太陽光「90GWを、誰が守るのか」──Nobest IoT、人手依存のO&Mを効率化する3機能を追加

株式会社Nobest

株式会社Nobest(本社:神奈川県川崎市/代表取締役:石井宏一良)は、太陽光発電所の自律O&M(運用・保守)マネジメントシステム「Nobest IoT」に、運営分析ダッシュボード/AIアシスタント/遠隔臨場オンラインLIVEの3つの新機能を追加しました。全国に膨れ上がった太陽光発電所を、限られた人手で、現場に行かずに守り抜くための機能群です。

■ 日本は「再エネを最大の電源に」舵を切った
2025年2月に閣議決定された第7次エネルギー基本計画は、2040年度に再生可能エネルギーを**"最大の電源"(4〜5割)と位置づけ、うち太陽光を23〜29%**とした(※1)。2050年カーボンニュートラルの達成には、太陽光を現状の約6倍・400GWへ拡大する必要があるとされる(※2)。太陽光はもはや「増やす」段階から、すでに全国に積み上がった約90GW(世界第3〜4位)(※3)を"守り抜く"段階へと移りつつある。

■ ところが、その"守り手"が消えていく
保守は「法的義務」:2017年の改正FIT法により、50kW未満を含むほぼ全てのFIT認定設備にO&M(保守点検)が義務化された(※4)。市場は1.2兆円、しかし人材は枯渇:再エネ設備向けO&M市場は2024年度で約1兆2,100億円、2030年度には約1兆5,265億円へ拡大する見込み(※5)。だが同調査は、「O&M人材の枯渇と高齢化」=ヒューマンリソース・クライシスを最大級の抑制要因として挙げる(※5)。全国に分散する発電所を、点検に回れる人が物理的に足りなくなりつつある事故はすでに増えている:NITE(製品評価技術基盤機構)の電気保安統計によれば、事業用太陽光発電所の電気火災は令和4年度の4件から令和5年度の10件へと、1年で約2.5倍に増加した(※6)。住宅用でも近年260件の事故が確認され、その約9割(239件)が火災、うち約7割(170件)がパワーコンディショナー起因だった(※6)。迫る「2040年問題」:使用済み太陽光パネルの排出量は、2015年の約2,351トンから、2030年代後半以降は年間50〜80万トンに達すると環境省が推計する(※7)。老朽設備の状態把握と更新判断が、これから一斉に押し寄せる。

■ つまり──「人手に頼るO&M」は、もう限界に近い
設備は増え、事故は増え、老朽化が迫る。それなのに、見回る人は減り、高齢化していく。 この構造的なミスマッチを"人を増やす"以外の方法で埋めなければ、再エネ主力電源化は足元から崩れかねません。

Nobest IoTは、複数の情報源(センサ・カメラ・気象・点検/修理履歴)を統合し、O&Mの現場運営を効率化するシステムです。今回の3機能は、「守り手不足」に対する具体的な回答として追加されました。


① 運営分析ダッシュボード(preview版)──「どの発電所が危ういか」を経営が俯瞰する


設備の稼働状況だけでなく、経営視点での運営状況を可視化。コスト削減額・CO₂削減量などのKPI、施設ごとのランキング、ライフサイクル収支(ROI)分析、予測値と実績値の比較グラフを一画面で確認できます。異常時はAIによる原因分析が要因調査を支援。分析結果はPDF出力でき、社内報告や顧客レポートにそのまま活用できます。多数の発電所の中から、優先して手を打つべき設備を経営が即座に見極められます。(※preview版として先行提供)


② AIアシスタント──少人数で、多拠点を"聞くだけ"で把握する


生成AIを活用した対話型アシスタントを搭載。「この発電所で今起きている異常は?」「先月の点検履歴は?」とチャットで尋ねるだけで、施設の状況・異常内容・点検履歴を確認でき、必要ならその場で点検・対応タスクを作成できます。複数の画面を探し回る手間をなくし、一人が担当できる発電所の数を押し上げます。


③ 遠隔臨場オンラインLIVE&自動録画──現場に行かずに、立ち会う


点検・修理をリアルタイムに確認できるオンラインLIVE機能を搭載。複数台のカメラ映像を同時共有でき、点検者のGPS位置・移動軌跡も表示。作業は自動録画され、品質確認・履歴管理・教育資料として活用できます。国も公共工事で推進する「遠隔臨場」を太陽光O&Mで実現し、移動時間と現場立ち会いの人手を削減します。

■ 代表コメント
「太陽光O&Mの現場は、人手不足と広域分散のなかで"行って・見て・判断する"負担に耐えています。私たちは"行かなくても、対話するだけで、運営が回る"状態を作りたい。今回の3機能はその想いを具体化しました。」
(代表  石井宏一良)


■ 提供時期・価格
基本料金:4980円~
AI利用料金:100円~


株式会社Nobestについて 

株式会社Nobestは、インフラを"自己修復"させるCPSスタートアップです。

AI・IoT・ロボット技術を活用し、太陽光発電設備や蓄電池などのインフラ設備における運用・保守(O&M)の効率化・高度化を実現する「Nobest IoT」を開発・提供しています。

今後も、現場の課題に寄り添いながら、「自己修復できるスマートインフラ」の社会実装を目指してまいります。


会社概要 

会社名:株式会社Nobest 

代表者:代表取締役 石井 宏一良 

所在地:神奈川県川崎市中原区 

設立:2022年4月22日(地球の日) 

事業内容:太陽光O&M向け AI×IoT 自動化システムの開発・提供 

コーポレートサイトhttps://nobest.jp


お問い合わせ先 

株式会社Nobest 

E-mail:service-marketing@nobest.jp

お問い合わせフォーム:https://nobest.jp/contact

すべての画像


会社概要

株式会社Nobest

7フォロワー

RSS
URL
https://nobest.jp/
業種
情報通信
本社所在地
神奈川県川崎市中原区新丸子東2-895-33
電話番号
-
代表者名
石井宏一良
上場
未上場
資本金
-
設立
2022年04月