安全教育の専門家が提案する「新たな」基本書。『クローズアップ現代+』『視点・論点』他出演多数の宮田 美恵子著の新刊『学校安全のリデザイン』を刊行!
大きく変化している時代に合わせた新たな学校安全の考え方、対応策、安全教育。
教育書を幅広く刊行する学事出版株式会社(本社:東京都千代田区)は、『学校安全のリデザイン 災害、事件、事故から子どもたちを守るために』を刊行いたしました。
安全教育の第一人者である著者が、附属池田小事件以降の「学校安全」について振り返りながら、大きく変化している時代に合わせた新たな学校安全の考え方、対応策、安全教育などについてまとめました。
「新たな」学校安全の基本書として、学校安全に関わる全ての人必携の一冊です。
- 筆者からのメッセージ
私はこれまで、さまざまな事故や事件、災害の現場を歩き、子どもたちの被害を目の当たりにしてきました。安全はすべての基本であっても、学校現場にはゆとりがなく先生方も歯痒い思いをされていることと思います。本書は、そんな先生方のジレンマを少しでも緩和したい、子どもたちのかけがえのない命や未来を守りたい、という想いからまとめました。安全は、学校だけが担うものであはりません。教職員の皆さんはもちろんのこと、保護者や地域の方々にも、ぜひお読みいただきたいと思っています。
- 編集者よりコメント
- 本書の構成と各章の概要
序章 学校安全の歴史
2019年度に教職課程のうち、「学校安全」に関する内容が必須となった。学校安全の歴史を俯瞰する。
第1章 学校の安全管理を問い直す
2019年に発生したスクールバスを待つ児童らが、刃物を持った男に襲われた「防ぎようがない事件」を題材に学校安全管理の見直しとともに警察OBの活用を提案する。
第2章 学校安全の3領域 生活安全編
子どもが自分を犯罪者から守るために必要な「危険を知らせる力」「危険から離れ助けを求める力」をかくれんぼや鬼ごっこといった、あそびから体得することができる。あそびを通した地域ぐるみの学校安全に加え、防犯ブザー、ヘルプミーハンドサインの普及や活用に言及する。
第3章 学校安全の3領域 交通安全編
防ぎようのない交通事故も、リスクの最小化は可能との視点にたち、交通安全指導のポイントを考察する。
第4章 学校安全の3領域 災害安全編
2011年の東日本大震災まで、一部の地域を除き学校での防災教育は進まなかった。災害を「特別なこと」とせず、災害時のコミュニケーションのために「やさしい日本語」を使うなど、日常の安全教育を考える。
おわりに・参考文献・さくいん
- 著者紹介
特定非営利活動法人日本こどもの安全教育総合研究所 理事長。順天堂大学協力研究員、日本女子大学客員准教授等を経て、現職。省庁の委員会委員や座長等を務める。研究領域は、安全教育、学校安全、学校保健など。博士(順天堂大学)。
大学では教職課程「学校安全」などの授業を担当している。
子ども被害事件・事故・災害の分析や保育所・学校等における安全管理、障がいのある子や0歳からの安全教育、地域安全活動などについて解説を行う。NHK(総合)『クローズアップ現代+』『視点・論点』『日曜討論』『あさイチ』、NHK(教育)『ウワサの保護者会』『エデュカチオ!』ほかに出演。
近著等に、『地域コミュニティと教育』(放送大学教育振興会、2018、分担執筆)、『うちの子、安全だいじょうぶ? 新しい防犯教育』(新読書社、2018)、『東日本大震災と子ども:3.11あの日から何が変わったか』(日本地域社会研究所、2016)、『こども安全カード100』(監修)(幻冬舎、2022)などがある。
HP:http://kodomoanzen.org/profile.html
- 購入はこちらから
宮田 美恵子 著
四六判 160ページ 定価1,980円(本体1,800円)
ISBN978-4-7619-2882-7
学事出版hp:https://www.gakuji.co.jp/script/bkDtl.php?prodid=978-4-7619-2882-7
Amazon:https://amzn.to/3ykRO4j
楽天ブックス:https://books.rakuten.co.jp/rb/17287713/?l-id=search-c-item-text-04
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザーログイン既に登録済みの方はこちら
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像