【Lurf MUSEUM】アーティスト・川内理香子 個展「human closely」を2023年3月26日(日)よりルーフミュージアムにて開催。
また、N&A Art SITE(東京・中目黒)では3月25日(土)~4月27日(木)の期間、<NANJO SELECTION vol.1>川内理香子“line & colors”を同時開催しております。川内理香子が表現する作品世界を2ヶ所合わせてご堪能ください。
- 展示詳細
Rikako Kawauchi solo exhibition「human closely」
会期|2023年3月26日(日) - 4月24日(月) *不定休
会場|Lurf MUSEUM / ルーフミュージアム 1F・2F
時間|11:00 -19:00
住所|150-0033 東京都渋谷区猿楽町28-13 Roob1
入場|無料
協力|WAITINGROOM
※ 展示作品は販売いたします(一部非売あり)
※ 作品の購入は申込制になります
-
アーティストステートメント
抑制された衝動の中、私は描く。
素早く描くが、その勢いや運動に任せているわけではない。が、道順が決められているわけでもない。わかるようでわからない、意図しているようで意図していない、説明できるようで説明ができない思考回路が作品上で結晶化する。
そこは複雑な意味と感覚と意識と無意識と言語とイメージの連鎖が混沌としている。それは自然の形相のように思えるし、その地を目指したくもある。
さて、今回の展覧会のタイトルについてここに記しておこうと思う。
私はドローイング、ペインティング、針金やネオンを扱った立体作品など、様々なメディアを、それぞれの素材での描き方で、それぞれの地で見えてくるものを制作している。
ドローイングにはドローイングの素材や質ならではの空間性がある。ペインティングも同様だ。
ドローイングの中に立ち現れていたイメージがペインティングの中にも見え始め、ドローイングとペインティングの素材の違いを超えた、共通の空間性を感じ始めている。
ドローイングの世界はペインティングの素材の中にはまり始め、ペインティングのイメージもそこに交わっていく。ドローイングの世界はペインティングに寄り添い、両者は手を取り合い歩を進むような具合になってきた。
着実にペインティングに近寄るドローイングのイメージと空間に、今回の個展のタイトルはhuman closelyにすることとする。
並走していたそれらが1つに融合したら一体どんな景色が見えるだろうか。
-川内理香子
-
プロフィール
川内理香子|かわうち りかこ
1990年東京都生まれ。2017年に多摩美術大学大学院・美術学部・絵画学科・油画専攻を修了。現在は 東京を拠点に活動中。
川内は食への関心を起点に、身体と思考、それらの相互関係の不明瞭さを主軸に、 食事・会話・セックスといった様々な要素が作用し合うコミュニケーションの中で見え隠れする、自己や 他者を作品のモチーフとして、ドローイングやペインティングをはじめ、針金やゴムチューブ、樹脂やネ オン管など、多岐にわたるメディアを横断しながら作品を制作しているアーティストです。制作を通して 描くことで、捉えがたい身体と目には見えない思考の動きを線の中に留めている、と本人は語ります。
1990年 東京生まれ
2015年 多摩美術大学美術学部絵画学科油画専攻 卒業
2017年 多摩美術大学大学院美術研究科絵画専攻油画研究領域 修了 現在東京を拠点に活動中
【主な個展】
2022年
・Make yourself at home - 日本橋三越本店 三越コンテンポラリーギャラリー(東京)
・Colours in summer - 銀座 蔦屋書店 GINZA ATRIUM(東京)
・Lines - VAN DER GRINTEN GALERIE(ドイツ)
2021年
・Empty Volumes - WAITINGROOM(東京)
・afterimage aftermyth - 六本木ヒルズ A/D ギャラリー(東京)
2020年
・drawings - WAITINGROOM(東京)、 OIL by 美術手帖(東京)
・Myth & Body - 三越コンテンポラリーギャラリー(東京)
2018年
・human wears human / bloom wears bloom - 鎌倉画廊(神奈川)
・Tiger Tiger, burning bright - WAITINGROOM(東京)
2017年
・Something held and brushed - 東京妙案GALLERY(東京)
2015年
・第9回 shiseido art egg : 川内理香子展 - 資生堂ギャラリー(東京)
【主なグループ展】
2023年
・2022年度第 3 期コレクション展 - 愛知県美術館(愛知)
2022年
・VOCA 展 2022 - 上野の森美術館(東京)
2021年
・TERRADA ART AWARD 2021 ファイナリスト展 - 寺田倉庫 G3-6F(東京)
2020年
・-Inside the Collector’s Vault, vol.1 - 解き放たれたコレクション展 - WHAT MUSEUM 展示室 B(東京)
2019年
・drawings - ギャラリー小柳(東京)
2017年
・ミュージアム・オブ・トゥギャザー展 - スパイラルガーデン(東京)
【アワード】
2022年
・ VOCA賞
2021年
・TERRADA ART AWARD ファイナリスト 寺瀬由紀賞 2015年 第9回 shiseido art egg賞
2014年
・第1回CAF賞 保坂健二朗賞
・マネックス証券主催 ART IN THE OFFICE 2014
【パブリックコレクション】
愛知県美術館
第一生命保険株式会社
高橋龍太郎コレクション
OKETA COLLECTION
マネックス証券
-
グッズ
川内理香子 Lurf MUSEUMオリジナルグッズを発売。2023年3月26日(日)11:00より店頭とオンラインストアにて販売します。
Tシャツ(3種、S〜XL展開、税込4,950円)、トートバッグ(1種、税込4,400円)、シャツワンピース(1種、税込41,800円)、B4サイズポスター(1種、税込3,850円)、ZINE(1種、税込3,850円)
オンラインストア|https://lurfmuseum.art/collections/all
-
販売詳細
■ 展示作品
2023年3月26日(日)11:00よりLurf MUSEUM店頭とウェブサイトより作品購入の申込を受付いたします。詳しくは店頭またはウェブサイトにてご確認ください。
※2023年3月26日(日)11:00よりウェブサイトにて作品を公開いたします
※展示作品全てが販売対象ではございません
ウェブサイト|https://lurfmuseum.art/collections/art-works
■ グッズ
2023年3月26日(日)11:00よりLurf MUSEUM店頭とオンラインストアにて販売します。
オンラインストア|https://lurfmuseum.art/collections/all
-
Lurf MUSEUM / ルーフミュージアム
2022年6月、東京・代官山駅徒歩3分の場所にオープンしたLurf MUSEUM(ルーフミュージアム)は、ミュージアム規模のギャラリーです。2Fはアーティストが柔軟で自由な表現や実験的な試みが展開できる面積70坪天井高約4メートルのオルタナティヴ・スペース。1Fは1930年代のデンマークヴィンテージ家具で揃えられたカフェスペースになっており一杯ずつ淹れるハンドドリップのコーヒーなどを提供。アートを鑑賞しながらゆっくりとした心地よい時間を過ごすことができます。また、アーティストのグッズが購入できるショップも併設。アーティストと人々が対話をつづけるための新たな場所になることを目指します。
営業時間:11:00-19:00 *不定休
住所:150-0033 東京都渋谷区猿楽町28-13 Roob1 1F・2F
アクセス:代官山駅から徒歩3分
Website
https://lurfmuseum.art
Instagram
https://www.instagram.com/lurf_museum
Twitter
https://twitter.com/lurf_museum
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像