【岐阜県高山市】若者のパワーがまちを元気に!若者がワクワクする過ごせるまちを目指して
柔軟な発想やエネルギーをもって活躍する若者を応援
高山市を含む飛騨地域では、高校卒業後にその7割が進学や就職などで地域外へ出ていきます。進学先を卒業した後に地元に帰らず地域外で就職する人も多く、若者の人口が少ない状況が続いています。
若者が減少すると仕事や地域の行事など様々な分野の担い手がいなくなり、まちに元気がなくなってしまいます。その一方、市内には柔軟な発想やエネルギーを持って活躍している若者もたくさんいます。高山市では若者がその力を発揮してまちを元気に、また、若者自身がワクワクすることを形にできるよう様々な取り組みで応援しています。
若者活動支援事業補助金の創設
若者がやりがいと生きがいをもって活躍できるまちづくりをすすめるため、若者が主体的に活動を始める第1歩を支援する制度を創設し、募集しました。
この制度は、16歳~35歳未満の若者3人以上を含む団体が、新たに行う地域の活性化または魅力向上・発信を支援するものです。助成額は上限20万円で、対象経費の10/10を補助するものです。
これは、「若者が活躍できるまちづくり」をテーマに開催した「たかやま共創ミーティング」(第1弾)において、若者にとって活動をはじめる際の資金確保が難しいとの意見を受け、補助率を当初想定の2/3から10/10と変更し、より使いやすい支援にしました。
今回の募集には11団体の応募があり、すべての団体について補助金の交付を決定しました。
応募事業の内容は、映画や音楽、アウトドアを通じた地域交流や地域の魅力発信、また高校生が商店街を応援する活動などがありました。
地元就職に関する助成制度を創設・拡充
高山市にUIJターン、または市内に住民票を残したまま高校などを卒業して市内事業所に就職した35歳未満の方を対象に、一律10万円を支給する「若者地元就職支援金」、民間アパートなどを借り上げた際の契約時に支払った対象経費の1/2、最大10万円を助成する「若者地元就職支援補助金」を創設しました。また、奨学金返済を支援する「奨学金返済支援事業補助金」を拡充し、年間上限24万円、最大5年間120万円を助成することとしました。
起業する場合の支援制度「特定創業支援事業補助金」について、通常は補助率は1/3ですが、35歳未満に限り補助率を2/3に拡充しました。(上限額はいづれも100万円)
若者の活動拠点
伝統的な建物が並ぶ下二之町において、築140年を超える大規模な町家「旧村田邸」を活用し、若者等活動事務所「村半(むらはん)」を整備しました。開設から4年目を迎え、高校生をはじめ社会人など多くの方が学習や会議などで利用しています。
若者等活動事務所「村半」
若者・女性活躍推進担当職員の配置
藤白若者・女性活躍推進担当監
令和5年4月に、若者や女性活躍に関する政策を総合的に検討する担当職員を配置しました。総合政策部総合政策課若者・女性活躍推進担当監の藤白稔さんは、「高山市では若者が様々な分野でやりがいや生きがいをもって、その力を発揮し、楽しく過ごせるまちづくりに向けて若者を応援していきます。様々な施策を進めながら、若者の意見や実態を踏まえ、できることから政策を具体化することで、若者がその力を発揮して、まちを元気にしていきたいです。」と意欲を語りました。
若者活動支援事業補助金
https://www.city.takayama.lg.jp/shisei/1008717/1018380.html
地元就職・起業に関する支援
https://www.city.takayama.lg.jp/shisei/1000067/1002790/index.html
【本件に関するお問い合わせ】
高山市役所総合政策課
住所:〒506-8555
岐阜県高山市花岡町2丁目18番地
電話:0577-35-3131
FAX:0577-35-3174
メールアドレス:sougouseisaku@city.takayama.lg.jp
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