【開催レポート】有田焼の老舗窯元・アリタポーセリンラボが展開するSDGsブランド「apl」が、「第96回東京インターナショナル・ギフト・ショー秋2023」に出展。今後は販路拡大し、OEMも開発。
~3種類の新アイテム「ビアーカップ」「カタクチ」「サカズキ」を発表~
有田焼の老舗窯元として200年以上の伝統を守りながら革新を続けるアリタボーセリンラボ株式会社(以下アリタボーセリンラボ、本社:佐賀県西松浦郡、https://aritaporcelainlab.com/)は、日本最大のパーソナルギフトと生活雑貨の国際見本市「第96回東京インターナショナル・ギフト・ショー秋2023」(9月6~8日)に出展した。同社は創業200年以上の歴史を誇る有田焼老鋪窯元「弥左ヱ門窯」の現代ライフスタイルに合わせたモダンブランド。熟練職人が弥左ヱ門窯ならではの門外不出の技術を活かし、数え切れない試作を繰り返して進化した釉薬・技術を使い、一つ一つを手仕事で、ラグジュアリー、そして凜とした美しさを醸し出す有田焼を制作している。今回のショーに合わせ、サステナブルな有田焼新陶土 「天白」を使ったシリーズ「apl」からビアーカップ、カタクチ、サカズキの新アイテム3種類もお披露目。期間中は富士器業株式会社(本社:東京都千代田区、https://fujikigyo.co.jp/)が総代理店として参加している。
3日間の期間中、アリタボーセリンラボのブースには国内外問わず、多くの関係者で溢れかえった。
なかでも注目を集めたのは伝統と格式ある有田焼から生まれた新素材を使用したサステナブルな商品という点だ。
200年以上の老舗の歴史と知見を活かし、有田焼新陶土 「天白」は釉薬を陶土に練りこむことで「素焼」をせず、「釉薬をかけず」にそのまま本窯に入れる焼成方法から完成までに至る。「素焼」、「釉薬かけ」という2つの工程を飛ばすことで、二酸化炭素の排出量を約50%削減(当社比)。合わせて生産コストも約30%の削減に成功した(当社比)。これにより地球環境にも優しく、消費者には手の届きやすい価格帯での販売を可能としている。さらには有田焼の原料である「天草陶石」の素材そのものが持っている「白磁の美しさ」を表現。表面はいま流行りのマットな質感となり、美しい透光性を保っている。釉薬をかけないことから陶土に含まれる「鉄分」が微量に出ることで、素材本来の天白製品の持つ味わいとして楽しむこともできる。
●ギフトショーでお披露目された3種類の新アイテム「ビアーカップ」「カタクチ」「サカズキ」
●今回の出展により、オリジナル制作の要望を多数受けた。今後は販路を拡大し、OEMの開発にも注力していく
●OEMのサンプルの一例
●ギフトショーの様子
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