節供(せっく)とおひなさま ーひな人形と有職造花の饗宴ー
春の訪れが感じられるようになるこの時期、ひな祭りに関連した展示を開催します。
本年はひな人形と合わせ、公家の文化から生まれた有職造花(ゆうそくぞうか)をご紹介いたします。元来、ひな祭りは一年の中でも節目の日に行われた年中行事が由来となっています。共に日本の四季や伝統に根ざした有職造花とひな人形の饗宴をどうぞお楽しみください。
>展示概要
会期/ 2023年2月18日(土)~3月26日(日)
時間/ 9:30~17:00 *16:30最終受付
会場/ 横浜人形の家 3階企画展示室
観覧料/ 大人800円/小中学生400円 *入館料(大人400円/小中学生200円)含む、未就学児は入館および観覧料無料
休館日/ 毎週月曜日
>本展の見どころ【其の一】
京都を代表する人形の着付師であり、複数の職人・工程をまとめるプロデューサー的な役割である人形司、丸平大木。製作にあたる職人や使用する素材など、細部に至るまで妥協をしない製作により生み出された人形は高い評価を得ており、宮中や財閥など名家に納められてきました。横浜人形の家が所蔵する丸平大木製の人形を一堂に展示します。
>本展の見どころ【其の二】
有職造花は室町時代に生まれたといわれ、主に皇族や公家の間で年中行事などの際に用いられた絹の造花です。公家文化と共に花開き、やがて武家の婚礼や遊興風俗にも登場するようになりました。今回、有職造花の研究・製作を長年行ってこられた大木素十さんの伝統的な有職造花の様々と、伝統を踏まえて創作した有職造花類を合わせてご紹介します。
>ギャラリートーク
担当学芸員が作品解説と関連するテーマを説明いたします。各日10:00~/14:00~の2回開催します。
*事前予約制・各回定員10名
① 2月18日(土)「ひな人形の歴史と有職造花について」
② 2月22日(水)「人形と有職造花の造形や素材について」
③ 3月1日(水)「ひな祭りの際に行われる行事について」
④ 3月4日(土)「ひな祭りの楽しみ(今も昔も変わらないもの、変わったもの)」
申込は https://www.doll-museum.jp/11337
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