5月28日(日)まで開催の「クリスチャン・ディオール、夢のクチュリエ」展 展示中コレクションに龍村美術織物の生地を提供

サイトではスペシャル記事も公開

株式会社龍村美術織物

現在開催中の「クリスチャン・ディオール、夢のクチュリエ」展にて、龍村美術織物の生地を使用したドレスが展示中です。開催当初より会場である東京都現代美術館に多くの方が訪れている大人気のイベントで、5月28日(日)までが会期となっています。

©YURIKO TAKAGI©YURIKO TAKAGI

「クリスチャン・ディオール、夢のクチュリエ」展示風景(2022年)東京都現代美術館 ©︎DAICI ANO「クリスチャン・ディオール、夢のクチュリエ」展示風景(2022年)東京都現代美術館 ©︎DAICI ANO

今回の展覧会の概要


本展は、パリ装飾芸術美術館での成功に続き、ロンドン、ニューヨークなどを巡回し、満を持して日本・東京にやってきました。今回の展示ではディオールと日本の関係性にフォーカスが当てられ、新たな視点で捉えられた特別な展覧会となっています。ディオールと日本との絆の成り立ちが見て取れる、貴重なアーカイブが公開される機会として、大きな注目を集めていることでも知られています。


展示風景©︎龍村美術織物展示風景©︎龍村美術織物

「クリスチャン・ディオール、夢のクチュリエ」展示風景(2022年)東京都現代美術館 ©︎DAICI ANO「クリスチャン・ディオール、夢のクチュリエ」展示風景(2022年)東京都現代美術館 ©︎DAICI ANO

展覧会で見られるDIORと龍村美術織物のコラボレーション


ディオールが日本の美との数々の出会いを果たした中でも、龍村美術織物の名物裂※である「早雲寺文台裂(そううんじぶんだいぎれ)」との出合いは、彼を魅了する大きな出来事でした。その美しさに心を惹かれ、1954年の秋冬コレクションの“Utamaro(歌麿)”、“Tokio(東京)”、“Rashomon(羅生門)”とネーミングされた作品に龍村美術織物の生地を取り入れたことにその注目度が伺えます。(今回の展示でも、これらの作品がご覧いただけます。)そしてそのディオールと日本とのかけがえのない縁は、美智子さま(現上皇后)のご成婚の際のローブデコルテを、龍村美術織物の絹地を用いて、ディオール社がデザインする、という歴史的なコラボレーションに飛躍、発展していきました。


ローブデコルテをお召しになる美智子さま(現上皇后)©︎ Keystone-France Gamma-Raphoローブデコルテをお召しになる美智子さま(現上皇后)©︎ Keystone-France Gamma-Rapho

早雲寺文台裂(そううんじぶんだいぎれ)早雲寺文台裂(そううんじぶんだいぎれ)

※名物裂(めいぶつぎれ)とは、中世から近世初期にかけて、主として中国の宋・元・明から伝来した織物。名物の茶入れ・茶碗などの茶器を包む生地や掛け軸の表装などに用いられ、珍重されました。


見どころ、開催概要


ムッシュ ディオールが大切にしていた、美を支えるアトリエ(工房)への愛、そして技への情熱は、龍村美術織物が匠の技を築き上げ、継承してきた姿勢と非常に多くの共通点が見られます。両者をつないだ「ニッポンの生地」という視点から楽しむのも面白いかもしれません。龍村美術織物のウェブサイトでは今回の展覧会を祝し、特別コンテンツも公開中です。龍村美術織物代表・龍村育は今回の展覧会について「全感覚でディオールと日本の永きに渡る足跡をご堪能される事は間違い無いと思います。皆さまぜひ会場に足をお運びください。」とコメントしています。ディオールのあくなき美への探求、そして龍村美術織物の織物の美しさと高い品質をオンラインでも、オフラインでもぜひご堪能ください。



■「クリスチャン・ディオール、 夢のクチュリエ」展 開催概要

会期:2020年12月21日(水)~2023年5月28日(日)
会場:東京都現代美術館
アクセス:東京都江東区三好4-1-1
展覧会およびイベントに関するお問い合わせ:東京都現代美術館(TEL:050-5541-8600)
開館時間:10:00~18:00 ※入場は閉館の30分前まで
※5/13(土), 14(日), 20(土) , 21(日) , 27(土) , 28(日)は20:00まで臨時夜間開館を実施します。 
休館日:月曜日
料金:一般 2000円 / 65歳以上・大学生・専門学校生 1300円 / 中高生以下無料
ウェブサイト:https://www.mot-art-museum.jp/exhibitions/Christian_Dior/

※チケットの最新状況については、公式ページをご覧ください。

■龍村美術織物について


龍村美術織物は、1894(明治27)年の創業以来、"独創と復元"というテーマを根底に、織物づくりに真摯に向き合ってきました。創業者である初代龍村平藏は、織物における芸術的完成を求め、古代裂(こだいぎれ)の復元研究に没頭し、様々な織物の知識、技法を学び蓄積することで得た「織の総合力」をもって、正倉院裂(しょうそういんぎれ)をはじめとする国宝や、名物裂(めいぶつぎれ)の復元を果たします。また、緻密さと大胆さを兼ね備えた新しい独創的な織物を、その知識と技術をベースに数多く創作していきます。この織物づくりにおける"独創と復元"という考え方は今日に至るまで連綿と受け継がれ、艶やかな色合い、立体的な表現、美的エッセンスが凝縮された独特な紋様など、龍村美術織物らしい唯一無二の独創性をもった織物を、日々世に生み出し続けています。


社名:株式会社 龍村美術織物

代表取締役:龍村 育

本社住所:〒615-0022 京都市右京区西院平町25 ライフプラザ西大路四条2階

Tel:075-325-5580

従業員数:62名

創業:明治27年 (1894年)

会社設立:昭和53年 (1978年) 2月23日

資本金:24,000,000円

事業内容:美術織物の製造および販売、各種緞帳・懸装品の企画・デザイン、製造および販売、和装雑貨などのインターネット販売

公式サイト:https://www.tatsumura.co.jp/

公式オンラインショップ:https://shop.tatsumura.co.jp/

このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります

メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。

すべての画像


会社概要

株式会社龍村美術織物

3フォロワー

RSS
URL
https://www.tatsumura.co.jp/
業種
製造業
本社所在地
京都府京都市右京区西院平町25 ライフプラザ西大路四条2階
電話番号
075-325-5580
代表者名
龍村 育
上場
未上場
資本金
2400万円
設立
1978年02月