「40代」後半の約半数は、すでにアルツハイマー病の最初期の可能性
アルツハイマー病の進行状況年齢分布発表
MIG株式会社(代表取締役社長:甲斐英隆、本社 東京都渋谷区、以下「MIG」)は、アルツハイマー病の最初期からの進行状況の年齢分布を発表しました。
アルツハイマー病は発症するまでに「最初期の脳神経破壊」と、「MCI(軽度認知障害)」を経由します。もの忘れなど自覚症状もまだない「最初期の脳神経破壊」は、発生していても生活習慣の改善などでその後のアルツハイマー病の発症を遅らせることが可能です(図1)。
認知症の原因の70%程を占めるアルツハイマー病は、発症まで20〜30年もの年月をかけて水面下でひっそりと進行しています。40代50代は「隠れ認知症」世代ともいえます。特に40代後半になると約半数の49%が「嗅内野における脳細胞破壊が始まっている」つまり「アルツハイマー病の最初期に入っている」ことがわかります(図2)。
アルツハイマー病は発症するまでに「最初期の脳神経破壊」と、「MCI(軽度認知障害)」を経由します。もの忘れなど自覚症状もまだない「最初期の脳神経破壊」は、発生していても生活習慣の改善などでその後のアルツハイマー病の発症を遅らせることが可能です(図1)。
認知症の原因の70%程を占めるアルツハイマー病は、発症まで20〜30年もの年月をかけて水面下でひっそりと進行しています。40代50代は「隠れ認知症」世代ともいえます。特に40代後半になると約半数の49%が「嗅内野における脳細胞破壊が始まっている」つまり「アルツハイマー病の最初期に入っている」ことがわかります(図2)。
データソース:Neuropathological stageingof Alzheimer-related changes,HeikoBraaket.al.1991, Staging of Alzheimer disease-associated neurofibrillary pathology using paraffin sections and immunocytochemistry, Heiko Braaket.al., 総務省統計局人口推計2019, 「都市部における認知症有病率と認知症の生活機能障害への対応」(平成21~24)総合研究報告書、朝田隆et.al.
算出前提:年齢別人口にBraak博士が発表している年齢別の嗅内野で神経原線維変化が起きている人数比率を掛けて算出
◆「治療法がないのに検査しても怖いだけ」、「現在の検査方法だけでは手遅れ」のアルツハイマー病
これまでアルツハイマー病は、「治療法がないのに検査しても怖い」と検査そのものを敬遠される病気でした。アルツハイマー病は発症してしまうと治療が困難であることに変わりはありませんが、ごく初期に対処をすれば発症を遅らせることは可能です。現在主流である検査方法でもMCI(軽度認知障害)の段階での発見は可能ですが、MCIの段階では既に発症を遅らせることは難しいというのが現状です。
そのため検査することを拒否したり、予防タイミングを逃し発症を待つだけという状況になっています。
◆手遅れになる前に「Brain100 studioプログラム」で脳健康の把握を
MIGが運営するBrain100 studioプログラムで提供する「認知症予防支援サービス」は、VRゴーグルを用いて「空間ナビ脳機能測定」を行い脳機能の破壊状況を把握することが可能です。
予防研究35年以上の高島教授(当社の共同創業者兼取締役CSO)が開発したこの「VRゴーグルでの脳機能測定」は、アルツハイマー病につながる脳神経破壊の最初期が脳の嗅内野(海馬の隣の中枢器官)で起き始めることに注目、嗅内野が司る空間ナビゲーション機能を測定し脳健康の評価を行うものです。AMED研究プロジェクトに採択され、また医療機関との共同臨床治験も進められています。
アルツハイマー病は脳神経破壊が始まってから20-30年かけて発症へ。「治療法がないのに検査しても怖いから受けない」という声が多く聞かれますが、破壊の兆候・超早期のサイン段階では予防効果が期待できます。40代後半になると約半数でその兆候が見つかっています。
健康診断のような頻度で自身の脳健康を把握し予防に努めることで、加齢や生活スタイルによって誰もがなりえるアルツハイマー病の発症を遅らせることが可能になります。
◆認知症は660万人以上
現在日本で認知症の人数は約660万人以上と推定され、その前段階の軽度認知障害(MCI)も同等数と考えられています。これは65歳以上の高齢者の3〜4人のうち1人が認知症またはその前段階に相当する深刻な社会課題となっています。今後、コロナ禍での巣籠もりや運動不足により認知症発症率が更に増加すると予測され、中には1000万人を超えるという専門家もいます。
◆『JIN-仁-と学ぶ 認知症「超」早期発見と予防法』好評発売中
医療漫画の傑作「JIN-仁」-の作者村上もとか先生の協力のもと、主人公南方仁と当社の共同創業者兼取締役CSOであり認知症予防の専門家でもある高島明彦の対話形式で認知症について紐解いた『JIN-仁-と学ぶ 認知症「超」早期発見と予防法』が現在全国の書店及びネット書店で好評発売中です。
■【会社概要】
〜人生100年、脳の健康を保ち人生を全うする〜
会社名 :MIG株式会社
代表取締役 :甲斐 英隆
URL :https://www.medicalig.com/
資本金 :86,749,925円(2022/4/1現在)
創設 :2017年9月1日
事業内容 :Brain100 studio事業(https://brain100studio.com/)
直営スタジオ:渋谷区桜丘町29-24秀和桜丘レジデンス516号
<本件に関する報道関係者のお問い合わせ先>
MIG株式会社 担当:笠井
東京都渋谷区桜丘町29-24
秀和桜丘レジデンス516号
電話:03-4500-8261(代)
Mail: contact@medicalig.com
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