【地域活性リーダー育成事業】地域から日本のウェルビーイング向上を目指す農・林・漁業を通じた一次産業ワーケーション®による関わり人口創出を目的とした研修が11月1日(水)から3県4地域で本格始動!
「TUNAGUプロジェクト」は農・林・漁業を通じて地域課題に取り組み、自分らしい生き方・働き方の選択肢を増やし、都会で働く人々と地域のウェルビーイング向上を目指す人材育成プログラムです。
10月9日(月)・11日(水)・24日(火)には、3回にわたりオンラインの事前研修を実施。実地研修の前に、地域との関わり方や心がまえのヒントを得て、研修生の想いや考えを共有することで、研修生同士の交流を深めました。
11月1日(水)からは、和歌山県みなべ町の研修が始まり、研修生5名が参加し、3泊4日の研修を終えました。これを皮切りに、4地域の第1回目研修が順次スタートしていきます。
研修生は、就職氷河期を含む44名 10~60代の多様な世代が参加。
7月1日(土)から開始した研修生募集は、9回のオンライン説明会、6回のオンライン質問会、5回のリアル交流会を行い、合計359名が参加しました。
9月に開催したリアル交流会は、地域経済の活性に挑戦する人々が集い、つながるための「場」と「機会」を創出する、東京ミッドタウン八重洲の
「POTLUCK YAESU(ポットラック ヤエス)」で開催。全3回、TUNAGUプロジェクト実地研修実施の3県4地域が、特産物を持ち寄り、参加者との交流を行い、大いに盛り上がりました。
最終的に40名の研修応募枠を超えて、44名の研修生が決定。10~60代まで、就職氷河期を含む多様な世代が参加することになりました。
10月からは実地研修前のオンライン事前研修を実施。
10月9日(月)は主宰の島田由香より、『オリエンテーション・パーパス・マインドセット』 、10月11日(水)は、これからの地域とのつながり方を紹介する雑誌「TURNS」プロデューサーの堀口正裕氏を迎え、『地域と一次産業の可能性/これからますます地域が面白い』、10月24日(火)は、香川県三豊市で地域創生を成功させた、株式会社umari代表の古田秘馬氏を迎え、『多拠点居住・移住・起業の極意/香川県三豊市の話』を講演。研修開始前から一体感と情熱のこもった盛り上がりを見せました。
本プロジェクトは、農林水産省の農山漁村振興交付金事業であり、就職氷河期世代を含む多様な人材が、農山漁村を知り、農山漁村の生活を体験することを通じて多様な関係人口を創出し、新たな担い手の確保につなげていきたいと考えています。
TUNAGUプロジェクトHP
https://tunagutunagu.com/
11月1日(水)から、和歌山県みなべ町で第1回実地研修がスタート
本プロジェクトでは、研修生が全15日間に渡り、3県4地域の農山漁村地域を訪れ、*一次産業ワーケーション®を通して、自分らしい生き方・働き方の選択肢を増やす研修プログラム。15日間の研修を、3泊4日を2回、6泊7日を1回と分け、合計3回実施。どの地域も自由に選択でき、3回とも別の地域を選ぶことが可能です。
11月1日(水)~4日(土)、和歌山県みなべ町で第1回目の実地研修を実施しました。研修生5名は、みなべ町の一次産業が抱える課題を、地域の人々や地元業者からヒアリングし、現地の作業に臨みました。最終日には、研修後の振り返りを行い、「みなべの人々の情熱や思いに、お返ししなければという気持ちになった」「ネガティブな気持ちが、ポロポロ剝がれていくよう」といった感想も聞かれ、次回の研修への期待も高まりました。
11月は他の3地域の実地研修も順次スタートし、各地域10名前後の研修生が参加する予定です。
11月9日(木)~12日(日) 福井県高浜町
11月19日(日)~22日(水) 石川県能登町
11月23日(木)~26日(日) 和歌山県すさみ町
*一次産業ワーケーション®=一次産業の作業に関わることで、自分を空にする・空になる体験が伴う真のワーケーションのこと
TUNAGU KEYWORD
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実地研修開催地域のご紹介
世界農業遺産・日本一の梅の産地
【和歌山県 みなべ町】
第1回実地研修 11月1日(水)~4日(土)実施済
人口約12,000人の町で、平成27年12月には江戸時代から400年以上続く「みなべ・田辺の梅システム」が世界農業遺産として認定。養分に乏しく礫質で崩れやすい斜面を利用して備長炭の原料となるウバメガシを残しつつ梅林を配置し、400年にわたり高品質な梅(南高梅)を持続的に生産、地域の発展を支え続けてきた農業システムです。
みなべ町では、海と山の両方に囲まれた大自然の中で、梅作業や二ホンミツバチの実態を通じて梅システムを学んだり、紀州備長炭製炭士さんから伝統的で高品質な備長炭の歴史や作り方を学ぶプログラムを予定。
6次産業化と水産業の関わりしろ
【福井県 高浜町】
第1回実地研修 11月9日(木)~12日(日)
人口は約1万人。比較的温暖な気候と変化に富んだ自然が特徴で、昭和47年には日本一の民宿群を有するなど、海水浴の町として発展し、海と山の自然豊かな海辺まちです。世界に禅をZENとして初めて広めた禅僧・釈宗演の出身地でありアジアで一番きれいなビーチの国際環境認定”ブルーフラッグ”をもつ高浜町では、漁業作業や、農林漁業6次産業化*へ向けた取り組み視察、食品加工・販売サポート学習などのプログラムを予定。
*農林漁業の6次産業化=※農山漁村での6次化とは・・農林漁業者(一次産業)が農産物などの生産物の元々持っている価値をさらに高め、それにより、農林漁業者の所得を向上していくこと
世界農業遺産・木こりと守る能登の里山里海
【石川県 能登町】
第1回実地研修11月19日(日)~22日(水)
人口約15,500人の町で、農村の暮らしと結びついた風習や文化が高く評価され、平成23年6月に世界農業遺産として「能登の里山里海」に認定。豊かな自然を背景とした農業・漁業・林業などの第1次産業が基幹産業であり、農業では稲作をはじめとして、ブルーベリーや能登牛が特産品です。漁業では、イカ釣漁業と定置網漁業が全国的に有名。能登町では、他地域ではなかなか体験できない木こり作業や、現地に移住した人が営むゲストハウスの滞在、昔から伝わる地域の伝統行事を通して、里山・里海を学ぶプログラムを予定。
魚と共に生きる漁師町-未利用魚の利活用化
【和歌山県 すさみ町】
第1回実地研修 11月23日(木)~26日(日)
人口約3,700人の町で、農林漁業と観光を主要産業とし、関西一の磯釣り・船釣り場として有名。ケンケン漁という、すさみ独特のカツオ漁でも知られています。国指定天然記念物江須崎島、稲積島の原生林を中心とした豊かな自然美に加えて、世界遺産認定の熊野古道大辺路街道も脚光を浴びています。すさみ町では、豊かな歴史と自然を感じながら、漁業作業を中心に漁師さんと時間を共有しながら、漁業の現状について理解を深めるプログラムを予定。
12月以降の研修日程につきましては、こちらをご覧ください。
プログラムの特徴
特徴①自然と人をつなぐ
広大な自然と伝統文化の残る農山漁村にフォーカスし、一次産業ワーケーション®の体験を通じて「自然と人」をつなぎ、地域に様々な種をまいていきます。本プロジェクトの運営メンバーならびに関わる現地の地域コーディネーター、地域の人々が参加者の新しい価値観、新しい働き方・生き方を共に創造します。
特徴②未来と日本をつなぐ
TUNAGUプロジェクトを通じて、現代の都市集中型のくらしから地方分散型へのライフシフトを加速することで農山漁村に関わる人口を増やします。都市・地域の人々の交流から起こる双方のウェルビーイングの向上により、持続可能なつながりを強化することで地域活性を実現します。日本の未来へとのバトンをつなげる担い手として、参加者と地域をつなげることで新しい日本の在り方を創造します。
特徴③情熱と行動をつなぐ
地域でのさまざまな体験や交流を通じて、都市・地域の人々に潜在する情熱の着火を促し、行動の薪をくべて、参加者がもつ情熱の炎を行動へとつなぎ、都市・地域が共生してストーリーある生き方を創造します。
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一般社団法人日本ウェルビーイング推進協議会
TUNAGUプロジェクト運営事務局
chiiki@pcwjapan.com
一般社団法人日本ウェルビーイング推進協議会について
一人ひとりの「くらし」や「地域」こそ、日本のウェルビーイングの礎だ。
学校生活や商店街での買い物、飲食店で食事を囲ったり、公園で憩う休日があったり。私たちの日々のくらしは「地域」を舞台に彩られています。PCW Japanは、私たち一人ひとりのくらしが根づく「地域」に焦点を当て、地域と地域を繋ぎ、知恵・人材・経験を混ぜ合わせることで、ウェルビーイングで豊かな日本をつくってまいります。
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団体名:一般社団法人日本ウェルビーイング推進協議会
英名:Promotion Council for Well-Being in Japan
略称:PCW Japan
代表理事:島田由香(株式会社YeeY 共同創業者/代表取締役)
問い合わせ先:info@pcwjapan.com
公式サイト:https://pcwjapan.com/
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