ピースボートとノーベル平和センターが提携、日本被団協のノーベル平和賞洋上特別展が船内に
4月22日に横浜港に停泊中の船内でオープニングセレモニー(要事前登録、4/17まで)
ピースボートとノルウェーのノーベル平和センターは提携協定を結び、2024年のノーベル平和賞受賞団体である日本被団協の活動を紹介するノーベル平和賞洋上特別展「A Message to Humanity」を実施します。ピースボート船内に常設スペースをつくり、写真家集団マグナム・フォト所属のアントワン・ダガタ氏が撮影した被爆者の写真をはじめとした展示を、訪れる各地の人々に広めます。

ノーベル平和センターは歴代のノーベル平和賞受賞者の活動に関連づける形で、子どもや学生を対象にした教育プログラム、講演会、ワークショップ、対話イベントなどを実施し、国内外から訪れる人々に平和の大切さを伝える役割を果たしています。毎年ノーベル平和賞授賞式に合わせて「ノーベル平和賞企画展」が更新され、最新の平和活動に触れることもできます。単なる博物館ではなく、平和とは何か、対話と理解がなぜ重要なのかを問いかける「考えるための空間」でもあります。
ピースボートは1983年に創設された「地球一周の船旅」をコーディネートする国際NGOです。年3回の世界一周クルーズを通して年間約5000人と世界をまわり、訪れる各地で「顔の見える国際交流」の機会を提供しています。また、国連の経済社会理事会(ECOSOC)との特別協議資格を持つNGOとして、核軍縮や平和構築、気候変動などの分野でのアドボカシー活動にも力を入れています。2008年に始まった「ヒバクシャ地球一周 証言の航海」では被爆者の証言を世界に届ける役割を果たしてきました。
今回の提携を通して、世界をまわるピースボートは、メッセージ性、芸術性の高いノーベル平和センターのノーベル平和賞企画展を、オスロのノーベル平和センターを訪れることが叶わない国や地域の多くの人に届けます。この提携を通して、より多くの人が平和や核軍縮、また、個人にできる平和の取り組みについて考えるきっかけを持てるようになることが、ピースボートとノーベル平和センターに共通する願いです。
この洋上特別展の就航クルーズとなるピースボート地球一周Voyage120の出航に先立ち、横浜港に停泊中の本船パシフィック・ワールド号内でオープニングセレモニーを行います。セレモニーには、展示の準備のために来日予定のノーベル平和センターのキュレーターやディレクターのほか、日本被団協からは濱住治郎・和田征子事務局次長、展示の中で被写体となった日本被団協の神奈川県組織である神奈川県原爆被災者の会の副会長、福島富子さんも参加されます。

下記の要領でオープニングセレモニーを行います。関心のあるメディアの方は必ず参加登録をお済ませの上、ぜひお越しください。
日時:4月22日(火)13:00-14:30
場所:パシフィック・ワールド号内(停泊港:横浜港大さん橋国際客船ターミナル)
アクセス:https://osanbashi.jp/access
参加登録フォーム:https://forms.gle/UC7rwxBGiEEKi7Tr7
※乗船手続きがありますので、12:30までに横浜港大さん橋国際客船ターミナル2階の正面玄関からお入りになり、受付をお済ませください。
本イベントは横浜港大さん橋国際客船ターミナルに停泊中のパシフィック・ワールド号内にておこなわれます。参加には必要情報の登録が必須です。4月17日(木)17:00までに上記のリンクから必ず参加登録をお済ませください。参加予定のすべての方について個別の登録が必要です。また、当日は顔写真付きの身分証をご持参ください。

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