「ANAウインドサーフィンワールドカップ横須賀・三浦大会」
11月10日(金)~11月14日(火)開催
「ANAウインドサーフィンワールドカップ横須賀・三浦大会」はPWA(Professional Windsurfers Association)公認の世界最高峰の大会です。世界のトッププロが年間にわたり転戦する約10か国をワールドツアーです。横須賀・三浦大会は2017年以降、毎年開催(2020年、2021年は中止)しており、今回で第5回目を迎えます。
また、前回大会に続き、今大会も「スラローム」競技におけるPWAワールドツアーの最終戦となり、ワールドチャンピオンが決定する世界からも注目される大会となります。
さらに、音楽ライブ、キッチンカー&地産地消マルシェ、砂浜での体験会、SDGsへの取り組みなど多彩なイベントが大会を盛り上げます。
大会名称 ANAウインドサーフィンワールドカップ横須賀・三浦大会
[英字大会名]Fly! ANA Windsurfing World Cup YOKOSUKA MIURA Japan
開催期間 11月10日(金)~11月14日(火)=5日間
会 場 津久井浜海岸、三浦海岸
大会公式ホームページ:https://windsurfing-wc.jp
本大会の競技はスピード感あふれる「スラローム」!
【ビーチの目の前で繰り広げられるスピード感あふれるマーキングバトル!】
レースはウインドサーフィンが最もスピードを得られる風上から風下へのジグザグコースに複数のマークブイを設置して走る「スラローム」で競います。男子の最速記録は時速約65キロにもおよび、レースの舞台となる津久井浜海岸沖は、この「スラローム」に適した風“サイドショア(海の真横から風が吹く)”が吹く日本屈指のゲレンデとして知られています。昨年大会は風に恵まれ、最大瞬間風速10m/sオーバーの日が3日間、11月14日は最大瞬間風速15m/sを超え、連日エキサイティングなレースが繰り広げられ、観覧船、ビーチ、スマホの画面越しにもスピード感あふれるマーキングバトルが展開されました。
【滑走の「フィン」VS滑空の「フォイル」、勝負を決めるギヤ選択】
2019年の本大会までは「フィン(ボードが接水するウインドサーフィン)」と「フォイル(水中翼を取り付けたウインドサーフィン」)が別々に競われましたが、風が弱く「フィン」は競技成立せず、「フォイル」のみの戦いとなりました。昨年からはこの「フォイル」が「スラローム」に組み込まれました。「フォイル」は軽風でもレース可能なことを一つの特徴としていますが、この「フォイル」と従来からの強風にも対応する「フィン」が「スラローム」において、風の強さに合わせて装備されます。2024年パリ五輪のウインドサーフィン競技では「フォイル」の採用が決定しています。昨年大会は15m/sを超える爆風でもトップ選手は「フォイル」を選択するなど、いままでの常識が変わりつつあるようです。滑空の「フォイル」か滑走の「スラローム」か、選手のギヤ選択も見どころの一つとなります。
【陸上では分かりやすい解説付きのLED大型ビジョンでパブリックビューイング!】
大迫力の海上観戦に加え、陸上では観客との一体感に配慮して沖合でのレースの様子が詳しく分かるように、LED大型ビジョンモニターを設置。船上やドローンからの中継映像を配信します。海上コースの紹介、ルール説明等、観客に分かりやすく伝えられるよう、解説者がタッチパネルモニターに記入した解説図等も大型ビジョンに瞬時に表示します。
世界最高峰のトップライダー約100名が集結!
【2021年東京五輪女子ウインドサーフィンRS:X級代表・ 選手(ミキハウス所属)も参加予定!】
2012年ロンドン五輪出場に続き、2021東京五輪女子ウインドサーフィンRS:X級に出場し、12位という好成績を残しました。地元横須賀市在住で津久井浜海岸をホームゲレンデとする42歳の大ベテランです。従来からの「フィン」はもちろん、「フォイル」でも国内トップクラスの実力です。2019年の本大会では女子「フォイル」6位、2022年大会では女子「スラローム」19位。今年4月スペイン・マヨルカ島で開催された「第51回プリンセスソフィア杯」ではiQFOiL女子で6位を獲得。2大会連続3回目の五輪代表獲得に向けてトレーニングを積んでいます。津久井浜の地で今年も世界のトッププロ(最大100名)との熱い戦いを繰り広げます。
【男子選手】
ランキング:PWA World Tour Ranking Slalom Men 2022 1位
氏名:マチェック・ルコースキー(Maciek Rutkowski)選手
国籍:ポーランド
セールナンバー:POL-23
年齢:31歳
メモ:2018年ANAウインドサーフィンワールドカップ横須賀・三浦大会10位。以降、PWA World Tour Ranking Slalom Men の成績は、2019年7位、2021年4位、2022年1位と着実にランクアップを実現した。183cm、93kg。
ランキング:PWA World Tour Ranking Slalom Men 2022 2位
氏名:マッテオ・イアキーノ(Matteo Iachino)選手
国籍:イタリア
セールナンバー:ITA-140
年齢:33歳
ランキング:PWA World Tour Ranking Slalom Men 2022 3位
氏名:エンリコ・マロッティー(Enrico Marotti)選手
国籍:クロアチア
セールナンバー:CRO-401
年齢:33歳
注目の男子日本人選手
ランキング: 2022年 JWA男子スラローム1位
氏名:浅野則夫(あさののりお)
国籍:日本
セールナンバー:J-25
年齢:52歳
メモ:日本最速の男 17xSlalom champion 8x Wave champion
【女子選手】
ランキング:PWA World Tour Ranking Slalom Men 2022 1位
氏名:マリオン・モルテフォン(MARION MORTEFON)選手
国籍:フランス
セールナンバー:FRA-118
年齢:32歳
メモ:2018年ANAウインドサーフィンワールドカップ横須賀・三浦大会3位。10歳の時にウインドサーフィンを開始。
趣味:バイク、SUP、サーフィン、スキー。
ランキング:PWA World Tour Ranking Slalom Women 2022 2位
氏名:ジャスティン・レメテイヤー(JUSTINE LEMETEYER)選手
国籍:フランス
セールナンバー:F-171
ランキング:PWA World Tour Ranking Slalom Men 2022 3位
氏名:デルフィン・カズン・クェステル (DELPHINE COUSIN QUESTEL)選手
国籍:フランス
セールナンバー:FRA-775
年齢:32歳
メモ:2018年スラローム世界チャンピオン、2018年ANAウインドサーフィンワールドカップ横須賀・三浦大会優勝。2019年スラローム、フォイルの世界チャンピオンに輝く。風が吹けば負けないと言われるほどの圧倒的な存在。
注目の女子日本人選手
ランキング: 2022年 JWA女子スラローム1位
氏名:穴山 未生(あなやまみお)
国籍:日本
セールナンバー:JPN311
年齢:38歳
メモ:JWAスラローム8xチャンピオン、GPS日本女子最高記録79.92km/h
多彩なイベントを同時開催!
【音楽ライブ】
11月11日(土)・12日(日)に実施。SNSやストリートライブなどで活躍するアーティストが出演予定。
【キッチンカー&地産地消マルシェ】
11月10日(金)~14日(火)にキッチンカーや地元店舗が出店。11日(土)・12日(日)は約20台のキッチンカーが大集合!横須賀・三浦の野菜販売なども。
【砂浜での体験会】
11月11日(土)・12日(日)にビーチにて、「ウインドサーフィン体験プログラム」や、パルクールと鬼ごっこを組み合わせたスポーツ「パルクール鬼ごっこ(パルオニ)」などを実施。
【三浦海岸ウインター花火フェス2023】
大会初日の11月10日(金)19時~19時30分(荒天の場合中止)に、津久井浜海岸隣の三浦海岸にて開催を予定。≪打上発数≫約3,000発(予定)≪主催≫三浦海岸納涼まつり実行委員会
SDGs Tシャツプロジェクト
『みんなで、 ANAウインドサーフィンワールドカップ横須賀・三浦大会のTシャツをつくろう!』と題して、オリジナルデザインTシャツをつくりました。
【概要】
自然がカギとなるスポーツであるからこそ、昨今の気候変動や海洋資源などを意識し、2023年大会では、本大会を通じてより多くのみなさまにSDG’sを知っていただく取り組みとして、サーキュラーエコノミーに触れて、知っていただき、地球にも、みんなにも優しい、笑顔になれる取り組みをしたい!また、大会CONCEPTにも掲げられている「多様性を受け入れ・サステナブル」な大会としたい。という思いから、 ANAの発案により実行委員全体でこのプロジェクトが生まれました。
1.Tシャツ素材:100%繊維由来の再生ポリエステルを素材の一部に使用した『BLANK APPAREL™』のTシャツを採用。
「BRING™」(運営:(株)JEPLAN)の取り組む不要になった服を回収し、その中のポリエステル100%の服を対象に独自技術を用いてリサイクルした再生ポリエステルを素材の一部に使用しています。
2. Tシャツのデザイン:クロスチーム(株式会社クロス・カンパニー)に所属する『チャレンジド・デザイナー®』とプロのデザイナーとの『共創』で生み出された「海と風」を表現したデザイン
3. Tシャツの販売:オリジナルデザインがプリントされたTシャツを大会期間中に300着販売
・販売期間:2023年11月10日(金)~14日(火)
・販売場所:大会会場内のブース
・販売枚数:白150枚、黒150枚 計300枚
4. Tシャツの回収:「BRING™」と連携し大会期間中、自宅で眠っている使われなくなったTシャツを、会場の専用BOXにて回収を行い、また新たな服などの資源に生まれ変わらせる取り組みを行います。
※「チャレンジド」とは、「神から挑戦という課題、あるいはチャンスを与えられた人」という意味、「障がいを持つ人」を表す造語として作られた「the challenged(挑戦という使命や課題、挑戦するチャンスや資格を与えられた人)」を語源とした造語です。従来のハンディキャップ、という言葉ではなく、障がい者が新しいことに挑戦できる、してほしい、という意味を込めて、障がいを持つデザイナーをチャレンジド・デザイナーと名付けています。チャレンジド・デザイナー®は、株式会社クロス・カンパニーの登録商標です。
【ご協力】
・Tシャツ
株式会社JEPLAN(https://www.jeplan.co.jp/)
※「BLANK APPAREL™」(https://blankapparel.jp/)
ポリエステルをサステナブルに。工場の繊維くずや古着をリサイクルして作られた再生ポリエステル「BRING Material™」を素材の一部に使用した、アパレルやユニフォーム、グッズ、ノベルティ制作向けのプリント用ボディブランド。BRING™の回収プラットフォームで回収し、様々な資源に循環させることができます。
・デザイン
制作:株式会社クロス・カンパニー(https://crossteam.jp/)
総合監修:株式会社KUZE DESIGN(https://kuze-design.com/)
環境に配慮した大会運営
・選手への水配給においてマイボトルを配布しウォーターサーバーから供給することでプラスチックの使用を削減
・再生紙容器をキッチンカーで利用
・会場内にゴミ分別エコステーションを設置 など
ハワイ・マウイ島西部火災被災者支援募金
ウインドサーファーにも愛されるマウイ島で、2023年8月8日に発生した山火事から大火が発生し、同島西部に甚大な被害をもたらしています。ANAウインドサーフィンウインドサーフィン実行委員会と一般社団法人日本ウインドサーフィン協会(JWA)では被災された人たちや地域の支援のための募金を実施しており、大会期間中、会場内でも募金箱を設置します。
詳細:https://windsurfing-wc.jp/maui/
募金には、クレジットカード決済、ANAマイレージ決済、募金箱設置先など様々な方法をご利用いただけます。
【問い合わせ先】
横須賀市役所 文化スポーツ観光部 企画課
TEL:046-822-9284
E-MAIL:wwc@city.yokosuka.kanagawa.jp
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