サステナビリティ課題解決ファンド1号投資事業有限責任組合から、株式会社EX-Fusionに出資いたしました。

この度、ニッセイ・キャピタル株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:上田 宏介)は、2023年5⽉に設⽴したサステナビリティ課題解決ファンド1号投資事業有限責任組合より、レーザー核融合技術の研究開発を行う株式会社EX-Fusionに出資いたしました。ニッセイ・キャピタルは、日本生命グループの一員として、EX-Fusionの成長とSDGs達成に貢献してまいります。




EX-Fusionの概要

EX-Fusionは、レーザー核融合技術の研究開発を行う大阪大学発ベンチャーであり、高出力・高繰り返しレーザー技術と連続ターゲット供給装置や最先端の光制御技術を組み合わせることで、世界初のレーザー核融合商用炉の実現を目指しています。



レーザー核融合について

EX-Fusionの取り組むレーザー核融合は、強⼒なレーザーを照射して燃料を超⾼密度に圧縮加熱し、瞬間的に核融合を起こす技術です。レーザーの繰り返しの照射で連続的にエネルギーを発⽣させることで高出力で安定した発電が可能になると言われており、また核融合の中でも当技術を⽤いた発電⽅法は、反応頻度を調整することで発電量を⾃由に増減でき負荷変動にも対応できることから、ベースロード/ミドル電源だけでなく、現在⽯油⽕⼒発電が担っているピーク電源としての利⽤も期待されています。



出資背景

EX-Fusionは、レーザー核融合領域で世界トップクラスの高い技術力と実績を有する有望なスタートアップです。

核融合発電は原⼦核を融合させることでエネルギーを発⽣させる仕組みであり、エネルギー効率が⾼い発電⽅法です。発電の過程で⼆酸化炭素を排出しないため、既存の化⽯燃料による発電を代替することで、地球温暖化防⽌への貢献が期待できます。また、海水から採れる豊富な燃料を使用し、連続的なエネルギー供給が可能であるため、持続可能で安定的な発電⽅法としても期待できます。

実用化に向けて多くの課題をクリアする必要がありますが、高い技術力によりそれらを乗り越え大きな事業成長を果たすポテンシャルを有していること、それによってグローバルな気候変動課題とエネルギー問題の解決に寄与できることから、サステナビリティ課題解決ファンドからの出資を決定いたしました。

 


EX-Fusion 会社情報
・会社名: 株式会社EX-Fusion
・設 立: 2021年7月

・所在地: 大阪府吹田市山田丘2-8 大阪大学テクノアライアンスC棟 C806
・代表者: 代表取締役 松尾 一輝
・U R L : https://www.ex-fusion.com/ja



ニッセイ・キャピタル 会社情報

・会社名: ニッセイ・キャピタル株式会社 NISSAY CAPITAL CO., LTD.

・設 立: 1991年4⽉

・資本⾦: 30億円

・株 主: ⽇本⽣命保険相互会社 100%

・現在の投資活動中のファンド:

  - ニッセイ・キャピタル13号投資事業有限責任組合(100億円)

  - ニッセイ・キャピタルEX1号投資事業有限責任組合(100億円)

  - ニッセイ・キャピタルサステナビリティ課題解決ファンド1号投資事業有限責任組合(30億円)



ファンド概要


ファンド設立のプレスリリース

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000013.000043106.html



本件に関するお問い合わせ先

https://www.nissay-cap.co.jp/contact/index.php

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ビジネスカテゴリ
証券・FX・投資信託
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会社概要

URL
https://www.nissay-cap.co.jp/
業種
金融・保険業
本社所在地
東京都千代田区丸の内二丁目3番2号 郵船ビルディング4階
電話番号
03-3217-5360
代表者名
上田 宏介
上場
未上場
資本金
30億円
設立
1991年04月