【開催レポート】約40名が参加。日本の神話に息づく「和ハーブ」を学び、オイリュトミーで体感する特別イベントを開催
― 植物力研究家・織田剛 × オイリュトミー芸術家・はたりえが語る「植物と人とのつながり」 ―
2025年8月11日(月・祝)、田園調布せせらぎ館にて、シュタイナーショップ「école de Liaison リエゾン」のプレオープンイベントとして、特別イベント『神話・昔話の中の「和のハーブ」のちから』が開催されました。植物力研究家の織田剛氏と、オイリュトミー芸術家のはたりえ氏(代表理事:はたりえこ)が登壇しました。
当日は、約40名の参加者が集まり、日本の神話や昔話に登場する身近な植物「和ハーブ」の持つ力と、その叡智を体感しました。

◆イベント概要
『神話・昔話の中の「和のハーブ」のちから 織田剛 × はたりえ』
西欧のハーブに少し押されがちに、ひっそりと生息している身近な植物たち。日本の神話・昔話にはさまざまな薬草や果実が出てきます。古来、わたしたちの命を整えてくれた「和の薬草、和ハーブ」――桃、梅、笹、よもぎ、しょうぶなど。
ハーブと占星術の専門家であり、シュタイナー幼稚園の運営にも携わった織田剛氏が、和のハーブの性質と効用について解説。また、植物の力を体で感じるために、12の自然生命形成力のオイリュトミーをはたりえ氏と共に体感するワークショップも実施されました。
後半は、織田剛氏とはたりえ氏による対談が行われ、彼岸と此岸にかかわる8月の時期にふさわしい、植物と人間の深い繋がりについて語られるイベントとなりました。
日時: 2025年8月11日(月・祝)14:00~16:30(13:30開場)
会場: 田園調布せせらぎ館 多目的室B
参加者: 約40名
主催: 一般社団法人オイリュトミー教育芸術協会 EAJ
◆イベント内容詳細
本イベントは、日本の豊かな植物文化と身体表現芸術「オイリュトミー」を融合させたユニークな体験型企画として開催されました。
第一部(講演:織田剛氏)
日本の風土で育まれた「和ハーブ」の知恵を紹介。桃・梅・笹・よもぎ・しょうぶといった植物の神話や昔話との関わり、健康効果、暮らしに根付いた利用法を解説しました。特に「身土不二」の思想を通じ、日本人が植物に親しみや安らぎを感じる背景が語られました。
第二部(ワークショップ:はたりえ氏)
参加者はオイリュトミーを通じて、植物の成長や生命力を身体で表現。知識だけでなく、感覚的に植物の力を体験できる時間となりました。
第三部(対談:織田剛氏 × はたりえ氏)
「彼岸と此岸、そして植物との繋がり」をテーマに、自然と人間の関わりや教育・芸術における植物の可能性について対話。参加者にとって、自らの暮らしと植物との関係を考えるきっかけとなりました。
◆はたりえプロフィール

はたりえこ(舞台名 はたりえ)
早稲田大学第一文学部哲学科卒業後、1981年オイリュトミー芸術が日本に初めて紹介された年にオイリュトミーと出会う。1982年ミュンヒエン・オイリュトミー学校に留学し、1986年デイプロムを取得。1987年に帰国し、日本のオイリュトミストの草分けとして働き、全国各地にオイリュトミーを紹介し、講習および公演活動を行う。
同時に、日本でのシュタイナー学校運動に深く関わり、日本で最初のシュタイナー学校であるシュタイナー学園と33年間にわたって小中高の私立学校として学校法人化されるまでの歩みを共にする。
2017年以降、アジアでオイリュトミー、シュタイナー教育がさかんになるとともに、韓国、台湾、中国でもオイリュトミーの舞台・講習活動を行う。
日本シュタイナー学校協会代表。私立田園調布雙葉幼稚園、清流みずほ認定こども園、台湾の青禾華徳福学園、海聲華徳福学園などでオイリュトミー講師を務めている。
オイリュトミーの舞台として、ベルギーのバロックアンサンブルLinGonとのビーバー作曲「ロザリオのソナタとオイリュトミー」、笙、笛、語りとオイリュトミーによる宮沢賢治「雁の童子」、「四又の百合」、自身の書き下ろし作品「黒光~黒い聖母の物語」、「弥勒夢幻~聖徳太子と秦河勝にまつわる言舞劇」「イシスの路~一人一人の地球の永い永い物語」などがある。各地の神社仏閣での奉納公演も多い。伊勢神宮、高麗神社、木嶋神社(蚕ノ社)などで奉納公演。国営飛鳥キトラ古墳四神の広場、宇陀山上公園芸術の森ダニ・カラヴァン氏のモニュメントなどホール以外の場でも積極的に公演。
著書に『シュタイナー教育とオイリュトミー』『成長を支えるシュタイナーの言葉』(共に学陽書房)、『オイリュトミーが育むこころとからだ』(水声社)、共著に『美の朝焼けを通って―シュタイナーの芸術観』(イザラ書房)ほか、翻訳絵本オルファーズシリーズ『ねっこぼっこ』『森のおひめさま』、絵本『星の子どもとりんごの木』(共に平凡社)がある。」
◆織田剛プロフィール

織田剛(おだ・たけし)
植物力研究家。ハーブ・ファスティング(R)開発者。 1979年沖縄宮古島生まれ。早稲田大学第一文学部フランス文学科卒、一橋大学大学院言語社会研究科博士課程在学時にパリ第八大学博士課程に留学。指導教官にフランスの伝統的薬草学を紹介され、フランスハーブの世界を知る。フランスで流行していたファスティングの実践で10キロ以上のダイエットに成功し、体調の劇的な改善を実感する。2015年、肺の遺伝性の難病が発症し、片肺を切除の宣告を受けるが、フランスのメディカル・ハーブの独自研究で肺の寛解に成功。フランスの伝統的な薬草学や修道院などでおこなわれていたファスティングの理論を体系化。現在はフランスの伝統的な薬草学を紹介し、薬草学の普及、ハーブ治療院をつくるために活動し、ハーブ・ファスティング(R)を開発。著書に『4日で若返る「毒出し」のトリセツ』(すばる舎)。登録者数2.8万人のYouTubeチャンネル「ハーブファスティング・未来薬草学 織田剛」を運営。
◆織田剛のYouTubeチャンネル「ハーブファスティング・未来薬草学 織田剛」
「無添加おすすめ商品シリーズ」など、健康の専門知識を活かした動画が好評で、登録者数は約2.8万人となっています(2025年9月11日現在)
チャンネルはこちら
【会社概要】
会社名:株式会社フランスダイレクト
本社:岐阜県岐阜市神田町6丁目12番地 SIXA KANDA5階
代表:代表取締役社長 織田 剛
設立日:2013年9月20日
資本金:1,000,000円
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