可能

 国立国際医療研究センター病院AMR臨床リファレンスセンター(厚生労働省委託事業)は、昨年度、薬剤耐性(AMR)対策の啓発活動の1つとして、都内の小学校で出張授業を行いました。感染症や薬剤耐性、抗菌薬についての話、感染対策の実習を行い、好評をいただきました。ウイルスを原因とする風邪に抗菌薬が効かないこと、抗菌薬を適切に使うことの大切さや感染対策について児童に学んでもらうことは、今後の感染症対策、AMR対策につながります。

 そこで各地でこのような授業を展開できるよう、小学校高学年以上を対象とした教育啓発ツールを作成しました。教員や学校医、学校薬剤師の先生方が授業で使用できるスライド、まとめに使える動画、持ち帰って家族にも見てもらえるリーフレットをセットにしたものです。これらのツールは、学校はもちろんのこと、地域の医療機関や保健所などでも一般向けのAMR対策の啓発活動に使用することが可能です。

 教育啓発ツールは、当センターが運営している情報サイトと、新設「AMRラーニング」サイト(薬剤耐性(AMR)について学べるeラーニングサイト)で、2018年6月より公開しております。情報サイトでは各ツールの概要を見ることができ、新設「AMRラーニング」サイトでは、各ツールをダウンロードできるだけでなく、授業展開例や正しい手洗いの仕方が学べる動画なども提供してまいります。

AMR対策の教育啓発に広くご活用いただければ幸いです。

■  情報サイトURL: http://amr.ncgm.go.jp/materials/
■【新設】AMRラーニングURL: https://amrlearning.ncgm.go.jp/ (登録制)

 

「情報サイト」は誰でもアクセスできます。
「AMRラーニング」は登録制です。登録後「教育実践コース」から各ツールにアクセスすることができます。
  授業展開例などもご覧いただけます。

▼スライド(15ぺージ)
 情報サイトではPDFファイルで公開します。
 AMRラーニングでは PowerPoint (パワーポイント) のファイルをダウンロードできます。


▼動画(約2分)
 日本語に加え、英語のナレーションも用意しております。
 AMRラーニングでは動画ファイルをダウンロードできます。


▼リーフレット(A4サイズ)
 説明用として、また持ち帰り資料として使用できます。

 

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会社概要

URL
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業種
医療・福祉
本社所在地
東京都新宿区戸山1-21-1
電話番号
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代表者名
大曲 貴夫
上場
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資本金
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設立
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