ITデバイス&SaaSの統合管理クラウド「ジョーシス」、日本の大手企業におけるデジタル人材不足を解決し、DX推進を後押しするためのラーニングスタジオを開設
~企業間の垣根を越えて共に学び、成長するコミュニティを本格始動~
- リリースの背景
経済産業省は、2018年に老朽システムを放置すると維持管理やセキュリティーのコストが高まり、25年以降に年約12兆円の経産省は経済損失が生まれるとの試算を盛り込んだ報告書を公表しました。それは「2025年の崖」と呼ばれ、デジタルトランスフォーメーション(DX)の推進が叫ばれる契機となっています。
一方で、2020年に経済産業省が作成した指標(DX推進の組織体制や基盤システムができているか、データの活用が進んでいるかなど)をもとに大企業など約220社が自己診断したところ、9割超の企業の対応が足元で不十分であることが判明し、危機感に反して日本全体でのデジタル化は進んでいません*1。
また、組織体制面では大規模なシステム刷新や経営戦略としてのIT施策の実行に必要となる存在であるCIO(Chief Information Officer)やCDO(Chief Digital Officer)と呼ばれる企業の情報戦略における最高責任者のポジションの設置が遅れていることが見受けられます。国内におけるCIOの設置率は11.2%、CDO(の設置率が5.0%というデータ*2や企業の約31%が情報システム担当者1名以下の体制である*3という調査結果などがあり、デジタル人材の不足は深刻です。長引くコロナ禍におけるテレワークの拡大と長期化も相まって、企業のセキュリティ対策にも課題感が広がり、人材不足と業務負荷の増大は続いています。
このような社会背景を受け、私たちは日本全体における大きな課題を解決するためにはプロダクトによってIT部門の「不」を解決するだけでは不十分であると考えました。そこで各社の人材が蓄積してきたIT戦略のナレッジと経験をシェアし、共に学ぶ場を提供することで日本全体のデジタル化を推進するコミュニティを立ち上げることにしました。
このコミュニティを通じて、企業におけるDX推進の難しさを乗り越え、構造的な課題を解決するためのヒントを得ていただける取り組みを多数実施してまいります。
出典:
*1 IPA 社会基盤センター DX推進指標 自己診断結果入力サイト
https://www.ipa.go.jp/ikc/info/dxpi.html
*2 CIO・CDO等の設置による組織改革の進展状況 - 総務省
https://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/h30/html/nd134120.html
*3 DellEMC 「IT投資動向調査」
- コミュニティとラーニングスタジオについて
コンセプト:「学んで、繋がる、情シスコミュニティージョーシスラーニング」
日本のDXを一歩前に進めるために、企業間の垣根を越えて共に学び成長するコミュニティを提供する。ジョーシスラーニングを通じてIT部門の強い連携を作り、日本全体のデジタル戦略を強く後押ししていく。
ジョーシスラーニングのコンテンツ:
●ITマネジメント
-最新SaaSのベンダーを招いた勉強会 (Notion, Miro, Asana etc.)
-端末マネジメントの勉強会 (MDM, Jamf, Intune )
-ITロードマップ作成のワークショップ
●サイバーセキュリティ
-クラウドセキュリティ勉強会
-ゼロトラスト勉強会
-データセキュリティ勉強会
●人材育成
-コーポレートITの育成勉強会
-コーポレートITの組織構築勉強会
-コーポレートITの採用勉強会
コミュニティに関するお問い合わせはこちら:info@josys.com
- スタジオの様子
- ITデバイス&SaaSの統合管理クラウド「ジョーシス」について
社名:ジョーシス株式会社
・代表取締役社長:松本 恭攝
・設立:2022年2月1日
・資本金:1億円※2022年2月1日時点
・本社:東京都品川区上大崎2-24-9 アイケイビル1F
・企業URL:https://corp.josys.com/
・利用に関するお問い合わせ:https://josys.com/contact
- 【ラクスルグループについて】
【ラクスルが取り組む"産業DX"】
私たちは、シェアリングプラットフォームによる取引の効率化、ソフトウェア(SaaS)による業務の効率化、それらに基づく付加価値サービスの3つを統合したプラットフォームの構築により、バーティカルに各産業の課題を解決し生産性・収益性の高い業界に変革していきます。ラクスル株式会社は産業変革者として、デジタル化が進んでいない伝統的な産業に対して、統合バーティカルプラットフォームを通じてDXを推進し、世界をより良いものにしていきます。
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