【1/22(土)開催】第一人者に聞く!呼吸補助に対する新たなアプローチ「横隔膜ペーシング治療」とは!?【無料ウェビナー】
~人工呼吸器にかわる、新しい呼吸管理方法「横隔膜ペースメーカー」~
「人工呼吸器からの離脱」を実現可能にし得る横隔膜ペーシング治療。2022年1月22日 (土) 13:30~15:00に横隔膜ペースメーカーの無料ウェビナーを開催いたします。本ウェビナーでは、国内で唯一承認を受け、保険が適用された横隔膜ペースメーカーを用いて脊髄損傷の方へ治療を実施された 総合せき損センター 整形外科 益田 宗彰 医師が、自身の経験をふまえ、演題「上位頚髄損傷による呼吸不全に対する横隔膜ペーシングの可能性」にて、横隔膜ペーシング治療についてお話しいただきます。また当日は、治療をうけられたご本人とご家族にもご参加いただき、現在の様子や生活における課題もお伺いいたします。
【ウェビナー概要】
人工呼吸器使用者の集い・USCIジャパン株式会社共催
協力 全国頸髄損傷者連絡会
2019年に国内で初めて横隔膜ペースメーカーが保険適用となり、2021年3月に国内初となる脊髄損傷の方への、
体外式横隔膜ペーシング植込み手術が行われました。術後の呼吸管理は、益田医師の下で順調に実施されました。
本ウェビナーでは、国内で初めて横隔膜ペーシング治療を実施されたご経験を基に、益田医師より、以下の内容についてご講演いただきます。
1. 横隔膜ペーシング治療について
2. 横隔膜ペーシングの有用性・安全性
3. 横隔膜ペーシング治療の将来性
(プログラムの内容は予告なく変更する場合があります。)
その後、ご使用されているご本人とご家族にもご参加いただき、お話しいただく予定です。
【開催概要】
開催題目:上位頚髄損傷による呼吸不全に対する横隔膜ペーシングの可能性
開催日:2022年1月22日 (土) 13:30~15:00
参加費:無料
視聴方法:Zoom
動画視聴方法につきましては、お申し込みいただいた方へご案内させていただきます。
お申し込みURL
https://us02web.zoom.us/webinar/register/1216394592249/WN_MIP8Kl_qQ2e-O_hZio8y8A
【益田医師プロフィール】
独立行政法人労働者健康安全機構
総合せき損センター 第二整形外科部長
1998(平成10)年北海道大学医学部 卒業
九州大学 整形外科学教室入局
北九州市立医療センター
福岡市立こども病院・感染症センター
九州大学病院
山口赤十字病院
潤和会記念病院
福岡逓信病院
総合せき損センター
福岡整形外科病院
2006(平成18)年〜総合せき損センター 入職
2020(令和2)年〜 現職
■関連するプレスリリース
2021年4月8日:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000006.000075650.html
2021年6月17日:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000011.000075650.html
■横隔膜ペーシングシステム「NeuRx」
現在国内で横隔膜ペーシング治療への使用において、承認を受けている製品は唯一NeuRxのみとなっております。本品は「横隔神経の電気刺激により横隔膜の収縮が可能な、人工呼吸器に依存する(1)脊髄損傷、(2)中枢性低換気症候群」の患者様が適用の対象となります。横隔膜に植込まれた電極に電気刺激が送られて、横隔膜が収縮することで呼吸補助を行います。電極の植込み手術は、腹腔鏡を用いて2時間程度の所要時間で、比較的低侵襲に行うことが可能です。電極は横隔膜に左右2本ずつ経皮的に植込まれ、体外式のペースメーカーにより電気信号が送られます。術後に横隔膜のリハビリトレーニングを実施して、在宅での管理が可能となります。本品を使用している間は、人工呼吸器を一時的に離脱することが可能となり、患者様のQOLが大幅に改善されることが期待されます。
体外式のペースメーカーは、小型で携帯性に優れており(重さ:約250g、サイズ:8cm×13.7cm×3.4cm)、外出も容易となります。駆動には市販の単2サイズのアルカリ乾電池やリチウム乾電池が用いられることから、生命維持装置として課題の一つである災害時の電源確保といった点においても容易に対応が可能です。NeuRxは、モータ等の駆動が無いことから、これまで人工呼吸器の音が気になっていたような場面でも周囲を気にすることなく使用することができます。また、介護者様にとっても吸引回数が減るなど、人工呼吸器と比較してケアの負担軽減が期待される機器であります。
今回、NeuRxは国内で初めて横隔膜ペーシング治療用の医療機器として薬事承認を取得し、保険収載されたことで、これまで人工呼吸器という手段に頼らざるを得なかった脊髄損傷や中枢性低換気症候群の患者様の呼吸管理において、経済的負担も最小限に抑えながら、新たな治療の選択肢を提供することが可能となりました。
【人工呼吸器使用者の集い】
コロナウイルス感染症が広がる前は、お花見やカラオケ、ボーリング大会、その後の二次会(飲み会)と、対面で交流や情報交換をしてきました。ここ1 年半はコロナ禍が続いて外出が困難になっているため、オンラインを活用して、顔合わせも含めた呼吸器使用者Zoom 勉強会を定期的に開催しています。
呼吸器使用者ならではの問題だけではなく、より多くの立場の方に意見を聞き、私たちを取り巻く課題を探り出し、共に課題解決に向けた取り組みを行っています。
このオンラインの活動は、毎月第三土曜日の午後をベースに開催しています。
☆ 呼吸器を使わない方のオブザーバー参加も歓迎いたします!!
※ 但し、予告なく開催日が変更されることがありますので、活動に興味がある方は
気軽にお問い合わせください。(担当:米田・吉田)
お問い合わせ先:hkeison@yahoo.co.jp(兵庫頸髄損傷者連絡会)
【全国頸髄損者連絡会】
頸髄損傷者の抱える問題を解決するために活動している団体です。
所在地:〒669-1546兵庫県三田市弥生が丘1 丁目1 番地の1 フローラ88 305B 特定非営利活動法人 ぽしぶる 内
TEL:079-555-6022
URL:https://k-son.net/
お問い合わせ先:jaqoffice7@gmail.com
【会社概要】
会社名 : USCIジャパン株式会社
所在地 : 〒151-0053 東京都渋谷区代々木3-28-6
設立 : 1999年4月
事業内容: 医療機器の輸入・製造・販売
URL : http://www.usci.co.jp/
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザーログイン既に登録済みの方はこちら
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像