NPOキーパーソン21が富士通、川崎市教育委員会と協働
2022年7月5日「子どもと共に創る川崎未来まちづくりプロジェクト」始動
2022年7月5日、認定NPO法人キーパーソン21(神奈川県川崎市、代表:朝山あつこ、以下「キーパーソン21」)は、富士通株式会社(以下、「富士通」)、川崎市教育委員会、川崎市立宮内中学校(川崎市中原区、以下「宮内中学校」)と連携・協働し、「子どもの可能性を広げるキャリア教育からはじまる子どもと共に創る川崎未来まちづくり」プロジェクトをスタートします。
2022年度、キーパーソン21は、宮内中学校の教員の方々の熱い想いを受け、地元川崎で多くの地域貢献、まちづくりに取り組んでいる富士通と協働し、宮内中学校2年生(6クラス233名)を対象にキャリア教育プログラムを実施します。川崎市中原区大戸地区の地域の多様な大人たちと関わり、対話によるコミュニケーションを通して、自ら動き出さずにはいられない原動力(わくわくエンジン)や自分自身の中にある「やってみたい!」を発見し、大人たちの伴走・応援のもと本気でチャレンジしてみる経験など、まちぐるみで川崎の未来を創る子どもたちの主体性を引き出し、継続して成長を支援し、未来に向けたまちづくりに繋げていくプロジェクトです。
- プロジェクトの目的
富士通を中心とした企業・行政・NPO等が連携・協働しながら、宮内中学校2年生の生徒に対し、キャリア教育プログラム実施を通じて、子どもたちの主体性を「引き出し、認め、伴走する」ことで、川崎市中原区大戸地区における、わくわくする自分から始まる未来まちづくりへと展開させる
- プロジェクト概要
対象:保護者、地域の大人たち
日時:2022年7月5日(火)15時30分~17時
開催場所:富士通川崎工場(オンラインでも同時配信)
内容:講演キックオフイベント リレートーク&クロストーク
「子どもの可能性を広げるキャリア教育からはじまる子どもと共に創る川崎未来まちづくり」
(登壇予定:富士通・未来社会&テクノロジー本部/宮内中学校/川崎市教育委員会/キーパーソン21)
●サポーター養成講座実施
対象:富士通社員、宮内中学校教員
日時:2022年8月23日(火)・24日(水)・31日(水) 各日午後
開催場所:宮内中学校
内容:子どもたちの
わくわくエンジンを引き出し、認め、伴走するサポーター養成講座実施
●講演プログラム「おもしろい仕事人がやってくる!~先生編~」
対象:宮内中学校2年生、保護者
日時:9月20日(火)午後
内容:教員自ら自分たちのわくわくエンジンを発見し、生徒たちに自分の言葉で自分を語る
ねらい:将来の生き方や仕事を考えるにあたり、社会の第一線で活躍されている仕事人の失敗談やリアルな話から多様な生き方や価値観を学び、自分にもできるかもしれないという自信と希望を持たせること
●講演プログラム「おもしろい仕事人がやってくる!~富士通・社員編~」
対象:宮内中学校2年生、保護者
日時:10月18日(火)午後
内容:富士通社員が自ら自分たちのわくわくエンジンを発見し、生徒たちに自分の言葉で自分を語る
ねらい:同上
●ワークショッププログラム「すきなものビンゴ&お仕事マップ」
対象:宮内中学校2年生
日時:11月15日(火)・22日(火)午前
内容:富士通社員や地域の大人たちと一緒にワークショップ「すきなものビンゴ&お仕事マップ」を実施
ねらい:自分を知り、自分と仕事・社会を結びつけ、楽しみながら自分の未来やキャリアを考え続けられるようになること
●総合授業との連携:子どもたちのわくわくエンジン、「やってみたい!」の言語化とチャレンジ
対象:宮内中学校2年生/富士通社員、地域の大人参加
日時:2022年12月~2023年1月 授業内で実施
内容:子どもたちのわくわくエンジン、「やってみたい!」を応援する
(富士通・未来社会&テクノロジー本部と協働してプログラム検討中)
●総合授業との連携:子どもたちのわくわくエンジン、「やってみたい!」プレゼンテーション
対象:宮内中学校2年生/富士通社員、地域の大人参加
日時:2023年2月頃 授業内で実施
内容:子どもたちのわくわくエンジンからの「やってみたい!」にチャレンジしたことを発表する
- プロジェクト協働団体
令和4年度川崎市教育委員会「キャリア在り方生き方教育」研究推進校として研究に取り組んでいます。
<研究推進テーマ>自己を見つめ、一歩踏み出す生徒の育成~やりたいことをやりたいと言えるために~
【富士通株式会社】
川崎市と持続可能な未来都市の実現に向けて、「健康」「安全・安心」「環境」「仕事・暮らし」を4つの重点テーマとして掲げ、市民を中心としたインクルーシブなまちづくりを目指して取り組んでいます。社会、まち、物事を変革するためには、一人ひとりが、何を大事にして、何がやる気の源泉になっているのかを認識し、互いに認め合い、力を合わせることが大きな力になると考えています。
【川崎市教育委員会】
子どもたちの社会的自立や共生・協働の精神を培う「キャリア在り方生き方教育」を推進してきました。「自分をつくる」「みんな一緒に生きている」「わたしたちのまち川崎」の三つの視点で学校の特色を生かした教育活動に取り組んでいます。
- 団体概要
設立:2000年12月10日
本部:神奈川県川崎市中原区新丸子東2-907-25 ハイツ武蔵小杉704
代表理事:朝山あつこ
会員数:403(理事7名、監事2名、顧問1名、スペシャルサポーター13名)
全国拠点:8(北海道、新潟、北関東、東京、川崎、湘南、静岡、大阪兵庫、沖縄)
パートナー団体:8(株式会社植松電機、NPO法人MSPチャイルドドリーム基金、株式会社感性労働研究所、株式会社クリップアカデミー、認定NPO法人くさつ未来プロジェクト、EGAHOUSE&COMPANY、社会福祉法人生活クラブ、学校法人福岡成蹊学園福岡外語専門学校)
キーパーソン21ではあらゆる大人たちが次世代を育むために一緒になって本気で力を注ぐ社会を目指し、持続可能な地域づくりを行っています。私たちは親、教員、企業人三者を対象とした活動を行っています。
・親:親子の相互理解を深め、子どものやりたいを引き出すオンラインプログラム
・教員:先生が生徒のやりたいを引き出すプログラム
・企業人:上司と部下がお互いの意欲の源泉を見出だすプログラム
「夢!自分!発見プログラム」 経産省主催キャリア教育アワード経済産業大臣賞受賞
「夢!自分!発見!プログラム」は、2016年に、経済産業省主催「キャリア教育アワード経済産業大臣賞(中小企業部門)」を受賞した、子どもたちのやりたい!を引き出すキャリア教育プログラムです。これまで全国各地で20年以上、55,942人(2022年3月31日までの延べ人数)の子どもに提供してきました。地域の様々な大人たちとの出会いの中で、子どもたちが将来の仕事や生き方を考え、本当に大切にしたいことに気づき、主体的に人生を選択して動き出す力を育みます。多数の学校で授業に導入されている教育効果の高いキーパーソン21オリジナルのプログラムです。
代表理事 朝山あつこ略歴
わくわくして動き出さずにいられない原動力「わくわくエンジン®」の発見提唱者。
長男の中学校の学校崩壊がきっかけで、大人も子どもも、自分を活かしていきいきと仕事をして生きていってほしいと願い、2000年にNPO設立。
「夢!自分!発見プロクラム」を開発し、学校、企業、行政、大学、PTAなどと連携し、“一人ひとりのわくわく”から主体的になるキャリア教育を北海道から沖縄まで全国に展開中。これまで、5万人を超える子どもたちにプログラムを提供してきている。
日経WOMAN「ウーマン・オブ・ザ・イヤー2005」クリエイティブ部門受賞。
神奈川県の大学における男女共同参画推進プログラム検討委員や、
企業のCSR教育プログラムアドバイザー、その他、多数の企業や教員研修を務める。
2017年 経済産業省主催 キャリア教育アワード 中小企業部門最優秀賞を受賞。
2018年 内閣府、文部科学省、厚生労働省、経済産業省の三省連携シンポジウムで基調講演。
2019年〜 相模原市総合計画審議会委員
著書:「ふつうの主婦が見つけたやる気のエンジンのかけ方」 以上
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