ESG不動産テックサービス:EaSyGo - ソフトESGを実現し不動産価値を向上
withコロナ時代の持続可能ライフスタイルと不動産価値を実現
株式会社GOYOH(以下、GOYOH、本社:東京都新宿区 代表取締役: 伊藤幸彦)と株式会社ASTERISK(以下、アスタリスク)は共同で、国内のCRE不動産所有者・運用者向けのESG+不動産テックサービス「EaSyGo」のベータ版サービスを開発、7月から北海道ニセコのラグジュアリーリゾート施設や、東京都心部のオフィス・商業施設・レジデンスでの実証実験を開始します。
- withコロナ時代の持続可能ライフスタイルと不動産価値を実現
- オフィス・商業施設・住宅・ホテルに『ウェルビーイング』と『持続可能コミュニティ』
- ビルや生活空間、店舗のカーボンフットプリント(温室効果ガス排出量)を解析、削減、相殺
EaSyGo とは?
「EaSyGo」は国内の収益不動産向けのソフトESGサービスで、ESGと持続可能性を不動産テナントのライフスタイルへ提供し、独自のESG施策を目指す不動産オーナー向けサービスです。上場REITが運用する不動産をはじめとした、約430兆円市場と推定される国内のCRE不動産市場の不動産所有者・運用者(B)へのBtoB、および不動産テナント(C)へ向けたBtoBtoCサービスです。
導入対象不動産
・オフィス
・商業施設
・ホテルおよびリゾート
・レジデンス
サービス利用者
・不動産デベロッパー・オーナー・AM会社
・不動産管理会社
・不動産テナント(居住者・運営者・企業など)
・地域サービス提供者
・ホテル・リゾート運営者
「EaSyGo」はSaaS型サービスとして、以下の機能を提供します。
・不動産とその利用者の関連するカーボンフットプリント(温室効果ガス排出量)を解析し、削減・相殺プログラムの提供
・ESG目標のテナントへの啓蒙
・各物件・施設固有の目標達成への具体的な方法の不動産オーナーやテナントへの提供
・ESG・健康性・生産性と持続可能性を念頭にした各種ライフスタイルサービスの提供(地域コミュニティサービスなど)
「EaSyGo」の機能により実現する社会的効果
・ウェルビーイングの不動産レベルへの浸透
・温室効果ガス排出量の削減・相殺
・フードロス削減
・廃棄物転換(再利用)
・健康・快適な環境
・生活疾患・依存症などへの改善プログラム
・withコロナ時代の生活様式のテナントへの提供
・地域産業の活性化
「EaSyGo」の機能により実現する経済的効果
・生活環境の改善や地域コミュニティサービスとの連携によるテナント定着率の上昇
・収益不動産におけるテナント誘致コストの削減
・収益不動産における賃料への付加価値
・より効率的な水光熱費の利用削減
上記要素を統合した結果として、不動産の収益性(NOIレベル)においてもプラスのインパクトをもたらすことを目指します。
「EaSyGo」サービスの資料のご請求は、info@asteriskrealty.jp までご連絡ください。
EaSyGo開発の背景
国連によると、世界の温室効果ガスの1/3はビル(建物)からによるものです。持続可能な手法によるパフォーマンスの改善の機会が確実に存在することに加え、このような取り組みが、健全かつ生産性のある労働環境を生み出す根幹にも対応することが可能です。私たちが居住し、労働し、遊ぶための不動産(建物)は、私たちの健康やウェルビーイングに多大なる影響を与えています。
現状、国内不動産におけるESGの導入は急速に関心が高まっていますが、現在のところ、取り組みとしては建物・ビル自体の消費エネルギーなどを不動産オーナ主体で改善するハードESG面での取り組みが主流と言えます。
一方、海外における先進的な実践研究では、建物のエネルギー削減の大部分は建物の設計や設備ではなく、入居者(テナント)の日々の活動によってコントロールされていることが示唆されています。テナントの行動は、建物全体のエネルギー消費に大きな影響を与えます。 またこのようなソフトESG意識の高い不動産は、収益性の面においてもより高い価値を実現していることが示唆されています。
しかしながら、国内不動産市場ではテナントをはじめとした各ステークホルダーが連携することによるソフトESGの導入は未だ手の付けられていない分野です。
EaSyGoはテナントとのエンゲージメント(ソフトESG)の実現と、ハードESGとの連携により、不動産利用者の行動の変化とエネルギー消費に影響を与え、環境・健康・コミュニティといった分野での全当事者(ステークホルダー)が関与し発展する物件独自のESGモデルを提供します。 ソフトESGの導入と実現は、GRESB、LEED、Wellといった不動産に関連するESG認証の要件における評価にも寄与し、また各物件独自の魅力を高める手段となります。 社会的な意義にとどまらず、経済的効果として、ソフトESGの実施により、不動産の収益性(NOIレベル)においてもプラスのインパクトをもたらすことを目指します。
また、With/Afterコロナ時代のライフスタイルに対応した、テナントにとっての健康や新たな生活様式、ライフスタイルに適したコンテンツ・サービスを提供することにより、不動産オーナー・テナント・コミュニティにとっての、新時代の共通のゴールと利益を実現します。
GOYOH
GOYOHは、2018年に創業したグローバルな富裕層向けのITライフスタイルサービスとして、「ヒト、コト、モノ」に焦点を当てたサービスを世界中に生活拠点を持つグローバル富裕層へリモート・オンサイトでサービス提供してきました。EaSyGoのサービスは、GOYOHが培ってきたシステムやノウハウの一部を、Withコロナ時代における新たな生活様式とESG不動産テックといった領域へ抽出し、アスタリスク社と連携することにより実現しました。
GOYOH : https://www.goyoh.jp/
ASTERISK(アスタリスク)
アスタリスク社では、長年に渡りグローバル不動産運用の分野において、世界的なESGリーダーである不動産運用会社、また国連環境計画金融イニシアティブ(UNEP FI)や21世紀金融行動原則といった機関との連携を通じて不動産ESGの国内投資家向け啓蒙、そして持続可能なツーリズムにおいてグローバルなホスピタリティESG実践のリーダー達との国内事業者への啓蒙を行ってまいりました。EaSyGoは、それらのノウハウと実績を背景としたアスタリスクの新たなESG不動産テックとしての取り組みです。
Asterisk Realty : http://japanplacementagent.com/
LUXRE : https://luxre.jp/
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザーログイン既に登録済みの方はこちら
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像