キューバデザインのスイスメイドウォッチ「クエルボ・イ・ソブリノス」から「ヘミングウェイ」の新モデルが発売
株式会社ムラキ(本社:東京都中央区日本橋)はクエルボ・イ・ソブリノス「ヒストリアドール ヘミングウェイ」の新作を発売いたします。
クエルボ・イ・ソブリノス
ヒストリアドール ヘミングウェイ
(クエルボ・イ・ソブリノス公式サイト: https://cuervoysobrinos-japan.com/ )
クエルボ・イ・ソブリノスは、20世紀を代表する伝説的作家であるアーネスト・ヘミングウェイに捧げる3つの新たなコレクションを発表します。大好評を博した初回の限定シリーズに続き、作家の孫であるジョン・ヘミングウェイのバックアップを得ており、7月にフロリダ州キーウェストで開催された「ヘミングウェイ・デイズ2023」に合わせて披露されました。
クエルボ・イ・ソブリノスの起源は1882年にさかのぼり、スペイン北部(アストゥリアス)からの移民であったラモン・フェルナンデス・クエルボが、孫たちとともにキューバのハバナで創業しました。現在ではスイスに拠点を置き、ブランドの精神的故郷であるハバナにインスパイアされた高級時計を製造しています。クエルボ・イ・ソブリノスの現代的なモデルの多くは、レトロなスタイルが特徴で、キューバの首都の鮮やかな色彩が反映されています。
ヘミングウェイはキューバに20年以上滞在し、ラテン的なアイデンティティを持つキューバを深く愛しました。クエルボ・イ・ソブリノスの「ヒストリアドール ヘミングウェイ」は、この偉大な文学者に捧げられた組織であるヘミングウェイ・リミテッドの公式ライセンスを受けた初のスイス時計です。
アーネスト・ミラー・ヘミングウェイ(1899~1961)は、決して忘れられることのない豊かで冒険的な人生を送りました。彼の個人的な物語は、高く評価された彼の小説の中では語られることはありませんでした。ヘミングウェイはジャーナリストであり、反逆者であり、猟師であり、漁師でした。
彼は1939年から1960年まで、20年にわたりキューバの「フィンカ・ビジア」で暮らし、カリブ海の隠れ家での時間を心から楽しんでいました。キューバ滞在中、文豪はしばしばクエルボ・イ・ソブリノスのブティックを訪れていました。ラテンスピリットで知られるクエルボ・イ・ソブリノスは、ヘミングウェイ・リミテッドとのコラボレーションによる新シリーズを発表して、長年の愛用者であったこのアメリカ人作家を称えることにしました。
新しいヒストリアドール・ヘミングウェイ・コレクションでは、2つのカラーバリエーションを持つ「イコニコ」と、「GMTフィッシャーマン」の3つのモデルが展開されます。
「イコニコ」には、ヘミングウェイがキューバ滞在時に身に着けたであろうヴィンテージ風の色調、例えば柔らかなクリームやタバコ色などが選ばれました。
「GMTフィッシャーマン」は、ヘミングウェイの海への限りない愛からインスピレーションを得ました。このモデルは『老人と海』へのオマージュです。この小説はキューバのカヨ・ブランコで書かれ、1953年にピューリッツァー賞小説部門を受賞しています。
「ヒストリアドール ヘミングウェイ」コレクションは、作家の長男ジャックによって1988年に設立されたアーネスト・ヘミングウェイ©・ブランドを管理する組織、ヘミングウェイ・リミテッドから正式に付与されたライセンスを得ています。
クリームまたはブラウンの文字盤の「イコニコ」は合わせて882本、「GMTフィッシャーマン」は288本の限定生産となっています。
「ヒストリアドール」のケースは直径40mmのステンレススティール製でヴィンテージ風の外観と人間工学に基づいた細長いラグが特徴です。
「イコニコ」のスレンレスケースバックには、伝説的なアメリカ人小説家へのオマージュとして、ヘミングウェイのロゴが刻印されています。カラーコーディネートされたレザーストラップとCySブランドのバックルが、時計を腕にしっかりと装着します。
一方、「フィッシャーマン」には、強度に優れたデニムブルーのコーデュラ・ストラップとメタル・ブレスレットの2本のストラップが付属します。ケースバックからは内部の機構を見ることができ、ローターにはヘミングウェイへのオマージュとしてヘミングウェイのロゴが刻印されています。
ディテールへのこだわりは、クエルボ・イ・ソブリノスブランドが大切にしている特徴であり、その一例として、カジキの尾のようなフォルムで仕上げられた「イコニコ」モデルの秒針があります。
また各モデルのダイヤルリングにはヘミングウェイの名言が刻印されています。「イコニコ」モデルには、"In order to write about life first you must live it(人生について書きたいなら、まず生きなくてはならない)"という作家の言葉、「フィッシャーマン」には、「老人と海」からの引用“Every day is a new day. It is better to be lucky (毎日が新しい日だ。運に恵まれたほうがいい)」の文字が英語とスペイン語で記されています。
「ヒストリアドール ヘミングウェイ」には、スペシャルボックスが用意されています。ブック型のエレガントな専用ボックスは、時計ケースとしてだけでなく小物を保管することも可能です。
クエルボ・イ・ソブリノスには110年を超す素晴らしい歴史があり、その過程には重要な出来事や、その豊かな遺産に貢献した多くの著名人がいます。長い歴史は、ブランドが確かなノウハウを持っていることを意味し、続いてきた実績はこのブランドの卓越した才能を示すものです。
<商品スペック>
ヒストリアドール ヘミングウェイ イコニコ
リファレンス:
3190.1ICC / 3190.1ICB
ムーブメント:
CYS 8121、ベース:Sellita 221-1、11 1/2''、自動巻き、直径:26mm、厚さ:5.05mm、38時間、26石、28800A/h
機能:
時、分、秒、クイック修正機能付き手巻き日付表示
ケース:
ステンレススティール、ケース径40mm、厚さ11.75mm、反射防止加工を施したダブルカーブサファイアクリスタル、10気圧防水、裏蓋にヘミングウェイのロゴ刻印、サイドケースに限定ステンレススティール製ねじ込み式プレート
針:
スーパールミノバ®を施したシルバーの時分表示、ブルーの秒表示
ダイヤル:
クリーム/タバコ、コーティングを施したスーパールミノバ®インデックス、アプライドCySエンブレム
ダイヤルリングに英語とスペイン語で"In order to write about life first you must live it(人生について書きたいなら、まず生きなくてはならない)"のエングレービング
ダイヤルの色:
クリーム/タバコ
ストラップ:
ライトブラウン/ダークブラウンのトスカーノ・ボラナート(牛革)
バックル:
ステンレススティール製オープンワークCySブランドクラスプ
限定数:
2モデル合わせて世界限定882本
価格:
税込 528,000円(本体 480,000円)
ヒストリアドール ヘミングウェイGMT フィッシャーマン
リファレンス:
3192B.1B
ムーブメント:
CYS 8122、ベース:Soprod C125、11 1/2''、自動巻き、直径:26.20 mm、厚さ:4.10 mm、42時間、25石、28800 A/h、エングレービング仕上げローター
機能:
時、分、センターセコンド、日付、GMTセンター
ケース:
ステンレススティール、ケース径40mm、ケース厚11.75mm、ダブルカーブサファイアクリスタル(無反射コーティング)、10気圧防水、サファイアクリスタル製ねじ込み式シースルーケースバック。ローターにヘミングウェイのロゴ刻印
針:
スーパールミノバ®を施したシルバーの時針と分針、ホワイトセコンド、スティールブルーのGMT針
ダイヤル:
オーシャンブルー、コーティングを施したスーパールミノバ®インデックス、アプライドCySエンブレム
ダイヤルリングに英語とスペイン語で“Every day is a new day. It is better to be lucky (毎日が新しい日だ。運に恵まれたほうがいい)“のエングレービング
ストラップ:
コーデュラ・テキスタイル・グレーブルーとステンレススチール製ブレスレット
バックル:
ステンレススティール製オープンワークCySブランドクラスプ
限定数:
世界限定288本
価格:
税込 638,000円(本体 580,000円)
● 「クエルボ・イ・ソブリノス」ヒストリー
~ 静かに眠り続けたラテンの時間 ~
1882年、ラモン・イ・クエルボはハバナでも一流ショップが集まるキンタ通りにLa Casa(ラ・カーサ)という高級時計宝飾店をオープンする。ほどなくアルマンド・リオ・クエルボを含む兄弟達が経営を手伝い始め、後に店名を“クエルボとその甥達”という意味である「クエルボ・イ・ソブリノス」(以下CYS)に変更、事業は次第に拡大した。時計はスイスのラ・ショー・ド・フォンで製造。卓越したスイスの時計製造の技術に、ラテンの精神を吹き込むことに成功する。
1940年代、砂糖需要の拡大によりのキューバはかつてない好景気に沸いた。それとともにCYSも絶頂期を迎え、一流時計メーカーにオーダーしたショップウォッチも数多く生まれた。
作家のアーネスト・ヘミングウェイ、俳優のクラーク・ゲーブル、政治家のウィンストン・チャーチル、そして物理学者のアルベルト・アインシュタインなど当時の著名人たちの多くが、クエルボ・イ・ソブリノスの顧客名簿にその名を連ねていることからも人気ぶりが窺い知れる。だが、その後、キューバ革命などの政情不安により、CYSは営業停止を余儀なくされる。
20世紀末、長い眠りから“発見”されたCYSは、2002年、前CEOのマルツィオ・ヴィラによって本格的にブランドが復活。現在はスイスのルノワールモンを拠点に、クエルボファミリーの職人たちより受け継がれた時計のムーブメントや、当時のスケッチ、デザインからヒントを得ながら、かつてのモデルに独自のタッチを加え、新たにハバナテイストを基調としたエレガントなモデルを生み出している。
お問い合わせ:
株式会社ムラキ 時計部 TEL:03-3273-0321
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