スイス発 流体機械式高級時計ブランド『HYT』が再誕、オフィス麦野とパートナーシップ契約を締結

この度、オフィス麦野は、あの伝説的な流体機械式高級時計ブランド『HYT』とパートナーシップ契約を締結し、新生『HYT』の日本市場におけるブランドマネジメントを行う事を発表致します。

オフィス麦野

『HYT』は「絶えず流れる時間、それを流動性ある液体で表現できないか」というアイデアを具現化するため、時計産業の中心地として有名なスイス・ヌーシャテルにて2012年に立ち上げられました。10年にも渡る歳月をかけ、時計・医療・化学・物理学・宇宙工学等のスペシャリストが結集し、クロノードやルノー・エ・パピによる、最高峰の時計技術と最先端医療技術、さらにNASAが開発した宇宙工学の部品などとも組み合わせ、わずか0.4mmのプレキシガラス製のキャピラリー(毛管)の中で、2つの異なる液体により時間を表示することに世界で初めて成功しました。


『HYT』は2020年後半から大幅な組織改編が行われ、2021年3月に新株主の元、創業者のヴィンセント・ペリアード氏が会長として復帰し経営陣を刷新しました。新生に取り組んだ『HYT』は、これまで流体機械式の弱点であった温度と気圧の影響を見事に克服し、数々の世界特許を取得。さらに、今世紀最高の時計師と呼ばれる『TEC(テック)グループ』のエリック・クードレイ氏と組み、「腕時計の宇宙船」をコンセプトに流体機械式コンプリケーションコレクションの開発に取り組んでいます。


そんな新生『HYT』が3年の沈黙を破り、日本市場に再誕しました。ホテルオークラ東京にて開催された発表会当日には、新生『HYT』会長 ヴィンセント・ペリアード氏、セールスマネージャーのクリスチャン・コヴァックス氏も立ち会い、日本未入荷のコレクションや2023年のWatches & Wondersで公開となった新コレクションのすべてが一同に発表されました。


オフィス麦野代表の麦野豪氏は、ブランドマーケティングを専門としており、特に日本を含むアジアでの高級時計流通市場に精通しています。これまで、さまざまな企業のブランド戦略を見直し、オンリーワンになるためのリポジショニングを行い、多くの高級ブランドの成功に大きな役割を果たしてきました。新生『HYT』のブランド認知を日本市場において高め、長期的なブランドマネジメントの方向性を策定、それに合った見直し、唯一無二のブランド価値を創造していくため、両社が今回の提携に至りました。


新生『HYT』ブランド概要

『HYT』は2012年に時計産業の中心地として有名なスイス・ヌーシャテルにて創業されました。

「絶えず流れる時間、それを流動性ある液体で表現できないか」というアイデアを具現化するため、20年以上にわたりラグジュアリー業界のマーケティングを担当し、時計業界でマーケティングとマネジメントの要職を歴任した、ヴィンセント・ペリアード氏を筆頭に、計6名の時計・医療・化学・物理学・宇宙工学等のスペシャリストが結集し、立ち上げられました。クロノードやルノー・エ・パピによる最高峰の時計技術と最先端医療技術、NASAが開発した宇宙工学の部品などとも組み合わせ、わずか0.4mmのプレキシガラス製のキャピラリー(毛管)の中で2つの異なる液体により時間を表示することに世界で初めて成功しました。10年もの歳月を経て、流体式ムーブメントと機械式ムーブメントを組み合わせた、宇宙をテーマにした壮大なる時計ブランドが完成しました。


流体式ムーブメントは、医療機器であるインスリン注射器などを製造する『PRECIFLEX(プレシフレックス)』という2010年設立のメーカーがその技術力を生かし、流体による時間表示技術を開発・提供しています。6つの世界特許技術により、これまで弱点であった温度と気圧の影響を見事に克服し、堅牢性を確かなものとしています。


機械式ムーブメントを製造する『TEC(テック)グループ』は、スイスのジュウ渓谷の中心部に位置した、11社で構成されているグループ企業で、最先端の技術を誇る時計製造機器を備えています。なかでも今世紀最高の時計師と呼ばれる、同社のエリック・クードレイ氏とタッグを組み、「腕時計の宇宙船」をコンセプトに流体機械式コンプリケーション・コレクションの開発に取り組んでいます。こうして生まれたのが、昨年のWatches & Wondersで発表し、GPHGにノミネートされたムーンフェイズ・ウォッチ “ムーンランナー・コレクション”。また、2023年のWatches & Wondersでは、初となるトゥールビヨンが発表されました。


さらに2020年後半には大幅な組織改編が行われ、2021年3月に新株主の元、創業者のヴィンセント・ペリアード氏が会長として復帰し、経営陣を刷新しました。


そんな、新しく生まれ変わった『HYT』が日本市場に上陸いたしました。今の時代に合った、ハイテクノロジーを表現するため、宇宙をテーマに再誕した『HYT』の傑作時計は、“ハストロイド・コレクション”と“ムーンランナー・コレクション”の2コレクション、そして2023年のWatches & Wondersで発表された、“コニカル・トゥールビヨン”の計3コレクションから展開されており、全てのモデルが世界限定品となっております。


ハストロイド・コレクション
(Hastroid Collection)

“ハストロイド・コレクション”は、時計職人の新たな独創的芸術表現を形にするべく、宇宙船をコンセプトとした時計の考案・設計が行われ、開発されました。科学とマイクロメカニクスの共生であるメカフルイド技術(Mecafluid Technology)を有する『HYT』によってデザインされた傑作時計は、卓越した時計職人の創造力を新たな次元へと導いています。


そんな新生『HYT』のキャリバーは、業界で最も偉大な時計職人の一人であるエリック・クードレイ氏(Eric Coudray)によって設計され、彼の指導の下、ガイア賞を受賞した時計職人のポール・クレメンティ氏(Paul Clementi)と、『TEC(テック)グループ』の責任者であるアルノー・フェーヴル氏(Arnaud Faivre)も開発に携わり、ついにそれを完成させました。


また、流体モジュールの仕組みは、「流体(リキッド)が6時位置の可動式金属ベローから押し出され、毛管(キャピラリー)の中に注入され、ぐるっと一周し、反対側の6時位置まで注入されると、その後流体が逆行し、60秒かけて元に戻る」という仕組みとなっており、2つの流体の間は表面張力のみで境界が保たれています。


ムーブメントには新生『HYT』の心臓部分と言われる大きな「カム」を採用しており、時刻表示の精度を保証しています。インデックス間を液体で正確に時刻表示するにはかなりの技術が必要となります。例えば、通常の時計で9時20分を表示する際、ちょうど9時位置ではなく、少し先に短針が位置します。これを液体で表示するにはかなりの技術を要します。しかし、今回開発された、13ポジションも有する「カム」という機構を搭載したことにより、1時間ごとの液体での時刻表示がより精密になり、スムーズな時間の流れを表示することに成功しました。


さらに流体モジュールの流体制御技術は圧巻で、例えば、液体は温度によって膨張率が変わるため、正確な時刻表示を行うことが困難です。しかし、それを補正するための温度補正機構を備えています。これにより、-40℃~60℃の範囲内で精度を保つことに成功し、これまで弱点であった温度と気圧の影響を見事に克服しました。このシステムの気密性は100m防水のダイバーズウォッチの1万倍もあり、その信頼性は確かなものです。


2022年の“ハストロイド・コレクション”は、グリーン・ネビュラ/グリーン・レーザー/コスミック・ハンター/スーパーノヴァ・ブルーの4モデルから展開されており、それぞれ世界限定27本です。

ケースはチタン&カーボン、またはブロンズ&カーボン。ムーブメントはサンドブラスト&サテン仕上げが施されています。文字盤は真鍮製ブラックコート&サファイアのプレート、キャピラリーチューブの液体色はグリーン/ブルー/ブラックとなります。

サイズ詳細:
ケース径: 48.0mm長さ: 52.30mm 厚さ: 17.2mm
ムーブメント:
501-CM、流体機械式手巻き、28'800 Hz、石数 41、
サンドブラスト&サテン仕上げ、352パーツ
ケース: 
グリーン・ネビュラ: ブラックコーティングサテン仕上げ
チタン&カーボンケース、64パーツ、ブラックサイドグリッド
グリーン・レーザー: グリーンコンポジット&
ポリッシュドブラックコーティングチタンケース、
64パーツ、ブラックサイドグリッド
防水性:
防水機能50m
ガラス:
ドーム型サファイア・クリスタル (反射防止加工)
バックル :
ピンバックル
ブラックコーティングチタン(サテン&サンドブラスト仕上げ)
裏蓋:
シースルーバック
パワーリザーブ:
72時間
リューズ:
ブラックコーティングされたチタン製リューズ
文字盤:
真鍮製ブラックコート&サファイアのプレート(50パーツ)
グリーン色の3Dインデックス(ルミキャスト)
グリーン・ネビュラ:キャピラリーチューブ(液体色:グリーン)
グリーン・レーザー:キャピラリーチューブ(液体色:ブラック)
ストラップ:
ブラックラバーストラップ、
グリーン・ネビュラ:グリーンのエンボス加工を施したアルカンターラ
グリーン・レーザー:ブラックのエンボス加工を施したアルカンターラ

サイズ詳細:
ケース径: 48.0mm 長さ: 52.30mm 厚さ: 17.2mm
ムーブメント:
501-CM、流体機械式手巻き、28'800 Hz、石数 41、
サンドブラスト&サテン仕上げ、352パーツ
ケース: 
スーパーノヴァ・ブルー: アンスラサイトコーティングサテン仕上げチタン&カーボンケース、64パーツ、ブラックサイドグリッド&ブルーバック
コスミック・ハンター: ブロンズコーティングサテン仕上げチタン&カーボンケース、64パーツ、ブラックバックのサイドグリッド
防水性:
防水機能50m
ガラス:
ドーム型サファイア・クリスタル (反射防止加工)
バックル :
ピンバックル
ブラックコーティングチタン(サテン&サンドブラスト仕上げ)
裏蓋:
シースルーバック
パワーリザーブ:
72時間
リューズ:
ブラックコーティングされたチタン製リューズ
文字盤:
真鍮製ブラックコート&サファイアのプレート(50パーツ)
ホワイト色/ベージュ色の3Dインデックス(ルミキャスト)
スーパーノヴァ・ブルー:キャピラリーチューブ(液体色:ブルー)
コスミック・ハンター:キャピラリーチューブ(液体色:ブラック)
ストラップ:
ブラックラバーストラップ、
スーパーノヴァ・ブルー:ブルーのエンボス加工を施したアルカンターラ
コスミック・ハンター:ミリタリーグリーンのエンボス加工を施したアルカンターラ


ムーンランナー コレクション
(Moon Runner Collection)

『HYT』の新たなアイコン的存在である“ムーンランナー・コレクション”は、極限を追求したムーンフェイズ・ウォッチです。「立体的な月を手首の上で所有し、月相表示の正確性を完璧なものにする」ということと、正確で読みやすいという2つの機能性も合わせ持ちます。太古の昔から月の動きと効果を理解しようとしてきた我々人類を、手首上での月への冒険を可能にした、高い哲学性を

持ちます。


“ムーンランナー・コレクション”は、“ハストロイド・コレクション”と同様の液体モジュールを搭載しており、エリック・クードレイ氏との共同で開発しました。同様の耐熱性・強度・流体制御技術・時刻表示の正確性に大きな影響を持つ「カム」も有します。さらに、2つのチタンインジケーターディスクで、日や月を示すだけでなく、5分タイマーや流体システムによる逆行時など、カスタマイズされた時刻設定も可能です。


手巻きの機械式ムーブメントと、最先端の部品を用い、メカフルイド技術(Mecafluid Technology)を採用することにより、クラシックで洗練された科学技術の融合に成功した、比類のない魅惑的なコレクションとなります。


2022年の“ムーンランナー・コレクション”は、レッド・マグマ/スーパーノヴァ・ブルー/ホワイト・

ネオンの3モデルから展開されており、レッド・マグマ/スーパーノヴァ・ブルーは世界限定27本、ホワイト・ネオンは創業10周年を記念した世界限定10本となっております。ケースとムーブメントはサンドブラスト&サテン仕上げが施されており、文字盤は真鍮製ブラックコーティング、キャピラリーチューブの液体色はレッド/ブルー/ブラックとなります。


スーパーノヴァ・ブルーは2022年のGPHG (Grand Prix d'Horlogerie de Genève)でCALENDAR AND ASTRONOMY部門にノミネートされるなど、立体的ムーンフェイズが時計の中心に位置することにより、前例のない唯一の傑作時計となりました。

サイズ詳細:
ケース径: 48.0mm 長さ: 52.30mm 厚さ: 21.8mm
ムーブメント:
601-M0、流体機械式手巻き、28'800 Hz、石数 42、
サンドブラスト&サテン仕上げ、516パーツ
ケース: 
スーパーノヴァ・ブルー: サンドブラスト加工を施したグレー &ブルーコーティングチタンケース、78パーツ、ブラックサイドグリッド&ブルーバック
レッド・マグマ: ハイドロカーボン&レッドコーティングチタンケース、78パーツ、ブラックサイドグリッド&レッドバック
防水性:
防水機能50m
ガラス:
ドーム型サファイア・クリスタル (反射防止加工)
バックル :
ピンバックル
ブラックコーティングチタン(サテン&サンドブラスト仕上げ)
裏蓋:
シースルーバック
パワーリザーブ:
72時間
リューズ:
サンドブラスト加工を施したブラック&グレーコーティング
チタンリューズ
文字盤:
真鍮製ブラックコーティング(58パーツ)
ホワイト色の3Dインデックス(ルミキャスト)
スーパーノヴァ・ブルー:キャピラリーチューブ(液体色:ブルー)
レッド・マグマ:キャピラリーチューブ(液体色:レッド)
ストラップ:
ブラックラバーストラップ、
スーパーノヴァ・ブルー: ブルーのエンボス加工を施したアルカンターラ
レッド・マグマ: レッドのエンボス加工を施したアルカンターラ

サイズ詳細:
ケース径: 48.0mm 長さ: 52.30mm 厚さ: 21.80mm
ムーブメント:
601-M0、流体機械式手巻き、28'800 Hz、石数 42、
サンドブラスト&サテン仕上げ、516パーツ
ケース: 
(TBC)ハイドロカーボン&テックライトケース、64パーツ、
サンドブラスト&サテン仕上げ
ブラックサイドグリッド&ホワイトルミナスバック
防水性:
防水機能50m
ガラス:
ドーム型サファイア・クリスタル (反射防止加工)
バックル :
ピンバックル
ブラックコーティングチタン(サテン&サンドブラスト仕上げ)
裏蓋:
シースルーバック
パワーリザーブ:
72時間
リューズ:
サンドブラスト加工を施したブラックコーティング
チタンリューズ
文字盤:
真鍮製ブラックコーティング(58パーツ)
ホワイト色の3Dインデックス(ルミキャスト)
キャピラリーチューブ(液体色:ブラック)
ストラップ:
ホワイトラバーストラップ


画像データ:

https://www.dropbox.com/scl/fo/5nc909xzvx6cz9f0liour/h?dl=0&rlkey=n3ikh7jt5d1a44b86gdernrup


                                    オフィス麦野: 志野篤史 著

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会社概要

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URL
https://www.officemugino.com
業種
サービス業
本社所在地
東京都品川区上大崎2-2-6
電話番号
03-5422-8087
代表者名
麦野 豪
上場
未上場
資本金
-
設立
2019年04月