【イベントレポート】《JILS主催》ロジスティクスYouthフォーラム最終回！未来の変革人材による事業企画を発表！

株式会社コクヨロジテム

2024年1月31日 11時00分

2024年1月17日、株式会社コクヨロジテム（本社：大阪府／代表取締役：松浦鉄男）の未来戦略企画室長山本紗代美（やまもとさよみ）がコーディネーターを務める、「ロジスティクスYouthフォーラム」（公益社団法人日本ロジスティクスシステム協会＝JILS主催）の集大成として、事業企画発表会が開催されました。物流業界14社の若手リーダー候補が集い、全12回のフォーラムを通じて練り上げた事業企画を発表しました。ご観覧の皆様からはご意見・ご質問が飛び交い、事業企画の実現に向けた投資に意欲的な企業も現れるなど、物流業界の変革に向けて有意義な会合となりました。

参加者集合写真。中央左：コーディネーター　山本紗代美（株式会社コクヨロジテム未来戦略企画室長）、中央右：アドバイザー　荒木協和（SUNSTARGROUP BUSINESS PARTNER ロジスティクス研究室長）。

■「ロジスティクスYouthフォーラム」概要

　「ロジスティクスYouthフォーラム」とは、全12回の活動を通じて、物流業界14社共同で変革人材を育成する試みです。各企業の若手社員が集い、業界の変革に向けた事業企画の過程を通じて、変革に必要な発想力・企画力・推進力の強化を目指すものです。

　本フォーラムでは、フォーラム内での人材育成を各企業の人材開発に接続するため、フォーラムを各企業の上司・人事担当者に公開する「参観日」を設けています。変革に向けて努力・成長する若手の姿を実際にご覧いただくことで、ご参観の皆様の変革に対する意欲や、若手の主体性を尊重・支援する意識を育み、各企業内での育成風土醸成につなげることも可能です。

■事業企画発表会の様子

　本フォーラムの最終回である第12回では、集大成として事業企画発表会を開催し、「参観日」として各企業の上司・人事担当者に公開いたしました。

　事業企画発表会の中では、全4チーム17名の参加者が、理想の物流業界に向けた熱い想いを込めながら、フォーラムを通じて練り上げた事業企画を発表しました。

　事業企画の内容としては、物流現場で働く従業員のやりがい向上アプリや、AIを活用した輸送業務統一プラットフォームなど、業界全体の課題解決につながるようなものが提案されていました。

　ご参観の皆様は事業企画の内容に興味深く耳を傾け、多数の質問・フィードバックを投げかけていらっしゃいました。

　全体を通して、参加者とご参観の皆様の間で事業企画の実現、業界の変革に向けて活発な議論が交わされる、実りある事業企画発表会となりました。

■「ロジスティクスYouthフォーラム」の成果

　フォーラム全体を通して、参加者は変革に必要な発想力・論理的思考力・多角的思考力などのスキルを強化するとともに、変革を推進していくための熱意・主体性を身につけることができました。はじめは「事業企画をどう進めたらいいかわからない」と不安げな様子が見られた参加者たちも、最終回終了後には、熱い想いを持って事業企画の実現・物流業界の変革につなげていこうとする様子が見られました。

＜参加者コメント＞

Aさん（大手食品メーカー物流部門所属）

「面白かったのは、答えのない答えを出すことです。どんどん技術は進化していくけど、何をするにしても熱い思いがのっかって初めて、いろんなことが決まっていくんだなと、震えるほど学びの場になりました。」

Bさん（大手日用品メーカー物流子会社所属）

「ほかのチームの発表を見ていると、コラボできるものもありそうだなと思いました。実現に少しでも近づけていきたいと思っているので、ご支援よろしくお願いいたします。」

　ご参観いただいた皆様からは「聞いている自分も楽しかったですし、刺激になりました。」「業界全体のスタンダードを創っていけたらいいなと、心から思いました」等のコメントを頂き、実現に向けた投資を検討していこうとする企業も現れるなど、部下の姿に刺激を受けて変革への意欲を高める様子や、若手の挑戦を支援していこうとする姿勢が見られました（*1）。

　今後もこのようなフォーラムを継続し、関係者の意識変化の促進と合わせて、業界全体での変革人材の育成を進めてまいります。

*1 各回の内容、参加者やご参観の皆様の声を、JILSHPにて動画でまとめております。ぜひご覧ください。　https://www1.logistics.or.jp/newest/youthforum/