これからのTOKYOは“サステナブル・グローバルスタンダード”へ|ホテル空間を演出する廃棄物アート作品をTRUNK(HOTEL) YOYOGI PARKに導入

廃棄物からつくられたアートがホテルステイを彩る世界観は、7Fのオーナーズスイートでご体感いただけます。

「サステナブルを、もっとクリエイティブに。」をコンセプトとする廃棄物アート事業『Re CULTURE SUSTAINABLE FIELD(リ・カルチャー・サステナブル・フィールド)』は、2023年9月1日にオープンを迎えたTRUNK(HOTEL) YOYOGI PARK(渋谷区富ヶ谷)オーナーズスイートに、廃棄物アート作品を導入いただきました。
TRUNK(HOTEL)では「ソーシャライジング」という、“無理せず等身大で社会に貢献すること”という考えを根底にモノづくりをしています。サステナブルな文化を育てていく上で、その考えに共感し、今回のコラボレーションが実現しました。


作品が設置された様子作品が設置された様子


*RE CULTURE SUSTAINABLE FILEDは、旧称COIL Upcycle Artから事業名を変更しました。


  • 都会のホテルステイをサステナブルに彩る廃棄物アート作品

今回導入していただいた廃棄物アート作品は、ホテルの客室空間を演出する要素の1つとして常設的に設置されました。ホテルのコンセプト「URBAN RECHARGE*」を作家と共に再解釈し、ホテルの利用者が感性と感覚によってサステナブルな世界観を楽しんでいただけるような作品を目指しました。4人の男女がプールに飛び込む作品の様子は、ホテルの特徴であるインフィニティプールを連想させます。


プールに飛び込む人をモチーフとした作品プールに飛び込む人をモチーフとした作品


インフィニティプール|TRUNK(HOTEL) YOYOGI PARKインフィニティプール|TRUNK(HOTEL) YOYOGI PARK


2015年のSDGsの誕生をきっかけに「サステナブル」という言葉が流行して以来、国内外では廃棄物を用いたアートへの関心が徐々に高まり、国内のGoogle検索だけでも廃棄物アートに関する情報は440万件を超えるほどになりました。その関心の高まりと共に、廃棄物アートの売買や展示会の開催も活発化し、機運はさらに高まりを見せています。今回廃棄物アートが従来のイベント性を越えて、長期的でさりげない空間要素の一つとして導入されたことをきっかけに、今後東京をはじめ日本全国でのサステナブル文化の風土を広げていくことに繋げていけたらと考えています。


*URBAN RECHARGE:都会のくつろぎと刺激を同時に愉しみ、明日のエネルギーへとつなぐこと。

-TRUNK(HOTEL) YOYOGI PARK ウェブサイトより-


  • 北イタリアのワインの名産地、フランチャコルタのぶどう畑で使われていた針金を使用

作家が居住する地域が北イタリアのフランチャコルタというワインで有名な地域ということもあり、作家宅の庭では、年間200リットルほどの赤ワインをつくるためにぶどうを栽培しています。今回は、ぶどうを栽培する際に使用した針金を用いて作品を制作しました。


実際のぶどう畑実際のぶどう畑


ぶどう畑では、ぶどうを支える為に針金をたくさん張り巡らしています。イタリアでのぶどう栽培では、一列に並べたぶどうの木に針金を4〜5段通し、冬の間に刈り込みを行い、春先から伸びてくる蔓を針金に這わせるという手法を用いています。錆びると廃棄されてしまう針金ですが、その風合いが魅力的でもったいないと感じた作家がアート制作をはじめたことをきっかけに、現在の本格的な制作活動に至っています。


  • 作家紹介|畠田充康 Mitsuyasu Hatakeda

1974年大阪生まれ。1997年大阪芸術大学環境計画学科卒業。在学中は日本庭園設計を中心に学び、同時期に大阪を中心に個展やライブペイントなどを行いながら、墨を使ったロゴデザインやグラフィックデザイナーとして活躍。2004年より2年半の間、絵画を中心に活動するためParisにアトリエを移動し活動。帰国後、大阪を中心に活動するが、2015年もう一度ヨーロッパでの活動を再開するためイタリアへ移住。現在は、北イタリア、ブレーシャを中心に活動中。作品の背後にあるコンセプトは伝統の未来化であり、日本の最も伝統的な技法を使って主題を極限にまでミニマル化した作品が主流である。彼は日本人アーティストとして、過去からの要素と美的概念を借り、日本のアイデンティティーの再発見を試みると同時に、「ものや言葉にも魂が宿る」という日本的思想に根ざし、捨てられようとしていた廃材に命を吹き込む作品を多数発表している。


2001 関西美術文化 展入選 (大阪)

2002 関西美術文化展入選(大阪)

2008 第12回リキテックスビエンナーレ入選(東京)

2009 月のアート展入選 (京都)

2017 Premio Nocivelli 入選 (イタリア)


  • TRUNK(HOTEL)について

日本発のブティックホテルブランドとして、2017年5月、「一人ひとりが日々のライフスタイルの中で、自分らしく、無理せず等身大で、社会的な目的を持って生活すること」という「ソーシャライジング」をコンセプトに掲げ、渋谷区神宮前にオープン。2019年には、神楽坂に元芸者の稽古場をリノベーションした一棟貸しのエクスクルーシブな宿泊施設TRUNK(HOUSE)を開業。そして、2023年9月新たに渋谷区富ヶ谷に TRUNK(HOTEL) YOYOGI PARKを開業。ロケーションごとにコンセプトの異なるホテルづくりを目指し、唯一無二のラグジュアリーな宿泊体験を提供する。


(株)TRUNKホームページ

https://www.trunk-base.com

TRUNK(HOTEL) YOYOGI PARKホームページ

https://yoyogipark.trunk-hotel.com

TRUNK(HOTEL) YOYOGI PARKインスタグラム

https://www.instagram.com/trunkhotel_yoyogipark/


  • Re CULTURE SUSTAINABLE FIELDについて

主催する廃棄物アート公募展から繋がった国内外の350名を超える多様なアーティストと共に、廃棄物でつくるアートを用いて「サステナブルな空間づくり」をプロデュース。空間のポイントとして廃棄物アートを取り入れることで、かっこよく/楽しい/洗練された空間を実現しながら、感性というクリエイティブな感覚でサステナブルな世界観を感じ取れるような社会の風土をつくることを目指している。「Re CULTURE SUSTAINABLE FIELD」の名称には、『文化をサステナブルに再創造する場所』という意味が込められている。


事業名:Re CULTURE SUSTAINABLE FIELD(主催:株式会社中特ホールディングス)
所在地:山口県周南市久米3034-1
代表者:橋本季和子、吉本龍太郎


・廃棄物アート公募展「COIL Upcycle Art Contest」について:

COIL Upcycle Art Contestインスタグラム

https://www.instagram.com/coil_upcycle_art/
COIL Upcycle Art Contest 2023特設サイト

https://cuac-2023.studio.site/

・外部プロジェクトについて:

企画展(不知火美術館)

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000010.000086155.html


  • 本件に関するお問い合わせ・廃棄物アートへのご相談について

下記までお問い合わせください。

coil@chutoku-g.co.jp(担当:橋本)

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会社概要

URL
http://www.chutoku-g.co.jp
業種
サービス業
本社所在地
山口県周南市久米3034-1
電話番号
0834-25-0606
代表者名
橋本ふくみ
上場
未上場
資本金
1億7500万円
設立
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