『あんぱん』の名言「絶望の隣は、希望や」ほか、イチロー選手、黒柳徹子さんら名言がノミネート!2025年「感動した!」コトバは?第9回「名言グランプリ」開催!
年間300以上の名言を集める「伝え方研究所」選出のノミネート10作品発表11月27日に著名人による審査を経て、12月9日グランプリ発表予定!

TV・SNS・雑誌などから年間300以上の名言を集める伝え方研究所※は、このほど「名言グランプリ2025」の開催を決定し、ノミネート10選を発表しました。2017年以来、第9回目となる今年は、著名人ら計7名による審査が行われます。その年に生まれた「もっとも感動した名言No.1」を決定し、伝え方研究所の公式webサイトなどで12月9日(火)に結果を発表する予定です。
※伝え方研究所とは?「あした、もっと伝え上手に。」をコンセプトに、伝え方の調査・発信を行う研究機関。クリエイティブブティック・株式会社ウゴカスが運営。
■「名言グランプリ」とは?
名言グランプリはその年に生まれた「もっとも感動するコトバ」を表彰する企画です。世の中のニュースの大半はつらい事件や悲しいできごとです。SNSには誹謗中傷があふれています。一方で、前向きで人の背中を押すような言葉もあります。そんなポジティブな言葉がひろがれば、世の中はもっとよくなると考え、2017年にこの賞が設立されました。
<特設サイト> https://ugokasu.co.jp/tsutaekata-gp/
■「名言グランプリ 2025」ノミネート10選
〜人生を明るく灯すコトバがノミネート〜
伝え方研究所では、テレビ、ラジオ、新聞、SNSなどの各種媒体から、聞いた人が「感動するコトバ」を年間300以上収集しています。今回、独自の基準で、このうち10のノミネート作を選定しました。選定にあたっては、気の塞ぐコトバがあふれる現代にあって、「前向きな気持ちになる、あたらしい発見がある」という観点を大切にしています。
※各ノミネート作の詳細は、最終ページに添付の参考資料をご覧ください。

【「名言グランプリ 2025」概要】
・審査日:11月27日(木) 14:30〜16:30
・会場:株式会社ウゴカス[東京都港区南青山]にて
(アクセス詳細:https://www.ugokasu.co.jp/)
・結果発表:12月9日(火) 「伝え方研究所」サイトなどにて
・審査員:田原総一朗/山口真由/堀江貴文/坪田信貴/田中里奈/土江英明/佐々木圭一(敬称略)
※取材をご希望の方は、下記、お問い合わせフォームより、事前にご連絡をいただけますと幸いです。
<お問い合わせフォーム>
https://www.ugokasu.co.jp/contact/
■伝え方研究所編集長 杉直樹のコメント
言葉の力は、あなどれません。私自身、仕事や生活で思い通りにならないことは日々たくさんありますが、そんなとき、素敵な言葉を見ただけでエネルギーが湧いてきて、「どこにそんな力が残っていたのか」とハッとさせられることがあります。人は意識によって行動を変える面がありますが、その意識に大きな影響を与えるのは、言葉なのです。
「名言グランプリ」は、多くの人の心に響いた、極上の言葉を集めた企画です。次世代への贈り物になるような、魅力と意義が詰まった言葉。それを、みんなでいっしょに味わい、明日のちょっとした希望の活力にする。今年の年末も、この企画が、そんな実践のきっかけとなることを願っています。

【審査員プロフィール(敬称略)】
田原総一朗
ジャーナリスト。1934年滋賀県彦根市生まれ。早稲田大学文学部卒。岩波映画製作所、テレビ東京を経て、‘77年フリーに。
現在は政治・経済・メディア・コンピューター等、時代の最先端の問題をとらえ、活字と放送の両メディアにわたり精力的な評論活動を続けている。テレビ朝日系で‘87年より「朝まで生テレビ」(現在はBS朝日)、’89年より2010年3月まで「サンデープロジェクト」に出演。テレビジャーナリズムの新しい地平を拓いたとして、‘98年ギャラクシー35周年記念賞(城戸賞)を受賞した。2010年4月よりBS朝日にて「激論!クロスファイア」開始。‘02年4月より母校・早稲田大学で「大隈塾」を開講、未来のリーダーを育てるべく、学生たちの指導にあたる。‘05年4月より‘17年3月まで早稲田大学特命教授。2019年ATP賞特別賞、2022年日本外国特派員協会「報道の自由賞」を受賞。

山口真由
信州大学社会基盤研究所特任教授・ZEN大学教授。1983 年札幌市出身。
2002年、東京大学教養学部文科I類(法学部)入学し、在学中3年生時に司法試験合格。4年生時には国家公務員I種試験合格し、2006 年卒業。同年4月に財務省に入省。
2008年に財務省を退職した後は、2015年まで弁護士勤務。その後ハーバード大学ロースクール(法科大学院)留学を経て、帰国後、東京大学大学院法学政治学研究科博士課程を修了した。現在は信州大学特任教授。主な出演番組に『羽鳥慎一モーニングショー』『ゴゴスマ』『英雄たちの選択』『そこまで言って委員会NP』など。近著に『挫折からのキャリア論』『世界一やさしいフェミニズム入門』『「ふつうの家族」にさようなら』などがある。

堀江貴文
実業家。1972年10月29日、福岡県生まれ。実業家。SNSグループ株式会社ファウンダー。
現在はロケット開発や、アプリのプロデュース、また予防医療普及協会として予防医療を啓蒙する等 様々な分野で活動する。会員制オンラインサロン『堀江貴文イノベーション大学校(HIU)』では、700名近い会員とともに多彩なプロジェクトを展開している。http://salon.horiemon.com
著書『金を使うならカラダに使え。』『ChatGPT vs. 未来のない仕事をする人たち』『2035 10年後のニッポン ホリエモンの未来予測大全』など
その他詳細はhttps://zeroichi.media/
X アカウント @takapon_jp

坪田信貴
坪田塾塾長。累計120万部突破の書籍『学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話』(通称ビリギャル)や累計10万部突破の書籍『人間は9タイプ』の著者。これまでに1300人以上の子どもたちを子別指導し、心理学を駆使した学習法により、多くの生徒の偏差値を短期間で急激に上げることで定評がある。大企業の人材育成コンサルタント等もつとめ、起業家・経営者としての顔も持つ。テレビ・ラジオ等でも活躍中。2025年12月12日に「ビリギャル2」を出版予定。

田中里奈
プロデューサー、モデル。モデルから活動の場を広げ、様々な企業ブランドとの商品プロデュースや企画、執筆活動、ラジオのパーソナリティなど、様々な分野で活動するモデル兼プロデューサー。ファッションや美容だけでなく、場所や肩書きにとらわれない働き方やライフスタイルを提案している。 しまむら『mysa closet』プロデュース他、コスメやハーブティーをプロデュース。大地の芸術祭オフィシャルサポーター。台北市観光親善大使。

土江英明
ダイヤモンド社書籍編集局第4編集部。ビジネス書を中心に多くのベストセラーを担当している。
担当書籍には、『伝え方が9割』109万部(シリーズ156万部。中国でも100万部を突破)のほか、『面接の達人』(中谷彰宏)シリーズ累計390万部、『めちゃくちゃわかるよ!印象派』(山田五郎)、『冨永愛 美の法則』、『成功者がしている100の習慣』、『小さな習慣』、他多数。

佐々木圭一
コピーライター。日本、中国ダブル100万部突破した『伝え方が9割』著者。
日本人初、One Show Designでゴールド賞を獲得(Mr.Chiildren)。カンヌ広告祭でゴールド賞(サンシャイン水族館)など、国内外で55のアワードに入賞受賞。日本のコミュニケーション能力のベースアップさせることをライフワークとしている。ドキュメンタリー番組「情熱大陸」にコピーライターとして初めて出演。

【伝え方研究所とは?】
シリーズ世界累計259万部を突破した『伝え方が9割』の著者・佐々木圭一が代表を務める株式会社ウゴカスが、2021年9月に立ち上げた研究機関。「あした、もっと伝え上手に。」をコンセプトに、日本人のコミュニケーション能力のベースアップを目指して、調査・研究を行っています。活動の一環として、研究所のサイトやSNSにて、ビジネスパーソンがスマホひとつで“伝え方”の悩みを解消できるお役立ち情報や、各界の名言なども発信中。
【公式サイト】https://www.ugokasu.co.jp/labo/
[参考資料]ノミネート一覧

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絶望の隣は、希望や 柳井寛(竹野内豊さん) ードラマ『あんぱん』第25話より |
主人公のモデル・やなせたかしさんご本人のコトバをもとにしたセリフ。やなせさんは東日本大震災の年に『絶望の隣は希望です!』というタイトルの本を出版。災害に限らず、人生のさまざまな場面で、絶望のふちに立たされた人々に希望を与えてくれるコトバ。 |
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2 |
弱さを認めることこそが強さへの出発点 森遥香さん[アナウンサー] ー劇場版『鬼滅の刃』を観て |
『鬼滅の刃』を観るたび「強さとは何か」を考えさせられるという森さん。強さは生まれつきではなく、弱さを認める勇気から育つことを、登場人物たちから学んだそう。「もっと強くなりたい」と一歩を踏み出そうとする、すべての人の背中を押す一言。 |
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3 |
「自分にもできるかも」と思える勘違い力が信念や志につながる 小泉翔建さん[株式会社グッドライフ代表取締役] ー夢を叶える秘訣を問われて |
会社を引き継いだときは約1億円の債務超過でどん底のスタートだったが、今ではそれを解消し、成長を続けているという小泉社長。原動力は「あの憧れの人のようになれるかも」という「勘違い力」だったという。ポジティブな自己暗示には、未来を変えるチカラがあることを教えてくれる名言。 |
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4 |
好奇心の扉だけは常に開けておいた方がいい 黒柳徹子さん[女優、タレント] ー40〜50代の人へのアドバイスを問われて |
いろんな「なりたいもの」を試しては「向いていない」と気づく日々を過ごしてきたという黒柳さん。今の職業も、最初から目指していたわけではなかったという。何事にもトライする好奇心を大切にすることで、人生は開ける。そんな可能性を示す黒柳さんのコトバは、行き詰まった時に、きっと希望の光を差してくれる。 |
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5 |
誰かを許すのは、その人のためじゃない。許せない相手に自分の人生を支配させないためだ 旅人KAD(かど)さん [X投稿者@ kad4ani] ー旅先で出会ったドイツ人にもらったコトバ |
なかなか許すことのできない怒りを抱え続けることは、むしろ、その相手によって自分がコントロールされている状態なのかもしれないという気づきを与えてくれるコトバ。自分の中に知らぬ間に根づいてしまった執着を自覚した瞬間、自分の時間を取り戻し、心を自由に開放する道が開けてくる。 |
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6 |
生きていく上で、不完全だから進もうと思う イチローさん[元プロ野球選手] ー米国野球殿堂入り選出後の会見で |
殿堂入りは投票で決まる仕組みだが、満票に 1. 票だけ足りなかった。そのことについて、イチローさんが語った言葉。人は「もう完全だ」と思った時点で歩みを止めてしまうもの。逆に「まだ完全じゃない」と意識することが、推進力を生む。ポテンシャルを信じ続ける姿勢を通して、限界を拡げてくれるコトバ。 |
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7 |
誰でもできる仕事こそ、誰がやったかで一番差が出るもの 上島宏之さん[長瀬産業株式会社 代表取締役社長] ー4月1日に新入社員に伝えたコトバ |
上島社長が新入社員に贈った成長の秘訣は「突き詰める」こと。最初は「誰でもできる仕事」でも、突き詰めれば「あなたにしかできない仕事」になり、それができる人のもとに、新しいチャンスが訪れる。自分の仕事の意味や生きがいに悩んだ時にこそ思い出したい、気持ちを奮い立たせてくれる名言。 |
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8 |
ギブしたことはすぐに忘れて、ギブされたことは忘れない 中島侑子さん[医師] ー今年のテーマについて語って |
心を込めてギブしても、その思いが必ず届くとは限らない。だが、一喜一憂せず、与えるより、もらった優しさに感謝する生き方をしたいと語る中島さん。ギブした物に執着するより、ギブされた感謝を意識することで、周囲への接し方は、だんだん優しくなっていくのかもしれない。 |
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9 |
きこえても、きこえなくても、人生は人生 佐々木琢磨さん[東京2025デフリンピック出場 陸上選手] |
もともとは野球少年だった佐々木選手。のちに代表選手にまで上りつめることとなったデフ陸上に出会ったのは、健聴者との会話に限界を感じて野球をやめ、将来が見えなくなったときだった。人生の価値は、他者と比較できるものではなく、どんな人生にも、その人なりの物語がある。そんな誇り高さを感じさせるコトバ。 |
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甲子園で優勝できるまで育ててくれてありがとうございました 眞喜志拓斗さん[沖縄尚学高校・野球部主将] ー夏の甲子園の優勝インタビューでお母さんに向けて |
甲子園で優勝した日は、ちょうどお母さんの誕生日だった。優勝インタビューを聞きながら、顔を覆って泣くお母さんの姿が中継に映ると、球場全体が、あたたかい拍手につつまれた。親子間で、あえて敬語で伝えた点も、球児の巣立ちを思わせるドラマ性が感じられる。心がじんとする名言。 |
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