青森発スタートアップ企業のappcycle、セント・フォース所属で青森県出身のフリーアナウンサー・千葉真由佳氏がアンバサダーに就任
故郷・青森の環境イノベーションを全国へ発信
青森県産の廃棄りんごをアップサイクルした国産エシカルレザー素材「RINGO-TEX®」を開発する東北発スタートアップ企業、appcycle株式会社(代表:藤巻 圭、本社:青森県青森市)は、青森県出身で株式会社セント・フォース所属のフリーアナウンサー、千葉 真由佳氏をアンバサダーとして迎えたことをお知らせします。全国ネット放送での活躍と、地方の視点を大切にした情報発信で知られる千葉氏の参画により、青森発の環境イノベーションを全国に広げてまいります。
顧問就任の背景
当社代表・藤巻の出身地である青森県は、全国のりんご生産量の約60%(年間約44万t)を占める日本一のりんご産地です。一方で、りんごジュースを絞った後の残渣等の処理において、環境面・費用面での負担が大きな課題となっています。
当社は2022年の創業以来、東北大学との連携によって廃棄りんごをアップサイクルした国産エシカルレザー素材「RINGO-TEX®」の開発と製造、社会実装に取り組んでいます。地域発のアップサイクル技術を基盤として地域課題の解決、環境問題解決への貢献を目指しています。
千葉真由佳氏は、青森市出身で母校の弘前大学在学中には、少子高齢化の進む過疎地でフィールドワークを行い、地域の魅力掘り起こしに取り組みました。大学卒業後は地元の放送局や全国ネット放送でリポーターやキャスターを務めるなど、幅広い経験を持ちます。故郷である青森県への強い愛着と地方創生への深い理解も備えており、地方からの新しい価値創造に強い関心を寄せています。今回のアンバサダー就任により、情報発信のプロフェッショナルとしての経験と、青森県の地域活性化への深い想いを活かし、地方発のイノベーションを全国に発信して参ります。
千葉 真由佳 氏のコメントとプロフィール
コメント
この度、appcycle株式会社の公式アンバサダーを務めさせていただくことになりました。これまで培ってきた伝える力を活かし、愛してやまない青森に貢献していければと考えております。青森がこの先もずっと魅力溢れる地域であるために、県の象徴でもあるりんごの可能性をどんどん広げていくお手伝いができれば幸いです。青森りんごは美味しいだけじゃない!それ以上の力を秘めています。みなさんにその事を知っていただく為、これから注力して参ります。
略歴
1993年11月18日生まれ、青森県出身。2016年4月にキャスターとして入ったNHK青森放送局を2021年3月に退局し、同年6月よりフリーアナウンサーに転身。TBSスパークル所属のアナウンサーとして活動。2023年9月まで、TBS系朝の情報番組「THE TIME'」のキャスターとしても活躍。2024年10月、セント・フォースへ移籍。
(セント・フォースHP:https://www.centforce.com/profile/t_profile/chibamayuka.html)
appcycle株式会社 代表 藤巻 圭のコメント
appcycle株式会社の公式アンバサダーを快諾いただいた千葉真由佳様、並びに多角的なご調整と就任許可をいただいたセント・フォース関係者の皆様に心から感謝申し上げます。
現在、青森県は災害級の大雪に見舞われ、非常に厳しい状況が続いています。そのような中ではありますが、appcycleから2025年の第一報として、このような喜ばしいニュースをお届けできることを大変嬉しく思います。
千葉さんのアンバサダー就任は、当社にとって大きな財産となるだけでなく、青森県、一次産業、障がい福祉の方々を含むステークホルダーの皆様にとっても、大きな希望になると確信しています。「今後の青森の未来」について語り合う中で、すぐに意気投合し、今回の就任に至りました。お互いの「青森愛」と強い熱量で、この厳しい冬を乗り越え、明るい未来を築いてまいります。
皆様におかれましては、引き続き当社へのあたたかいご支援並びにご指導ご鞭撻を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
【appcycle株式会社について】
■地元のりんごが廃棄される現実に立ち向かい、地域から世界を変える
青森県は、りんご生産量が年間約44万tで、全国の生産量の約60%を占める日本一のりんご王国です(出所:青森県庁HP)。りんごを使った加工品や、りんごをテーマにした観光施設なども多く、地域で150年以上の歴史を有する産業として、重要な役割を果たしています。
しかし近年は、りんご農家の高齢化や労働力不足による栽培面積の減少に加え、りんごジュースを絞った後の残渣の処理にかかる環境面・費用面への負担が大きな課題となっています。
当社代表の藤巻は、自身の出身地である青森県のりんご産業の課題に直面し、イノベーションを通じて地域課題の解決に取り組むため、2022年にappcycle株式会社を創業。東北大学との連携よってりんごの残渣をアップサイクルしたエシカルレザー「RINGO-TEX®」を開発しました。
「RINGO-TEX®」は、地域の廃棄物を安価で購入し有効活用することで廃棄にかかる負荷を無くすとともに、りんご農家に利益を還元することで地域経済の活性化に取り組んでいます。また、地域を起点としたアップサイクルモデルを青森県から国内外に展開し、持続可能な未来の創造に挑戦していきたいと考えています。
■廃棄りんごをアップサイクルした国産エシカルレザー素材「RINGO-TEX®」
「RINGO-TEX®」は、青森県の廃棄りんごや残渣(搾りかすなど)を原料とした環境配慮型の国産合成皮革です。原料の72%が廃棄物をアップサイクルしたもので構成されており、従来の合成皮革と比較して石油由来のポリウレタンの使用や、開発・製造、加工、廃棄など各工程でのCO2排出量が少ないことが特徴です。また、動物性のものを使用していない”ヴィーガンレザー”として、アニマルウェルフェアにも貢献する素材です。
質感は既存の合皮と変わらず、香りや色も無く加工がしやすいため、従来の合皮製品を代替する可能性がある新たな素材として、国内外の多くの企業・ブランドに導入されています。
東北大学や弘前大学など全国の大学との連携により開発、生産体制を構築しており、今後はりんご以外の1次産業の廃棄物や各地域の廃棄素材を使用した商品開発も検討して参ります。
(HP:https://appcycle.jp/)
【会社概要】
社名 : appcycle株式会社
代表取締役 : 藤巻 圭
所在地 : 青森県青森市千刈4-2-4
設立 : 2022年5月
事業内容 : 「この国のアップサイクルを加速する」をミッションとして、青森の廃棄り
んごやりんご残渣を使用した環境配慮型のアップルレザー「RINGO-TEX®」
の開発・製造・販売を行っています。「RINGO-TEX®」を通じて、青森のり
んご産業への利益の還元と循環にも貢献していきます。
URL : https://appcycle.jp
Instagram : https://www.instagram.com/appcycle_japan/
appcycleでは、”一緒に世界を目指すメンバー”を募集しております。
ご興味・ご関心のある方は、メール(info@appcycle.jp)でご連絡下さい。
・リンゴテックス(RINGO-TEX®)を扱っていただける代理店・小売店
・リンゴテックス(RINGO-TEX®)を開発・強化していただける方
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