シェアサービスによる手軽な宇宙体験を実現
世界最小クラスの宇宙実験室 「Kirara」(新シェアサービスの開始)
宇宙空間は対流や沈降の影響を受けない微小重力環境下となっており、新たな素材の合成、溶液混合実験などあらゆる実験や研究を行なうことができます。
有人宇宙システム株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:古藤俊一、以下「JAMSS」)では、2020年より創薬支援を目的に宇宙空間を利用した高品質タンパク質結晶生成サービス「Kirara」の提供を行っております。これまでKiraraでは、各種実験や研究目的にご利用いただいておりましたが、この度、搭載エリアを拡充して、新たに宇宙教育、プロモーション、メモリアルといった幅広い分野にもご利用いただけるようになりました(新サービス開始:6月23日)。
右の写真にあるKirara内部のチューブ(長さ5cm程度)や内部の搭載エリアを活用して、以下のようにご利用いただけます。
★イベント・宇宙実験教育利用
学生実験として宇宙と地上の違いによる物質特性変化を研究。レポートを作成してコンテスト。搭載試料は宇宙で実績のあるものをJAMSSより提供することも可能です。
★プロモーション利用
酵母など結晶化チューブに搭載して打上げ、回収。地上で培養し、宇宙○○○として販売。
★メモリアル利用
記念写真、記念作文など保存したmini-SDカードを打上げ。打上げた認定証と共にご返却。
シェアサービスならではのお手軽さで宇宙空間を利用したい皆様のアイデアを実現いたします。お気軽にお問い合わせください。
■サービス相談のお問い合わせ先
有人宇宙システム株式会社 営業部 電話番号:03-3211-2060(直通) メール:jamss-kirara@jamss.co.jp
■Kiraraとは
「Kirara」とは、当社が提供する高品質タンパク質結晶生成サービスです。1994年創業以来地上のみならず宇宙でのタンパク質結晶生成支援を行なってきたコンフォーカルサイエンス社との技術提携により実現しました。国際宇宙ステーション(以下、「ISS」)への打上げには欧州企業と提携したJAMSS独自の民間サービスになります。
【KiraraサイトURL】 https://www.jamss.co.jp/kirara/
■有人宇宙システム(JAMSS)について
国際宇宙ステーション(ISS) は、高度400km を周回している宇宙施設で、常時宇宙飛行士が滞在し、様々な実験や研究を行っています。JAMSS は、ISS の一部である「きぼう」日本実験棟の地上管制業務や、「きぼう」で働く宇宙飛行士の訓練や健康管理など、「きぼう」の運用に関わる業務に携わっています。今後、宇宙空間の重要性が益々増大していく時代の中で、宇宙利用は国家プロジェクトだけではなく、民間企業も利用する新たなフィールドへと、急速な変革が進んでいます。JAMSS は設立以来、安全性を最優先に培ってきた有人宇宙技術をさまざまな分野に展開しており、これからも宇宙利用ビジネスの最前線で、チャレンジを継続していきます。
<主な展開事業>
◇ 運用・利用事業: ISS「きぼう」日本実験棟の運用や技術評価、宇宙実験のトータルサポート
◇ 安全・開発ミッション保証事業: ISS「きぼう」日本実験棟や人工衛星・ロケット等の安全・信頼性評価
◇ 衛星利用事業: 宇宙機の開発・利用・運用のトータルサポート
◇ その他:宇宙技術を活かした民間サービス(教育訓練、システム安全独立検証、営農支援)、次期有人宇宙探査
[ 社名 ] 有人宇宙システム株式会社 (JAMSS、呼称:ジャムス)
[ 代表者 ] 代表取締役社長 古藤 俊一
[ 所在地 ] 本社 : 東京都千代田区大手町1-6-1 大手町ビル8F
[ 設立 ] 1990年5月14日
[ URL ] https://www.jamss.co.jp/
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