〈農学部に関するイメージ調査 第2弾〉農学部=農作業のイメージはもう古い!農学部出身者の74%が農学部を「勧めたい」と回答
~現在の農学部が提供する最新の学びと、幅広い就職先~
2020年4月に農学部を開設する摂南大学(大阪府寝屋川市、学長:八木紀一郎、以下本学)は、首都圏と関西圏に住む10~60代の男女600人に「農学部に関するイメージ調査」を実施しました。
農学部が人気となった背景には、農学部の学び自体が変化してきたことが関係しており、近年の農学部では、農業や畜産といった食料生産分野から、環境、食品、生物・バイオなど幅広い領域を学ぶことができるほか、AI、IoT、ICTといった最先端技術を活用したスマート農業分野ともつながる広範な学問となってきています。
今回の調査の結果、農学部の幅広い学びの内容は世間的にあまり知られておらず、専門分野しか学ぶことが出来ないと認識されている結果となりました。しかし、農学部では広範な分野を学ぶことが可能で、就職先も多岐にわたることが注目されています。さらに農学部出身者の7割が農学部を勧めたいと回答しており、農学部の学びに対する満足度が高いことを示唆する結果となりました。
今年も早10月。いよいよ入試シーズンが近づいてきました。大手予備校などの模擬試験結果などを踏まえて志望校や志望学部の選択にラストスパートがかかっています。大学を選ぶにあたり、重視する点として代表的なものに、偏差値があります。そんな中、学部選びの際に偏差値以外でどういったことを重視しているのかを調査したところ、 「学びの内容」を最も重視しているという結果となりました(61.9%)。
以下学部のイメージ・雰囲気(18.4%)、就職率の高さ(8.9%)、施設や設備の充実(5.8%) となっており、偏差値以外では「学びの内容」を重視している人が最も多い結果となっています(図1)。
Q2. 農学部にどのようなイメージを持っていますか?(n=400) 農学部以外の対象者
※第1回調査結果URL: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000012.000040230.html
農学部出身者に対して、世間が持つ農学部に対するイメージと実態とのズレについて調査したところ、73%が「ズレがある」と回答しました(図3)。
これは一般の方が農学部に対して持つ「就職先が限られている(65.6%)」「学べる内容が限定的(57%)」といったイメージ(Q2)と、実際の農学部の実態との間に明らかなギャップが生じていることを示しています。
農学部の学びについて、正しく理解している人が少ないという事実を浮き彫りにする結果となりました。
Q4. あなたが農学部に入学した理由として、当てはまるものをすべてお選びください。 (n=200)農学部出身者対象
また自身が卒業した学部を「勧めたくない」という回答に関しては、農学部出身者が26.0%であったのに対し、他の学部出身者に関しては40.3%もの方が、自身の卒業した学部を「勧めたくない」と回答。
他の学部と比較しても農学部出身者が農学部の学びに満足しているということがわかります。
Q7.農学部(大学院含む)を卒業した後の就職先として、 当てはまるものをお選びください。 (n=200) 農学部出身者対象
1972年 文部省学生交流制度によりドイツ留学
1975年 名古屋大学大学院経済学研究科修士課程修了(経済学修士)
1978年 名古屋大学大学院経済学研究科博士課程単位取得満期退学
1984年 京都大学経済学部助教授就任
1989年 経済学博士(京都大学)
2009年 京都大学大学院経済学研究科長就任
2010年 摂南大学経済学部教授、経済学部長就任
2015年 摂南大学学長就任
「食」と「農」を取り巻く環境においては、さまざまな企業の農業参入や、ロボット技術・ICT(情報通信技術)・AI(人工知能)といった先端技術を活用するなどイノベーションの兆しがみられます。
摂南大学では、時代のニーズに応えるべく、グローバルな視点で食と農に関する知識・技能を持ち、課題解決に取り組める人材育成を目指します。
今回の調査の結果、農学部の幅広い学びの内容は世間的にあまり知られておらず、専門分野しか学ぶことが出来ないと認識されている結果となりました。しかし、農学部では広範な分野を学ぶことが可能で、就職先も多岐にわたることが注目されています。さらに農学部出身者の7割が農学部を勧めたいと回答しており、農学部の学びに対する満足度が高いことを示唆する結果となりました。

【調査結果サマリー】 ①偏差値以外の学部選びのポイントを調査。最も重視されるのは「学びの内容」 農学部以外の卒業者の2人に1人が、農学部は学べる内容が「限られている」と感じている。しかし・・・ ②世間が持つ農学部のイメージは実態とズレていた 農学部出身者が農学部を選んだ理由No.1は農業に関わらず「幅広い分野を学ぶため」だった ③他学部に比べて農学部の学びに対する満足度は高い 農学部出身者の74%が、高校生に農学部を「勧めたい」と回答 ④最先端技術の活用から企業経営、物流・加工、マーケティング・・・ 農学部の広範な学びと注目される幅広い就職先とは 【摂南大学 八木紀一郎学長による解説とコメント】 2020年4月に農学部を新設する摂南大学の八木学長から、本調査に関する解説と、摂南大学農学部が実際に提供する幅広い学びや特長についてのコメントがあります。 |
※本リリースの調査結果をご利用いただく際は、必ず【摂南大学農学部調べ】とご明記ください。
【アンケート概要】
・調査主体 :摂南大学 農学部(第三者機関調べ)
・調査期間 :2019年7月23日 (火) ~7月25日 (木)
・調査対象者 :首都圏(東京、埼玉、神奈川、千葉)、関西圏(大阪、京都、奈良、兵庫)の10〜60代の男女
(性年代均等割付400人、農学部出身者200人)
・調査方法 :ウェブでのアンケートを実施し、回答を分析
・有効回答数 :600人
Q1.偏差値以外のどういった基準で学部を選択しましたか?(n=600) 全対象者
今年も早10月。いよいよ入試シーズンが近づいてきました。大手予備校などの模擬試験結果などを踏まえて志望校や志望学部の選択にラストスパートがかかっています。大学を選ぶにあたり、重視する点として代表的なものに、偏差値があります。そんな中、学部選びの際に偏差値以外でどういったことを重視しているのかを調査したところ、 「学びの内容」を最も重視しているという結果となりました(61.9%)。
以下学部のイメージ・雰囲気(18.4%)、就職率の高さ(8.9%)、施設や設備の充実(5.8%) となっており、偏差値以外では「学びの内容」を重視している人が最も多い結果となっています(図1)。
Q2. 農学部にどのようなイメージを持っていますか?(n=400) 農学部以外の対象者
※第1回調査結果URL: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000012.000040230.html
農学部出身者に対して、世間が持つ農学部に対するイメージと実態とのズレについて調査したところ、73%が「ズレがある」と回答しました(図3)。
これは一般の方が農学部に対して持つ「就職先が限られている(65.6%)」「学べる内容が限定的(57%)」といったイメージ(Q2)と、実際の農学部の実態との間に明らかなギャップが生じていることを示しています。
農学部の学びについて、正しく理解している人が少ないという事実を浮き彫りにする結果となりました。
Q4. あなたが農学部に入学した理由として、当てはまるものをすべてお選びください。 (n=200)農学部出身者対象
農学部に入学した理由について聞いたところ、「動物や植物が好きなため(30.5%)」、「農業を学ぶため(25.5%)」といった農学部ならではの理由を抑え、「農業に関わらず、幅広い分野を学ぶため」 と回答した人が34%と最多となりました(図4)。農学部を志望した人は、農学部で広範な分野を学べると理解して入学していることが分かります。
Q5. あなたは、今の高校生に自身が卒業した学部を勧めたいですか? (n=381) 大学卒業者対象
大学を卒業した方を、農学部出身者とそれ以外の学部出身者に分けて、「自身が卒業した学部を今の高校生に勧めたいか」について調査したところ、農学部出身者では「勧めたい」と回答した人が74.0%となりました(図5)。これは農学部以外の学部出身者の回答を約15%も上回る結果となっています。
また自身が卒業した学部を「勧めたくない」という回答に関しては、農学部出身者が26.0%であったのに対し、他の学部出身者に関しては40.3%もの方が、自身の卒業した学部を「勧めたくない」と回答。
他の学部と比較しても農学部出身者が農学部の学びに満足しているということがわかります。
Q7.農学部(大学院含む)を卒業した後の就職先として、 当てはまるものをお選びください。 (n=200) 農学部出身者対象
- 八木 紀一郎学長 プロフィール
1972年 文部省学生交流制度によりドイツ留学
1975年 名古屋大学大学院経済学研究科修士課程修了(経済学修士)
1978年 名古屋大学大学院経済学研究科博士課程単位取得満期退学
1984年 京都大学経済学部助教授就任
1989年 経済学博士(京都大学)
2009年 京都大学大学院経済学研究科長就任
2010年 摂南大学経済学部教授、経済学部長就任
2015年 摂南大学学長就任
- 摂南大学 農学部
「食」と「農」を取り巻く環境においては、さまざまな企業の農業参入や、ロボット技術・ICT(情報通信技術)・AI(人工知能)といった先端技術を活用するなどイノベーションの兆しがみられます。
摂南大学では、時代のニーズに応えるべく、グローバルな視点で食と農に関する知識・技能を持ち、課題解決に取り組める人材育成を目指します。

【摂南大学 とは】 学校法人 常翔学園が設置する大学で1975年に設立。 学長 :八木紀一郎 設立年度 :1975年 キャンパス :寝屋川キャンパス(大阪府寝屋川市池田中町17-8) 枚方キャンパス(大阪府枚方市長尾峠町45-1) 学部(学科) :法学部(法律学科)、外国語学部(外国語学科)、経済学部(経済学科)、 経営学部(経営学科・経営情報学科)、 理工学部(生命科学科・住環境デザイン学科・建築学科・都市環境工学科、 機械工学科・電気電子工学科)、薬学部(薬学科)、看護学部(看護学科)、 農学部[2020年4月開設] (農業生産学科、応用生物科学科、食品栄養学科、食農ビジネス学科) 学生数 :7,909人(2019年10月現在) |
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