\ヤンマーと関わる全ての人が環境負荷ゼロの未来へ/BIOTECHWORKS-H2とYANMARがパートナーシップを締結
東京と大阪、シリコンバレーを拠点に廃棄物管理とエネルギーの革命を目指すグローバルスタートアップ企業、株式会社BIOTECHWORKS-H2(本社:東京都渋谷区、代表取締役:西川明秀、以下「当社」)は、1912年に大阪で創業した産業機械メーカー、ヤンマーホールディングス株式会社(以下ヤンマーHD)とパートナーシップを締結したことをお知らせします。
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■BIOTECHWORKS-H2とヤンマーHDで環境負荷物質”ゼロ”へ
当社は有機廃棄物全般をクリーンな水素エネルギーにケミカルリサイクルするシステムを有しており、それを媒介に、企業や人を結び付け、地球環境や企業が抱える課題の解決を目的にサーキュラーエコノミーの構築を目指すプロジェクトを促進しています。
ヤンマーグループは脱炭素社会の実現に向けた『YANMAR GREEN CHALLENGE 2050』を推進し、2050年へ向けて企業活動、サプライヤーを含めた生産活動、製品そのもの、すべてから排出される温室効果ガスや環境負荷物質をゼロにする取り組みを行っております。
本提携によりヤンマーグループの企業廃棄物を当社で回収、ケミカルリサイクルし水素エネルギーに変換することで、『YANMAR GREEN CHALLENGE 2050』を後押しして参ります。
■廃棄ユニフォーム約5トンから、およそ300キロの水素を生成!大気中の“二酸化炭素排出量ゼロ”を目指す
今回の当社とのパートナーシップの締結により、これまでヤンマーグループが産業廃棄物として焼却していた使用済みの自社ユニフォームなどの企業廃棄物を回収し、当社のケミカルリサイクルするシステムを利用することで水素エネルギーに変換していきます。これにより、通常の廃棄衣類を焼却処理した際のCO₂排出量と比較して、当社の処理(ガス化)では、CO₂排出量を大幅に削減し、水素エネルギーの生成が可能となります。当社は回収したすべての廃棄物を水素エネルギーに変換し再利用することを目指しています。
また、ヤンマーグループが指定管理する大阪・長居公園で出る落ち葉や伐採された木や枝は、ユニフォーム同様に焼却され、CO2を排出させていました。将来的には廃棄されるユニフォームに加え、落ち葉や間伐した木や枝などの廃棄物も当社で処理し、水素エネルギーに変換していく予定です。
環境問題に少なからず影響を及ぼしていた企業廃棄物を回収し、当社のケミカルリサイクルするシステムによって水素エネルギーに変換することで、地球環境の保全に貢献できると確信しております。
【ヤンマーホールディングス株式会社 ブランド部 コーポレートブランド室 室長 八木 洋介コメント】
はじめてBIOTECHWORKS-H2のソリューションに出会った時、「これだ!」とワクワクしたのを今でも覚えています。廃棄物の適切な処理は誰もが抱える課題です。この地球規模の課題に真正面から向き合い、新たなソリューションを導き出したBIOTECHWORKS-H2とのパートナーシップは、ヤンマーが掲げる“A SUSTAINABLE FUTURE”の実現にむけた強力な推進力になると確信しています。
【株式会社BIOTECHWORKS-H2 代表取締役 西川明秀コメント】
ヤンマーHDとのパートナーシップを締結できたことを大変嬉しく思います。ヤンマーグループは
『YANMAR GREEN CHALLENGE 2050』を通じて、持続可能な社会の実現に向けた革新的な取り組みを続けられており、当社にとっても今回の締結は我々の廃棄物管理およびクリーンエネルギー技術が広く社会に役立つ機会を広げるものと確信しております。今後も両社の力を結集し、持続可能な未来への一歩を踏み出してまいります。
ヤンマーホールディングス株式会社について
1912年に大阪で創業したヤンマーは、1933年に世界で初めてディーゼルエンジンの小型実用化に成功した産業機械メーカーです。「大地」「海」「都市」のフィールドで、エンジンなどのパワートレインを軸に、アグリ、建機、マリン、エネルギーシステムなどの事業をグローバルに展開。環境負荷フリー・GHGフリーの企業を目指し、顧客価値を創造するソリューションを提供しています。未来を育むヤンマーの価値観「HANASAKA」を基盤に、ブランドステートメントとして掲げる“A SUSTAINABLE FUTURE”を実現します。
詳しくは、ヤンマーのウェブサイトhttps://www.yanmar.com/jp/about/をご覧ください。
BIOTECHWORKS-H2について
当社では「BIOTECHWORKS H-2(ごみZEROプロジェクト)」として、「廃棄物から水素へ、水素から再生可能エネルギーへ」というミッションのもと、透明性の高いサーキュラーエコノミーの実現を目指しています。
リサイクルができていない、ほぼすべての有機性廃棄物を燃やさずにプラントでガス化し水素を生成、その水素をさらに再エネルギーとして活用するカーボンニュートラルな世界を実現させます。
会社概要
【株式会社BIOTECHWORKS-H2】
所在地 :東京都渋谷区神宮前6-18-3 神宮前エスビル6階
代表者 :⻄川明秀
設⽴ :2023年7月5日
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