テラスペース 紙の人工衛星の開発をスタート 北越コーポレーションがプロジェクトに参画
テラスペース株式会社(京都市左京区/代表:北川貞大)は世界初となる「紙の人工衛星」の開発のため、来年打ち上げ予定の初号機“TATARA-1” に紙素材のサンプルを搭載し、耐久性などの試験を行います。
■紙の人工衛星“PAPER-SAT”
超小型人工衛星は一般的にはアルミニウム製の筐体を使用しますが、「紙の人工衛星」では主たる構造体に紙を原料としたセルロースナノファイバー(CNF)「ReCell®」を使用します。
これにより、強度を維持しつつ軽量化を実現でき、更にはアルミニウムと比較して電波を透過しやすいことから、通信用アンテナを衛星内部に搭載し衛星運用が可能であり、衛星設計の自由度を広げることができます。
■総合製紙メーカーである北越コーポレーション株式会社が参画
紙を超えた強度、優れた成形性を兼ね備えた地球にやさしい素材である「ReCell®」(リセル)を用いて紙の可能性を広げることで、宇宙開発をよりサスティナブルなものにすることができると考えます。
テラスペースは紙の人工衛星第1号となる“PAPER-SAT" を2025年に打ち上げるスケジュールで開発を行なっています。
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