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リコーインダストリアルソリューションズ株式会社
会社概要

焦点距離8mmの5メガピクセル対応広角FAレンズ「RICOH FL-CC0820-5MX」を新発売

~より広範囲・近接撮影で高解像度・高コントラストな画像を取得可能に~

リコーインダストリアルソリューションズ株式会社

 リコーインダストリアルソリューションズ株式会社(社長執行役員:竹本 浩志)は、画面サイズ2/3型5メガピクセル対応の画像処理用手動絞りレンズの新規ラインアップとして、焦点距離8mmの広角FAレンズ「RICOH FL-CC0820-5MX」を1月9日に発売します。

 焦点距離8㎜の新機種「RICOH FL-CC0820-5MX」は、当社5メガピクセル対応のラインアップのなかで最も画角が広く、高解像度かつ広視野での撮影が可能です。 (図1)。今までのラインアップよりも短い焦点距離にすることで、 カメラの台数の削減や省スペースなどの設置制限がある検査用途に適しています。

図1.視野範囲表(当社5メガピクセルレン比較)図1.視野範囲表(当社5メガピクセルレン比較)

 既にご好評いただいている5メガピクセル対応RICOH 5MXレンズの現行4機種(焦点距離12㎜、16㎜、25㎜、35㎜)は、JIIA(日本インダストリアルイメージング協会)のレンズ規格で最高性能等級のSランク[i]基準設計を満たしております。また、フローティングメカニズムの導入により、画面全域において高解像度・高コントラストでシャープな画像の取得を可能にします。用途は、高密度なプリント基板の実装状態のチェック、金属板金のヘアラインなどの表面状態の確認、液晶モニターの画素抜けチェック、食品や薬品の形状・色・表面の異物検査などと幅広く、汎用性の高いレンズです。さらに、RICOH 5MXレンズを装置に組込むことで、装置の視覚センサーとしての働きもします。今回発売する新機種もこれらの特徴を保有しており、さまざまな用途で高い性能を発揮します。

 検査・検出精度を高いレベルで安定させることが求められるマシンビジョン市場では高画素対応レンズへの切り替えが進んでいます。今回の高性能5メガピクセル対応レンズのラインアップ拡充により、多様化する市場ニーズにさらに対応できるようになりました。

 リコーインダストリアルソリューションズは、今後も新製品を開発し、マシンビジョン市場におけるさらなる事業拡大を図ってまいります。

<新製品 RICOH FL-CC0820-5MX の主な特長>
【焦点距離8mmの広角レンズ設計によりカメラ台数の削減、省スペース化を実現】
 今までのラインアップよりも短い焦点距離にすることで、広角でありながら高い解像力を発揮するので設置制限がある検査用途にも適応します。
・カメラ台数の削減
同じ撮影距離に設置する場合、8㎜より長い焦点距離のレンズと比較して広い視野範囲を取得可能です(図1)。例えば、撮影距離が125㎜の場合、焦点距離16㎜の視野範囲(58×78㎜)に対し、焦点距離8㎜の視野範囲は約4倍(110×147㎜)となります。(図2)

図2.カメラ台数の削減(左:焦点距離8㎜、右:焦点距離16㎜)図2.カメラ台数の削減(左:焦点距離8㎜、右:焦点距離16㎜)

・省スペース化
 広い視野範囲の対象物に対する撮影距離を短くすることができます。例えば、視野範囲を約110×150㎜にしたい場合、焦点距離25㎜では撮影距離を400㎜以上確保する必要がありますが、焦点距離8㎜である本製品は撮影距離125㎜で同じ視野が得られます。(図3)

図3.省スペース化(左:焦点距離8㎜、右:焦点距離25㎜)図3.省スペース化(左:焦点距離8㎜、右:焦点距離25㎜)

<RICOH 5MXレンズの主な特長>
1.高解像度と高コントラストを実現し、高精度かつ安定した画像処理に貢献。
 JIIA(日本インダストリアルイメージング協会)のレンズ規格で最高性能等級のSランク基準設計を満たしています。“オールエリア5メガレンズ”として、中心から周辺部まで147[lp/mm]以上の高分解能設計。周辺部まで解像力の低下が少なく鮮明でシャープな高コントラスト画像を取得することができ、周辺部の画像までも画像計測や検査に活用可能です。
 ワンフレーム画像で、中心はもちろん、周辺部の検査も可能となり、タクトタイムの短縮に寄与します。

2.低ディストーションの設計により、ディストーション補正の画像処理を軽減します。
 画像計測/認識で問題となるディストーション(歪曲収差)を低減させることで最適な画像を取得。一般的にディストーションが大きくなる傾向にある広角レンズでありながら、本機種はTVディストーションを軽減し、歪みの少ない画像で画像計測分野にも最適です。

3.フローティング機構を採用し、遠方撮影でも高い解像力を実現。
 フォーカス方式にフローティング機構を採用したことにより、無限遠から至近距離までの全域においてあらゆる倍率で高解像度かつ歪みの少ない画像を取得できます。限られたスペースでの検査などにおいても、レンズ本来の高性能を活かした画像処理を行うことができます。

4.φ33 mmの小型設計により、さまざまな設置環境への組込みが可能。
 生産ラインの作業効率を妨げず、小型・高性能が要求される検査装置や、生産ライン内への組込みの自由度を高めています。

<RICOH 5MXレンズの仕様>

<関連情報>
RICOH FL-CC0820-5MX 製品紹介ページ:https://industry.ricoh.com/fa_camera_lens/lens/5m_mx/
リコーレンズの特長とメリット:https://industry.ricoh.com/fa_camera_lens/lens/point

[i] JIIA Technical Report LER-007:高精細カメラ用レンズの推奨仕様
· 用途(Sランク):画面全域において、より高解像度で使用するもの
· 評価基準(Sランク):画面全域において、ナイキスト周波数に相当する空間周波数を解像すること

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種類
商品サービス
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https://jp.ricoh.com/release/2020/0109_2/
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会社概要

URL
http://www.rins.ricoh.co.jp/
業種
製造業
本社所在地
東京都大田区中馬込1-3-6
電話番号
-
代表者名
竹本 浩志
上場
未上場
資本金
3億5000万円
設立
-