April Dream Project
公共施設と商業施設との境界が曖昧になる
誰もがそれぞれの過ごし方を見つけられる新しいパブリックスペースのあり方
このプレスリリースは、April Dreamプロジェクトに共感し、4月1日を夢があふれる日にしようとする事業者が、やがて叶えるために発信した夢です。
当社は、「April Dream 4月 1日は、夢の日。」に参加しています。このプレスリリースは日建設計のApril Dreamです。
株式会社日建設計(東京都千代田区、代表取締役社長:大松 敦)の新領域部門に属する、NAD(NIKKEN ACTIVITY DESIGN lab)は、社会と個人をアクティブにすることを目標とした、越境するデザイン集団です。ここではNADが考える、パブリックスペース(公共空間)のあり方を紹介します。
株式会社日建設計(東京都千代田区、代表取締役社長:大松 敦)の新領域部門に属する、NAD(NIKKEN ACTIVITY DESIGN lab)は、社会と個人をアクティブにすることを目標とした、越境するデザイン集団です。ここではNADが考える、パブリックスペース(公共空間)のあり方を紹介します。
【個人に寄り添った場をつくりたい】
私たちは、空間や場のデザインだけでなく、プロジェクトコンセプトの提案・ビジネスプラン・運営組織の作成まで、豊かなアクティビティを実現するために領域横断的な提案を行っています。大きく社会が変化し続ける時代にあって、「オフィス」「ホテル」「商業施設」といった建物のカテゴリに縛られず、人々が個々に生き生きと過ごすことができる場を提案しています。
【商業施設と公共施設が融合しつつある】
近年は、公園の中にカフェやフラワーショップが併設されたり、コンサートやマルシェなどのイベントが公園内で開催されるなど、民間企業が公園等の公共空間の運営に関わることが珍しくありません。それは、パブリックスペースが商業・民営化していると捉えられるでしょう。一方で、ショッピングセンター内に公園・図書館・美術館といった公共施設に類似したサービスが設けられるなど、商業施設は物を買わない利用者にも開かれた存在になってきています。
この結果、商業施設と公共施設の境界は曖昧になりつつあります。公共サービスは今後も民営化され続け、生活インフラの担い手は行政から民間・個人に移行していくでしょう。そこにキャッシュレスのような技術が加われば、商品やサービスを購入する体験がよりスムーズになり、ますます公共と商業の融合は加速していくことでしょう。そのような未来においては、商業施設は公園とほとんど区別がつかなくなるかもしれません。
【「アクティビティデザイン」を通じて、新しい消費体験の場を実現したい】
では、その変化の先の我々の暮らしとはどのようなものでしょうか。今後、民間が運営する公園が増加すれば、飲食・保育・教育を中心としたきめ細やかなサービスを併設することができます。
例えば、
●ハンモックやパラソル、椅子やテーブルを借りられる。
●自然の中で親子がワークショップに参加できる。
●日除けができ、それぞれの過ごし方を満喫するためのテントが借りられる。
利用者は公園での過ごし方を多様に選択することが可能になります。商業施設と公共施設が融合した未来の街では、個人の選択肢が増えていきます。みんながそれぞれの過ごし方を見つけられることで、公園で過ごす時間がより多様で豊かなものになります。私たちは、そのような豊かな未来を目指し、「アクティビティデザイン」という手法を通じて、新しい消費体験の場を実現します。そのために私たちは、プロジェクトにおいて「何ができるのか」ではなく「何を実現したいのか」を意識しながら、今までに無いアクティビティの提案を行います。
【レポート「FUTURE ACTIVITIES」の発行】
私たちNADは、2030年の社会と未来のアクティビティを研究・考察したレポート「FUTURE ACTIVITIES」を発行しました。このレポートは私たちの生活を取り巻く10の生活環境が今後どのように変化していくのかを研究したものです。ここで取り上げたのは「消費体験の未来」です。ほかにも、9つのテーマを考察しています。
「Future Activity Report」公開ウェブサイト:
https://www.nikken.jp/ja/nad/activities/index.html
■会社概要と問い合わせ先
<株式会社日建設計>
建築の設計監理、都市デザインおよびこれらに関連する調査・企画・コンサルティング業務を行うプロフェッショナル・サービス・ファームです。
Website:https://www.nikken.jp/ja/index.html
【新領域開拓部門 NAD(NIKKEN ACTIVITY DESIGN lab)】
社会と個人をアクティブに変えることを目的とする、越境するデザイン集団として、場をめぐるさまざまな領域へと越境して関わり、プロジェクトに形を与えて、実際に駆動させ、ユーザーの豊かな体験を現実のものとします。Website:https://www.nikken.jp/ja/nad/
本件に関するお問い合わせ:株式会社日建設計 広報室 03-5226-3030
webmaster@nikken.jp
「April Dream」は、4月1日に単に笑えるネタではなく実際に企業が叶えたい夢を発信する、PR TIMESによるプロジェクトです。
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