ゲート式駐車場においてデジタル障害者手帳「ミライロID」のQRコード機能を活用して減免手続きができるようになります。

～6月1日から花園中央公園駐車場にてサービス提供を開始し、同日体験会を開催します～

株式会社ミライロ

2023年5月25日 14時00分

デジタル障害者手帳「ミライロID」を運用する株式会社ミライロ（本社：大阪府大阪市、代表取締役社長：垣内俊哉）と、駐車場の運営管理を行うアマノマネジメントサービス株式会社（本社：神奈川県横浜市、代表取締役社長：小針宏之）は、ゲート式駐車場においてミライロIDのQRコード機能を用いて減免処理を行うことができるシステムを開発いたしました。それを受けて、東大阪花園活性化マネジメント共同体（代表企業：ＨＯＳ株式会社、本社：大阪府東大阪市、代表取締役社長：山澤正之）が指定管理として運営する花園中央公園（東大阪市）の駐車場において運用を開始します。

ミライロIDのQRコード機能は、障害者手帳を提示しなくても、障害者割引の適用を受けることができるのが特徴です。これまでは、フラップ式駐車場のみが連携対象となっていましたが、ミライロIDのQRコード機能のアップデートにより、ゲート式駐車場でも利用できるようになりました。

また、運用開始に伴い、6月1日（木）に花園中央公園駐車場にて体験会を開催します。ミライロIDのQRコード機能を用いた減免手続きを、障害のある方が体験する様子を取材していただけます。

運用時期

2023年6月1日（木）～

利用方法

【事前】

①ミライロIDアプリをダウンロードし、アカウントを作る。

②お持ちの障害者手帳を撮影・送信の上、登録を完了させる。

※送信後、ミライロID運営事務局にて、審査・登録を行います。

※障害者手帳の審査・登録には、3営業日程度を要します。

【駐車場料金の精算時】

①駐車券を挿入し、駐車料金を表示させる。

②電子決済端末の「ミライロID」ボタンを押下する。

③ミライロIDのQRコードを端末のカメラにかざす。

④駐車料金が割引されたことを確認し、精算する。

対象駐車場

花園中央公園駐車場第1

花園中央公園駐車場第2

花園中央公園駐車場第3

花園中央公園駐車場第4

体験会

■日時

　2023年6月1日（木）11時15分から（45分程度）

■場所

　花園中央公園駐車場第2（大阪府東大阪市吉田8-7）

　※詳細は以下のページをご参照ください。

　　https://www.hos-g.co.jp/hanazono-parking/

■内容

　【説明（約15分）】

　以下の内容をお伝えします。

　・「第4次東大阪市障害者プラン」について

　　　東大阪市　市長　野田義和

　・花園中央公園における駐車料金の減免について

　　　ＨＯＳ株式会社（東大阪花園活性化マネジメント共同体代表企業）　代表取締役社長　山澤正之

　・花園中央公園駐車場におけるこれまでの減免手続きと課題について

　　　アマノマネジメントサービス株式会社　代表取締役社長　小針宏之

　・ミライロIDとQRコードのスキャン機能について

　　　株式会社ミライロ　代表取締役社長　垣内俊哉

　【体験（約20分）】

　　駐車場精算機において、ミライロIDのQRコード機能を用いた減免手続きを、障害のある方に体験していただきます。その様子を撮影していただけます。

　【インタビュー（約10分）】

　　参加者にインタビューをしていただけます。

ミライロIDと駐車場精算機の連携イメージ

ミライロIDにてQRコードを表示させ、駐車場精算機にかざすことで、駐車料金の減免が適用されます。

ＨＯＳ株式会社について

心身ともに健康な生活を送るためのトータルサポート企業として運動文化施設を運営し、個々のニーズに合わせて最適な環境・サービスを提供することを目標としています。近年では指定管理施設の運営にも力を入れており、より市民の皆様の「健康」と「快適」のサポートをしていく所存です。2020年度10月より、東大阪花園活性化マネジメント共同体は、花園中央公園エリア施設の指定管理者として受託開始。（本駐車場は、2022年4月より駐車場の管理開始。）東大阪花園活性化マネジメント共同体は、ＨＯＳ株式会社/株式会社F.C.大阪/天正株式会社の3社で構成された共同体です。

アマノマネジメントサービス株式会社について

当社は、駐車場を利用するすべての方が快適であるために、より安全で、安心に利用できる駐車場管理の提供を行っています。駐車場を通して、街と車をつなぎ、地域を活性化させるとともに、安全・持続可能な交通社会の実現に取り組んでいます。

株式会社ミライロについて

障害＝バリアを取り除き、新たな価値＝バリューに転換することを意味する「バリアバリュー」を企業理念とし、インフラやソリューションを提供しています。主に、障害のある当事者の視点を活かしたユニバーサルデザインに関するリサーチ・コンサルティングや、デジタル障害者手帳「ミライロID」の開発・運営、ユニバーサルマナーに関する教育研修の企画・開催・運営などを行っています。

ミライロIDについて

障害者手帳を所有している方を対象としたスマートフォン用アプリケーションです。ユーザーは、障害者手帳の情報、福祉機器の仕様、求めるサポートの内容などをミライロIDに登録できます。公共機関や商業施設など、ミライロIDを本人確認書類として認めている事業者において、障害者手帳の代わりに活用することで、割引などが受けられます。

【HP】https://mirairo-id.jp/

【リリース日】2019年7月1日　

【参画する事業者の数】3,799事業者（2023年4月30日時点）

　　※現時点でミライロIDが使える場所（https://mirairo-id.jp/place/）