「第6回 服部真二賞」 受賞者決定のお知らせ
一般財団法人 服部真二 文化・スポーツ財団(所在地:東京都中央区、理事長:服部真二)は 、第6回 「服部真二賞」 の受賞者を決定しました。
本賞は、音楽やスポーツなどの分野において、発展・改革に挑むリーダー、世界に向けて挑戦している若い人、彼らを心身両面から支え育成に努めているコーチ・エキスパートを応援し、さらなる活躍のための環境づくりを行うことを目的としています。第6回目の「服部真二賞」受賞者は、次の6名の方々です。
授賞式は 11月1日(水)に関係者のみにて執り行います。当日の様子は、11月10日(金)より当財団HPにて公開いたします。
■服部真二賞
高いビジョンを持ち、音楽・スポーツの発展・改革に挑戦しつづけるリーダー Young Leader:
五輪と世界体操選手権における個人総合金メダル2冠、五輪史上最年少での男子個人総合金獲得など、日本のみならず世界男子体操界を牽引している
橋本大輝さん(体操選手)
■服部真二 音楽賞
世界をめざし、挑戦しつづける若い音楽家 Rising Star:
卓越したテクニックとグルーヴ感あふれる演奏で聴衆を魅了している期待のアーティスト
近藤利樹さん(ウクレレアーティスト)
■服部真二 スポーツ賞
世界をめざし、挑戦しつづける若いアスリート Rising Star:
両手打ちを武器としたキレのあるプレーと冷静な分析力が今後の成長を予感させる
佐脇京さん(テニスプレーヤー)
アスリートを支え、育成に尽くされているコーチ・エキスパート Inspiring Coach:
優れたコーチング力と巧みな戦術により素晴らしい実績を上げている
森保一さん(サッカー指導者)
■服部真二 特別賞
優れた業績を残し、音楽・スポーツの普及振興に貢献している音楽家・アスリート
日本のみならず世界を代表するジャズ界のレジェンドとして精力的に活動を続けている
北村英治さん(クラリネット奏者)
選手の成長を促す指導力と見事な采配で人々に夢と感動を与えてくれた
栗山英樹さん(2023WBC日本代表監督)
<過去の受賞者>
https://www.hattorishinji-zaidan.or.jp/award.html
<一般財団法人 服部真二 文化・スポーツ財団について>
セイコー創業者の理念である「報公」と「挑戦」の精神を受け継ぎ、社業の中で深く関わり 自身の心のよりどころでもある「音楽とスポーツ」の分野で社会の役に立ちたいという想いを強く持った セイコーグループ株式会社 代表取締役会長兼グループCEO兼グループCCO 服部真二により2017年11月1日に設立されました。
未来を信じて世界に挑戦する若い才能(音楽家・アスリート)の応援を事業の中心に据え、社会貢献の一端を担ってまいります。
https://www.hattorishinji-zaidan.or.jp/
役員・評議員
https://www.hattorishinji-zaidan.or.jp/officers.html
<受賞者プロフィール>
■ 服部真二賞 Young Leader
高いビジョンを持ち、音楽・スポーツの発展・改革に挑戦しつづけるリーダー
橋本 大輝(はしもとだいき)さん
体操選手
2001年 8月7日千葉県生まれ。
2019年 全国高等学校総合体育大会 個人総合2位、団体総合優勝。全日本ジュニア 個人総合、団体総合優勝。世界体操 団体総合 銅メダル。2019体操個人総合 優勝。
2020年 全日本学生選手権 個人総合・種目別跳馬・あん馬・団体総合優勝。
2021年 全日本体操個人総合 優勝。NHK杯 個人総合優勝。全日本体操種目別 鉄棒優勝。東京2020オリンピック 個人総合・種目別鉄棒 金メダル、団体総合 銀メダル。全日本学生選手権 個人総合・種目別鉄棒・団体総合優勝。世界体操 個人総合 銀メダル、種目別鉄棒 銀メダル。
2022年 全日本体操個人総合 優勝。NHK杯 個人総合優勝。全日本体操種目別 床3位。全日本学生選手権 個人総合・種目別あん馬・平行棒・鉄棒・団体総合優勝。世界体操 個人総合 金メダル、種目別床 銀メダル、種目別鉄棒 銀メダル、団体総合 銀メダル。
2023年 全日本体操個人総合 優勝。NHK杯 個人総合優勝。全日本学生選手権 個人総合・団体総合優勝。
パリ五輪にて、個人総合の連覇、団体での金メダルを目指す。順天堂大学所属。
※所属事務所HP:https://sarcle.jp/players/archives/66
■ 服部真二 音楽賞 Rising Star
世界をめざし、挑戦し続ける若い音楽家
近藤 利樹(こんどうとしき)さん
ウクレレアーティスト
2007年 大阪府生まれ。 7歳からウクレレを習い始める。
2018年 11歳でウクレレプレイヤーとしてソニー・ミュージックレーベルズよりメジャーデビュー。NHK「みんなのうた」“デッカイばあちゃん”歌唱。
2019年 フジロックフェスティバルに最年少出演。1st.フルアルバム【WITH‟U“】リリース。
2021年 14歳にして2度目となるフジロックフェスティバルに出演。
2022年 日テレZIP朝ドラ「クレッシェンドで進め」出演。
※Link: https://linktr.ee/toshikikondo
■ 服部真二 スポーツ賞 Rising Star
世界をめざし、挑戦し続ける若いアスリート
佐脇 京(さわきけい)さん
テニスプレーヤー
2010年 東京都生まれ。
2015年 周囲の誰一人としてテニスをしていない環境にも関わらず、本人の強い希望により、テニスを始 める。
2022年 全国小学生大会 単 準優勝。2022年度 公式戦戦績 60戦52勝8敗。
2023年 全国選抜ジュニア選手権 U-14 単 第3位。関東ジュニアテニストーナメント KTA杯 U-15 単 優勝。
現在、渋谷区立松濤中学校 1年。『桜台テニスクラブ』所属。
選手の技術・体力・体格の差だけでなく、性格・思考・哲学・歴史が、勝敗や戦績に強く反映されるテニスというスポーツを心から愛している。アスリートとしては「両手打ちフォアハンドプレーヤー」として観客を魅了し、時代を代表する選手になることを目標にしており、将来は「自分のテニスアカデミーを創り、テニスというスポーツを通じ、世界中の一人でも多くの人々を平和で幸せにすること」を、自身の人生目標に掲げている。
■ 服部真二 スポーツ賞 Inspiring Coach
アスリートを支え、育成に尽くされているコーチ・エキスパート
森保 一(もりやす はじめ)さん
サッカー指導者
1968年 静岡県生まれ。
1987-1992年 マツダサッカークラブ。
1992-1997年 サンフレッチェ広島。
1992-1996年 日本代表 94年にはドーハの悲劇をMFとして体験。
2004-2007年 サンフレッチェ広島強化部育成コーチおよびU19/U20日本代表コーチ。
2007-2009年 サンフレッチェ広島コーチ。
2010-2011年 アルビレックス新潟ヘッドコーチ。
2012-2017年 サンフレッチェ広島監督 リーグ優勝3回。 ゼロックス杯優勝3回。
2017-2021年 U-24日本代表監督。
2018年- 日本代表監督。
■ 服部真二 特別賞
優れた業績を残し、音楽・スポーツの普及振興に貢献している音楽家・アスリート
北村 英治(きたむらえいじ)さん
クラリネット奏者
1929年 東京都生まれ。
1951年 南部三郎クインテットでプロデビュー。
1954年 北村英治とキャッツハード結成。
1957年 文化使節として来日したベニー・グッドマンとジャムセッションを行う。
1960年 スイングジャーナル誌の読者人気投票でベストジャズクラリネット奏者に選ばれ、2010年 同誌が休刊するまで不動。
1977年 米国モンタレージャズ祭に招かれ大好評を博し94年まで連続18回と96年に出演。これをきっかけに米国はもとより、欧州、オーストラリア等の大ジャズ祭に数多く出演し、世界的ジャズクラリネット奏者として活躍。
1978年 南里文雄賞受賞(スイングジャーナル誌)。
1991-2000年 L.A.インターナショナル・ジャズパーティをビル・ベリーと共同企画し出演。
2007年 旭日小綬章受章。
2011-2014年 ノリッジジャズパーティー(英国)に連続出演。
演奏会では木管の暖かく深みのある音色と独特のフレーズで聴衆の心を豊かに満たし、曲間のお喋りでも大いに楽しませるエンターテイナーであり、音楽だけでなく料理通として、あるいはニュースキャスターやコメンテーターとしてもテレビ・ラジオで活躍。
レコードアルバムの数はすでに100を超し、90歳を超えた今も精力的に演奏活動を行っている。
※公式HP:http://www.eijikitamura.com/
栗山 英樹(くりやまひでき)さん
2023WBC日本代表監督
1961年、東京都生まれ。創価高校、東京学芸大を経て84年ドラフト外でヤクルトスワローズへ入団。89年にゴールデングラブ賞を獲得し、90年シーズン限りで現役引退。引退後はスポーツキャスター、白鷗大教授などを歴任。2012年に北海道日本ハムファイターズの監督に就任。2021年まで10年間、指揮を執りパ・リーグ優勝2度。2016年には日本一に輝き、正力松太郎賞を受賞。2022年から野球日本代表「侍ジャパン」トップチームの監督を務め、2023年の第5回ワールド・ベースボール・クラシックで3大会ぶりの優勝を果たした。
<服部真二賞 正賞 トロフィーのご紹介>
服部真二賞の受賞者に贈られるトロフィーは、受賞者の輝かしい未来を表現するために、「江戸切子」と「クオーツ時計」とを組み合わせて作られています。
セイコーの創業者である服部金太郎は1892(明治25)年に、古くからモノづくりの町として栄えた墨田の地に精工舎を設立し、掛時計(クロック)の生産を開始しました。そこから始まったセイコーの歴史の中でも、世界に先駆け小型化・実用化に成功し、その後世界標準となった「クオーツ時計」は特筆すべき挑戦の結晶です。一方の「江戸切子」は、江戸時代 墨田川以東の墨東地区にて広く生産されていました。明治以降も素材や技法の研究により進化を続け、現在は東京都および国の伝統工芸品に指定されています。職人の手によって創り出される美しい輝きは、いつの時代も人々を魅了しています。
受賞者の未来を現わすように輝く「江戸切子」に、「クオーツ時計」を組み合わせたトロフィーには、受賞者の方々にこれからも創造と挑戦に満ちた新たな時を刻んでいただきたいという想いが込められています。
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