グリーンコープ生協ふくおかの配送用EVにEVolityとGOVANの統合EVフリートソリューションを両社連携で初めて導入

EVolity株式会社(東京都中央区、代表取締役社長:天池 正治、以下「EVolity」)は、丸紅株式会社(東京都千代田区、代表取締役社長:大本 晶之、以下「丸紅」)とともに、西日本を中心に16の生協で構成される一般社団法人グリーンコープ共同体所属のグリーンコープ生活協同組合ふくおか(福岡市博多区、以下「グリーンコープ生協ふくおか」)が運用する配送用EV149台に対し、EVolityのEVフリートマネジメント機能と丸紅の充電マネジメントシステム「GOVAN」をシームレスに統合したソリューションの運用支援を開始しました。本取り組みは、EVolityが集約した車両のリアルタイム電池残量をAPI経由で丸紅の充電マネジメントシステム「GOVAN」に連携し、翌日の充電計画を完全自動生成するもので、両社連携では初の運用事例となります。これにより、季節性要因で変動する航続距離を補正していた従来工程をゼロ化しました。
グリーンコープ共同体は「安心・安全な食と環境にやさしいくらし」を理念に掲げ、びんのリユースや再生可能エネルギーの利用などの地域に根ざした環境活動を推進してきました。輸配送領域でも環境負荷を一層低減すべく、軽バンEVや小型EVトラックを中心に電動化を進めており、2027年までにすべての配送車両をEV化する目標を掲げています。本導入は、その取り組みを後押しするものです。
本連携では、食材宅配に適した軽バンEVや小型EVトラックから取得するリアルタイム電池残量などの車両データをEVolityがリアルタイムで集約し、GOVANに即時連携することで、翌日の配送ルートと必要走行距離を踏まえた精緻な充電スケジュールをAIが完全自動生成します。従来はGOVANが作成した充電計画に対し、季節性要因で変わる航続可能距離を踏まえて補正していましたが、リアルタイム電池残量のデータを活用してAIが自律補正することで補正作業を排除しました。
また、車両状態と充電状況を単一ダッシュボードで可視化し、遠隔管理によって充電不足や充電渋滞を防ぎながらピークシフトにより充電を最適化することで、配送の安定運行と電気代の削減を同時に実現します。さらに、ダッシュボード上でCO₂排出削減量の効果を可視化することで、グリーンコープ生協ふくおかの環境負荷低減を一層後押しします。EVolityとGOVANの連携を通じ、配送業務の効率化CO₂排出量の削減を両立させ、持続可能な地域配送モデルの構築に貢献してまいります。



◆ 一般社団法人グリーンコープ共同体 概要
所在地:福岡市博多区博多駅前一丁目5番1号
代表者:代表理事 日高 容子
設立:2018年9月
事業内容:生活協同組合
HP:https://greencoop-fukuoka.jp/ | https://www.greencoop.or.jp/
◆ 丸紅株式会社 概要
所在地:東京都千代田区大手町一丁目4番2号
代表者:代表取締役社長 大本 晶之
設立:1949年12月
事業内容:素材、エネルギー、機械、社会インフラ、情報・不動産等の分野での輸出入・国内取引、事業投資
HP:https://www.marubeni.com/
◆ EVolity株式会社 概要
所在地:東京都中央区銀座8丁目21-1住友不動産汐留浜離宮ビル 6階
代表者:代表取締役社長 天池 正治
設立:2023年8月
事業内容:商用 EV 向けフリートマネジメント事業(車両・電池・充電管理サービス)、充電インフラ事業
HP:https://evolity.co.jp/
【本プレスリリースに関する問い合わせ先】
EVolity株式会社 広報担当
03-6824-6242 info_web@evolity.jp
グリーンコープ共同体 コーポレートコミュニケーション室
広報担当 浅島(アサジマ)090-1468-9104 cakydobr@greencoop.or.jp
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