QBITロボティクス、大阪・関西万博でまねき食品株式会社の「未来型チャレンジショップ」展示に技術協力

〜「鉄道模型」×「ロボット」が連動する演出で“未来のおもてなし”を実現〜

ロボットメーカーのQBIT Robotics株式会社（本社：東京都千代田区、代表取締役：中野浩也、以下QBITロボティクス）は、2025年日本国際博覧会（以下、大阪・関西万博）に出展するまねき食品株式会社（本社：兵庫県姫路市、代表取締役：竹田典高、以下まねき食品）の未来型チャレンジショップ(※)において、ロボット演出設備の企画・設計・制御システム開発を担当し、来場者への対応を行うことになりましたことをお知らせいたします。

左から小型アームロボット「Dobot（ドボット）」、AIコミュニケーションロボット「Kebbi Air（ケビー・エアー）」、双腕ロボット「Duaro2（デュアロツー）」

ロボットが連携し、来場者に“未来への切符”を運ぶ

本展示は「鉄道」と「ロボット」を組み合わせ、来場者が非接触スイッチを使ってロボットから“未来への切符”を受け取る体験ができるよう構成されています。QBITロボティクスが培ってきたロボット制御・演出技術を活かし、複数のロボットと鉄道模型を連動させることで、先端技術によるエンターテインメント体験を提供いたします。なお、本取り組みは千代田興行株式会社（本社：大阪府北区、代表取締役社長：瀨田川哲也）による取りまとめのもと、関係各社の連携により実現いたしました。

体験の流れ

1. 来場者が非接触スイッチに手を近づけると、センサーが反応し演出がスタートします。

2. 双腕アームロボット「Duaro2」の右手が鉄道模型の操作レバーを引きます。

3. 列車が走り出し、小型アームロボット「Dobot」の前で停車。Dobotが「未来への切符」をつかみ、列車に載せます。

4. 列車が再度走り出し、一周したのちDuaro2の前で停車します。

5. Duaro2の左手が列車に載った「未来への切符」をつかみ、提供スロープへ投入します。

   この一連の流れを、AIコミュニケーションロボット「Kebbi Air」が発話しながら紹介を行います。

店舗概要

まねき食品株式会社（創業明治21年）が運営する、伝統と革新を融合させた「未来型チャレンジショップ」（※）です。同社は関西に拠点をおく老舗の駅弁・食品会社で、SDGs への取り組みや地元の特色を活かした商品開発に力を入れながら挑戦を続けてきた企業です。

• 店舗名：MANEKI FUTURE STUDIO JAPAN

• 出展場所：大阪・関西万博会場内「静けさの森」付近、MANEKI FUTURE SUDIO JAPAN出口エリア

• 営業期間：2025年4月13日（日）〜10月13日（月）

• 営業時間：9:00~21:00

• 提供内容：レストラン、物販コーナー（ドリンク・アルコール・スイーツ・お土産・BENTO 等 ）

※「未来型チャレンジショップ」は、大阪・関西万博の会場内で、企業や団体が新しい技術・社会システム・生活スタイルをいち早く来場者に体験してもらうことを目的とし出展する営業店舗です。

QBIT Roboticsとは？

「人とロボットが協働する楽しいサービスロボット社会を実現する」をビジョンに掲げ、さまざまなロボティクス関連事業を行っています。配膳・清掃・配送といったサービスロボットを外食や医療、小売などあらゆる業界に提供しています。また、人とロボットの安全・安心な共存を目指して支援するほか、各種サポートサービスにも力を入れています。

【会社概要】

会社名：株式会社QBIT Robotics（​英：QBIT Robotics Corporation）

代表者：代表取締役　中野浩也

設　立：2018年1月

所在地：〒1102-0093 東京都千代田区平河町１−６−１５　USビル７F

事業内容：サービス業向けロボットパッケージ開発

　　　　　ロボット導入支援・コンサルティング

　　　　　ロボティクスサービスプロバイダー