ドイツ観光局(DZT)が、訪独外国人観光客人気スポットトップ100を発表

ドイツ観光局

東京、2022年8月29日 – 15,000人を超える日本を含む30か国の外国人観光客が2021年12月から2022年6月にかけてドイツ観光局 (DZT) のオンラインポータルで観光の国  ドイツの人気観光スポット投票を行った。最新ランキングトップ100位は、オンラインで閲覧することができる。 www.germany.travel/top100


獲得票数が最も多かったのは、昨年の覇者ミニチュアワンダーランド・ハンブルクで 昨年2位だったヨーロッパパーク・ルストも次席を守ることができた。ロマンチック街道屈指の人気の町・ローテンブルク・オプ・デア・タウバーは、史上初めて3位にランクインすることができた。4位以降は、ノイシュヴァンシュタイン城、ファンタジアランド・ブリュール、首都ベルリン、シュヴァルツヴァルト国立公園、ローテンブルク・オプ・デア・タウバーにある中世犯罪博物館、ドレスデン、モーゼル川渓谷の順となっている。

ドイツ観光局(DZT)のペトラ・ヘードルファーCEOは、次のように話している。「トップ100ランキングは、ドイツ観光における観光スポットと見どころの知名度と 人気度を10年間にわたってネット上でリアルタイムで映し出している。投票数の多さは、国際競争における観光の国ドイツというブランドの発信力の強さを物語っている。」

ドイツ観光局のウエブサイトwww.germany.travel 閲覧者は、2012年からコメント欄に自らが推す観光スポットを自由に書き込めるようになっている。その結果として生まれたのが人気観光スポットトップ100ランキングである。トップ100では、総合ランキングと並んで、次のカテゴリー別のランキングも発表されている。ユネスコ世界遺産、 都市、都市観光推しスポット、自然観光推しスポット、テーマパーク&動物園、博物館&美術館、国立公園、地域観光推しスポット、宮殿&城郭。
トップ100のうちのトップ30(日本語)のリストはこちら
https://prtimes.jp/a/?f=d39645-20220826-b0196a8dde5068cc89dddfcc26845e41.pdf

ドイツ近隣の欧州各国と日本や北米といった欧州外の遠方の国では、ドイツに求める魅力に大きな差があり、今回の結果は欧州近隣国で人気の高い観光スポットが1位、2位を独占した形になった。欧州外の遠方の国では、ドイツの誇る歴史や伝統文化を楽しめるスポットが人気であり、その中で最も高い人気を誇るスポットが第3位にランクインした中世都市ローテンブルクである。以下TOP10以内には、昨年3位のノイシュヴァンシュタイン城、ザクセン王朝の宮廷都市ドレスデンなど、日本でも人気の高い歴史文化探訪に適した観光地が多くラインクインしている。 ローテンブルクは、都市全体として総合ランク3位に入っているほか、そのユニークな展示テーマが際だつ中世犯罪博物館もランクインしており、都市としての観光的魅力の多様性がうかがえる。

2022年トップ100のカテゴリー別順位

ユネスコ世界遺産
順位
1  ユネスコ世界遺産 ケルン大聖堂
2  ユネスコ世界遺産 ベルリン博物館島
3  ユネスコ世界遺産 シュパイヤー大聖堂
4  ユネスコ世界遺産 バーデン・バーデン
5  ユネスコ世界遺産 サンスーシー宮殿ポツダム

都市
順位
1 ローテンブルク・オプ・デア・タウバー
2 ベルリン
3 ドレスデン
4 ハンブルク
5 ミュンヘン

都市観光推しスポット
順位
1 ミニチュアワンダーランド・ハンブルク
2 ケルン大聖堂
3 ベルリンの壁
4 エルプフィルハーモニー・ハンブルク
5 ドレスデンのツヴィンガー宮殿

 自然観光推しスポット
順位
1 ロマンチック街道
2 ライン川
3 ケーニッヒ湖
4 ツークシュピッツェ
5 ボーデン湖

テーマパーク&動物園
順位
1 ヨーロッパパーク・ルスト
2 ファンタジアラント・ブリュール
3 レゴランドドイツリゾート・ギュンツブルク
4 ハイデパーク・ゾルタウ
5 自然パラダイス体験公園トゥリープスドゥリル

博物館&美術館
順位
1 犯罪博物館 ローテンブルク・オプ・デア・タウバー
2 博物館島ベルリン
3 メルセデス・ベンツ博物館 シュトゥットガルト
4 技術博物館 ジンスハイム
5 ドイツ博物館 ミュンヘン

国立公園
順位
1 国立公園シュヴァルツヴァルト
2 国立公園ベルヒテスガーデン
3 国立公園ザクセンスイス
4 国立公園アイフェル
5 国立公園ハルツ

地域観光推しスポット
順位
1 モーゼル渓谷
2 リューゲン島
3 マイナウ島
4 バイエルン
5 ズィルト島

宮殿&城郭
順位
1 ノイシュヴァンシュタイン城 ホーエンシュヴァンガウ
2 エルツ城
3 ハイデルベルク城
4 ホーエンツォレルン城 ビージンゲン
5 サンスーシー宮殿 ポツダム
 

ドイツ観光局 (DZT) について

ドイツ観光局 (DZT)は国営のドイツ観光振興機関である。ドイツ連邦経済気候保護省 (BMWK) の委託により観光の国ドイツを代表しており、ドイツ連邦議会の決議に基づきBMWKから助成されている。  ドイツ国内のインバウンド観光業界、民間のパートナー企業や各種旅行団体との協業にて、DZTは観光の国ドイツのイメージアップと外国人旅客のドイツ旅行促進のための戦略を立てマーケティング活動を実施している。

DZTはCOVID-19パンデミックによる観光不況の克服のため、以下の3つのリカバリー戦略を立てている。
- 観光の国ドイツのブランドイメージの向上とブランド力の強化
- ドイツインバウンド業界の中核を担う中小企業を中心に、連携と情報共有の強化
- 明確な目的のもとで実施される市場調査とコロナ禍の観光業へ影響に関する分析に基づき、
エビデンスに基づくアクションプランの計画と実施
 
重点テーマ:デジタル化と持続可能性


ドイツ観光局 (DZT)は、ドイツ政府の目標に沿う将来を見据えた持続性のある観光の促進に力を入れている。中でも重点項目となっているのは、デジタル化と持続可能性である。

持続可能性は、10年以上前から中心的なテーマであり、組織全体で戦略的に取り組んでいるテーマである。DZTは、3本柱の戦略でまず外部に向けた知識の共有を行い、これを支援する形で組織内での持続可能性イニシャティブと組み合わせている。DZTは、ドイツが国際観光市場で、万人に優しく持続可能性にも富んだ観光の目的地として確固たる地位を確立できるよう、責任ある観光に取り組んでいる。コロナ・パンデミックにより、これまでの価値観は大きく変わり、海外旅行に対する姿勢でも社会的および環境保護に対する責任感がより反映されるようになっている。

DZTは、チャットボットのようなAI人工知能や対話型インターフェイスを駆使した注目の新技術(VR仮想現実、AR拡張現実、MR複合現実)実用化のパイオニアである。AI支援型マーケティングプラットフォームで、観光分野のサービスやオファーを目に見えるわかりやすい形で提供できるよう、 DZTはドイツ観光経済のオープンデータプロジェクトを実施し、ナレッジグラフの開発を進めている。

DZTは、東京を含む世界25 ヶ所にある海外支局を通じてマーケティング活動を行っており、フランクフルトに所在する本局がこれらの海外支局を統括している。

 

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旅行・観光
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会社概要

ドイツ観光局

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業種
官公庁・地方自治体
本社所在地
東京都港区赤坂7-5-56 ドイツ文化会館4F
電話番号
03-3586-0380
代表者名
西山 晃
上場
未上場
資本金
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設立
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