大宮エリー監督作品がヴェネチア国際映画祭でノミネート、しかし受賞ならず
大宮エリー監督作品のVR作品「周波数」はXR部門「Venice Immersive」にノミネートされていましたが、
残念ながら受賞には至らず。
今回は惜しくも受賞を逃した本作ですが、会場での評価は非常に高く、
既に他の映画祭やイベントからもお声がけが来ています。引き続き、作品を広げて行けるよう活動していきます。
【本人コメント】
イタリア人のカルロさんが
作品を見た後に号泣していました。スタッフがもらい泣きしていました。
世界のいろんな国の方の反応を目の当たりにしたり、
VRという新しいジャンルに誘われ、チャレンジして、
大冒険した気分です。
自分の絵画を最新のテクノロジーで、いままでの、脚本、監督のキャリア、音楽、演劇、アートの融合として、
ベネチアから世界に発信できたことに
興奮しています。
映画祭VR部門主催のミシェルとリズから
絵画とマイムで
見たことのない作品だった
あたたかくやさしい作品だったと言われました。
受賞逃し落ち込んでいますが
糧にしたいと思いますし
ベネチアで公開でき
また他国での公開、招待も決まった作品を
日本のみなさんに
見てもらいたいです!
【試写会開催情報】
VR映画「周波数」
-凱旋試写会のご案内-
■️開催期間:9月26日(火)~9月30日(土)の5日間
■️開場時間:11時~19時 (最終受付18時20分)
*各回定員は4名様となります。
*コンテンツの体験時間は約25分間となります。
■️開催場所:
小山登美夫ギャラリー天王洲
東京都品川区東品川1丁目33−10 TERRADA ART COMPLEX 4F
■️お申し込み方法
予約サイトはご準備出来次第 http://ellie-office.com/ よりご案内致します
■️新宿「NEUU」での凱旋試写会のご案内
9月27日(水)~9月30日(土)の4日間
XR Communication Hub「NEUU」でも試写会開催の予定です。
詳しくは下記公式HPよりご確認ください。
【ヴェネツィア国際映画祭について】
ヴェネツィア国際映画祭は、世界遺産にも登録されているイタリアのヴェネツィアで毎年8月末から 9月初旬に開催されます。カンヌ国際映画祭、ベルリン国際映画祭と並ぶ世界三大映画祭のひと つで、世界最古の歴史を持つ映画祭です。
■VR映画「周波数」概要
・作品名:周波数 (英題: Frequency)
・製作年:2023年
・製作:大宮エリー事務所/株式会社CinemaLeap
・作品尺:25分
・ジャンル:アニメーション
・あらすじ: 作品は主人公アンから手渡されたペンであなたが、自分の名前を書くことで物語が始まります。あなたは絵画の作品の中に入ったような感覚で、アンが画家になるまでの不思議な物語をアンと一緒に旅をします。旅の途中、アンは生きるヒントを見つけます。あなたはアンの人生を通して世界にはあらゆる周波数があることを知ります。周波数の存在を知った時、アンとあなたは世界の見え方が変わっていることに気づきます。アンは絵を通して、世界に存在する周波数を 描きます。アンが描く周波数を感じた時、あなたはどんな気分になるでしょうか? そして最後、あなたはこの世界でどのような周波数を描くでしょうか?
【メインキャスト】
・ボイスキャスト(英語/日本語): 水原 希子(主人公: アン役)
・モーションキャプチャーアクター / ディレクション:小野寺 修二/ 藤田 桃子/ 崎山 莉奈
【メインスタッフ】
・監督 脚本 絵:大宮エリー
・プロデューサー:待場勝利
・アシスタントプロデューサー:堀井敬行 / Claudia Montes
・プロダクションマネージャー:内藤裕太
・アシスタントプロダクションマネージャー:白井キャサリン
・制作/ 開発:谷口勝也/ ゆはらかずき
・音叉セラピスト:葉山そら
・音楽:コトリンゴ
・音楽プロデューサー:野口時男(青空)/ 小池忍(青空)
・音響効果:山本雅之(株式会社エス・シー・アライアンス)
・ミキシングエンジニア: 吉川豊
・「よいすら節」: 朝崎郁恵(ボーカル)/ 高橋全(ピアノ)
・3Dモデリング: ナッタニット ティェンタヌキッチ/ 城戸秀幸/ パーリタ ジラポンタラグン
・エンジニア:佐々木 耀/ 山口大征
【大宮エリー監督 コメント】
今、という時代は、コロナによる精神的分断、戦争による未来への不安のなか希望を見つけなけばいけない時代なんだと感じています。この時代による心への影響は実は大きいんじゃないかと思うのです。この世の中で生きていくのが辛いなと思っている人に、あなたはこの宇宙でひとつの大切な役割があり、あなたがいること自体、存在自体が、愛なんだ、ということを伝えたい。 また、周波数をモチーフにしました。生きている、生きていないに関わらず、全ての物に固有の周波数がある、という物理の定理を使い、ひとりひとりの存在の尊さ、違うことの素晴らしさを表現しました。またパスカルの人間は考える葦であるという一節もそれを後押しします。人物や葦などは、全て絵画でできていて、ペラペラの紙ですが、絵が魂を吹き込まれたように、その動きは、実際のパントマイムのパフォーマーが演技をしているので、手触りのある優しい世界観を可能にしました。物には全て固有の周波数があることを音でも表現するため、ヒーリングや、波動治療に使われる治療用の音叉を使用しました。また物語の初めに、名前を書いてもらいますが、主人公との旅をした最後に、もう一度書いてもらうのですが、それがあるものに変化して、とある場所にそれ がおさまることで、多様性の素晴らしさを一瞬で体感することができます。
【大宮エリー監督 プロフィール】
1975年大阪生まれ、東京大学薬学部卒業。2012年に東京国立博物館の法隆寺宝物館にてモンブラン国際賞受賞の福武總一郎氏へのお祝いとして、急遽ライブペインティングを依頼されて制作した作品「お祝いの調べ:直島」がきっかけで絵画制作を始める。2016年には十和田市現代美 術館で個展「シンシアリー・ユアーズー親愛なるあなたの大宮エリーより」を開催。2022年には、ロンドンのGalerie Boulakia(ギャラリー・ブラキア)で個展「LOUNGING AROUND」瀬戸内国際芸 術祭にも出展作家として参加し、犬島にて常設の立体作品「フラワーフェアリーダンサーズ」「光と内省のフラワーベンチ」を発表する。
【株式会社CinemaLeap】
代表:大橋哲也
事業概要:VR映画の製作・配給、縦型映画の製作、企業のWEBムービー制作
設立:2019年4月3日
所在地:〒105-6004 東京都港区虎ノ門4丁目3−1 城山トラストタワー4階
【このリリースに関するお問い合わせ】
⼤宮エリー事務所(Email: info@ellie-office.com Tel: 03-3770-3277)
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