オクトパスエナジーグループ、既存投資家から総額5億5千万米ドルの資金調達を完了

​・オクトパスエナジーグループの既存投資家はエネルギー技術の世界的パイオニアである同社を引き続き支援
・オクトパスの英国におけるテクノロジーとグローバル事業に3億2500万米ドルを投資
・再生可能エネルギーによる電力供給をさらに促進するための戦略的パートナーシップの一環として、CPPインベストメントが2億2500万ドルの追加出資

2022年7月26日、ロンドン - オクトパスエナジーグループは、2021年12月の資金調達ラウンドで合意した条件で、既存の株主から3億2500万米ドルを確保し、この資金調達ラウンドをクローズしました。

オクトパスエナジーグループの投資家たちは、同社のグローバル展開と再生可能エネルギー戦略をさらに後押ししており、すべての投資家が昨年のコミットメント通り、あるいはコミットメントを上回る投資を行いました。

オクトパスエナジーグループは今回の資金を、同社のテクノロジープラットフォーム「クラーケン」のさらなる拡充、エネルギー危機の解決や再生可能エネルギーの普及を手助けするためのプロダクトやソリューションへの投資に充てる予定です。

オクトパスは、世界的なクリーンエネルギー・テクノロジー企業のパイオニアであり、欧州最大の自然エネルギー投資家の一社として、3GW（ギガワット）のエネルギープロジェクトを管理しています。独自のテクノロジープラットフォームである「クラーケン」は、エネルギー小売事業、発電事業、消費者視点での柔軟な顧客サービスをサポートしており、英国のE.ONやEDFなど、他の大手エネルギー企業にもライセンス供与されています。

CPP Investments は、オクトパスとの戦略的パートナーシップをさらに強化し、オクトパスの英国のテクノロジー部門とグローバル事業の支援に加え、オクトパスの主要プラットフォームであるクラーケン・フレックスを活用した、再生可能エネルギーによる電力供給を加速・強化する取り組みに、さらに2億2500万米ドルを拠出することを決定しています。

オクトパスエナジーグループのCEO兼創設者であるグレッグ・ジャクソンは、次のように述べています。
「オクトパスは、今後もエネルギー危機を乗り切るためにできる限りの支援を行うとともに、このような事態が二度と起こらないよう、より良い解決策に投資していく所存です。しかし、それにはオクトパスのような革新的な企業の継続的な大胆さと、CPP インベストメント、Generation、Origin、東京ガスといった先見性のある投資家の後押しが必要です」

CPP Investments のマネージングディレクター兼持続可能エネルギー部門責任者であるブルース・ホッグは、次のように述べています。
「オクトパス社とのパートナーシップの強化は、低炭素エネルギーソリューションへの長期的な移行を支援し続ける上で、重要なマイルストーンとなります。オクトパスは、エネルギー分野における重要なイノベーターであり、英国市場においても、拡大する顧客層に再生可能なクリーンエネルギーを提供し続けています。グローバルな投資家として、私たちは技術的に優れたエネルギー企業や、低炭素社会への進化に貢献する企業との提携を望んでいます。エネルギー転換への投資は、未開拓の分野に挑戦し、CPPの資金提供者や受益者に対して、魅力的かつ長期的なリスク調整が可能なリターンを提供する機会を提供するために重要です」 

オクトパスエナジーについて：
オクトパスエナジー（本社：英国）は、テクノロジーの力で持続可能なエネルギーを低価格で提供し、透明性のあるサービスとともにお客さまの体験を変革することを使命としています。2016年から英国で事業をスタートし、事業開始からわずか5年で100%再生可能エネルギーを320万件以上のお客さまに供給しています。
2021年11月現在、日本を含む、イギリス、ドイツ、オーストラリア、ニュージーランド、米国、スペイン、イタリアの8か国で事業を展開。日本では、2021年に東京ガスとの合弁会社「TGオクトパスエナジー」を設立し、事業を開始しました。