「ALL PLAYERS WELCOME」プロジェクト 重度心身障害を抱えるフサキさんが初めて音楽演奏で自らを表現。12月11日(日)開催SLOW LABEL主催イベントでのお披露目で全観客を魅了
独自開発したツールが視線入力での演奏を実現。YouTubeでチャレンジの様子を公開中https://www.youtube.com/watch?v=xNlLQoQk9ig
テクノロジーを起点とした社会課題の解決や、あたらしい表現開発を実践するDentsu Lab Tokyo(東京都中央区、代表:神谷俊隆/田中直基)が展開する「ALL PLAYERS WELCOME」プロジェクトは、音楽表現に関連する課題を解決するオリジナル操作UIの無償提供を行うプラットフォーム「ALL PLAYERS TOOL LAB」を活用し、12月11日(日)に横浜にて開催された「SOCIAL CIRCUS FESTA」内でお披露目した、低酸素脳症による四肢麻痺と知的障害を抱える重度心身障害のフサキさんの音楽演奏と音楽パフォーマンスでコラボレーションをしました。
・ALL PLAYERS WELCOMEについて:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000006.000088502.html
・ALL PLAYERS TOOL LAB サイト:https://all-players-tool-lab.com/
・PROJECT ALL PLAYERS WELCOME -FUSAKI-:https://www.youtube.com/watch?v=xNlLQoQk9ig
・「SLOW CIRCUS ACADEMY」詳細:https://www.slowlabel.info/6639/
今回は、四肢麻痺と知的障害を抱えることから楽器やツールを使用しての演奏が難しかったフサキさんが「ALL PLAYERS TOOL LAB」を活用することで、自らの意志で音楽による自己表現に挑戦しました。
今回フサキさんが使用した「EYE XY PAD」について
Ableton Liveをベースに目の動きだけでリアルタイムなエフェクト操作やシンセサイザーの演奏が可能なUIを設計。XY座標ごとに音階やリバーブエフェクトなどの様々なパラメーターを仕込んでおります。目で自由自在に操ることで直感的な音色を出すことが可能です。また、Ableton Liveとの連携を設定することで、ご自身で制作したエフェクトやシンセサイザーを操作することが可能です。
・日時:2022年12月11日(日) 12:30~15:30
・場所:象の鼻テラス(神奈川県横浜市中区海岸通1丁目)
・主催:認定NPO法人スローレーベル
・共催:横浜ランデヴープロジェクト実行委員会、象の鼻テラス
・協賛:株式会社JVCケンウッド、株式会社FREEing
・協力:Dentsu Lab Tokyo
www.slowlabel.info
ソーシャルサーカスとは?
ソーシャルサーカスは、サーカス技術の練習や習得を通じて、社会で生き抜くために必要なスキルを総合的に育む体験型の教育プログラムです。世界75カ国以上の300を超える団体が、貧困・難民・虐待などに起因するマイノリティのエンパワメントとコミュニティビルディングに取り組んでいます。https://circus.slowlabel.info/
https://dentsulab.tokyo/
・ALL PLAYERS TOOL LAB サイト:https://all-players-tool-lab.com/
・PROJECT ALL PLAYERS WELCOME -FUSAKI-:https://www.youtube.com/watch?v=xNlLQoQk9ig
本イベントは、認定NPO法人スローレーベルが今年7月に開校した、サーカス技術の習得や創作を通じて協調性・問題解決能力・自尊心・コミュニケーション力などを総合的に育む「SLOW CIRCUS ACADEMY」第1期生による成果発表です。創作、対話、フィジカルトレーニングなど、様々なプログラムを経験してきた17名の受講生による総仕上げのパフォーマンスを実施します。フサキさんもこの第1期生として、ソーシャルサーカスを学ぶ中で、自身が親しんでいた音楽を自身で表現するため「ALL PLAYERS TOOL LAB」のツールである「EYE XY PAD」を使用することに至りました。目の動きだけで音楽演奏できるようになったことにより、これまで聴くしかできなかった音楽が、自ら表現を生み出す手段となりました。演奏は事前に収録され、当日行われたパフォーマンス「La Vie〜めくるめく絵画館〜」内でお披露目されました。
・「SLOW CIRCUS ACADEMY」詳細:https://www.slowlabel.info/6639/
- ALL PLAYERS TOOL LABとは
今回は、四肢麻痺と知的障害を抱えることから楽器やツールを使用しての演奏が難しかったフサキさんが「ALL PLAYERS TOOL LAB」を活用することで、自らの意志で音楽による自己表現に挑戦しました。
今回フサキさんが使用した「EYE XY PAD」について
Ableton Liveをベースに目の動きだけでリアルタイムなエフェクト操作やシンセサイザーの演奏が可能なUIを設計。XY座標ごとに音階やリバーブエフェクトなどの様々なパラメーターを仕込んでおります。目で自由自在に操ることで直感的な音色を出すことが可能です。また、Ableton Liveとの連携を設定することで、ご自身で制作したエフェクトやシンセサイザーを操作することが可能です。
- パフォーマンス当日の様子
- 田中直基のコメント
- 「SOCIAL CIRCUS FESTA」詳細
・日時:2022年12月11日(日) 12:30~15:30
・場所:象の鼻テラス(神奈川県横浜市中区海岸通1丁目)
・主催:認定NPO法人スローレーベル
・共催:横浜ランデヴープロジェクト実行委員会、象の鼻テラス
・協賛:株式会社JVCケンウッド、株式会社FREEing
・協力:Dentsu Lab Tokyo
- 認定NPO法人スローレーベルについて
アートの力で、国や分野をこえた共創を生み出し、多様性と調和のある世界の実現に取り組む認定NPO法人。2018年よりシルク・ドゥ・ソレイユのサポートを受け、マイノリティのエンパワメントとコミュニティビルディングの手法としての「ソーシャルサーカス」を日本国内に普及する活動に取り組む。2022年7月に開校した「SLOW CIRCUS ACADEMY」では、第1期生として17名(内10名が障害のある人)が参加。今年初開催となるイベント「SOCIAL CIRCUS FESTA」で成果発表のパフォーマンスを披露。
www.slowlabel.info
ソーシャルサーカスとは?
ソーシャルサーカスは、サーカス技術の練習や習得を通じて、社会で生き抜くために必要なスキルを総合的に育む体験型の教育プログラムです。世界75カ国以上の300を超える団体が、貧困・難民・虐待などに起因するマイノリティのエンパワメントとコミュニティビルディングに取り組んでいます。https://circus.slowlabel.info/
- Dentsu Lab Tokyoについて
Dentsu Lab Tokyo(デンツウラボトウキョー)は、研究・企画・開発が一体となったクリエーティブのR&D組織です。「PLAYFUL SOLUTION」「おもいもよらない」をフィロソフィーとしながら、デジタルテクノロジーとアイデアによって、人の心を動かす表現開発や、いま世の中が求める社会の課題解決を実践しています。
https://dentsulab.tokyo/
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