令和8年 鹿児島の壺造り黒酢の秋仕込みスタート!職人が語る「黒酢造り」~200年の伝統を今もこれからも~

坂元醸造株式会社

坂元醸造株式会社(本社:鹿児島県鹿児島市、代表取締役社長:坂元昭宏)は、2026年10月1日より鹿児島の壺造り黒酢「坂元のくろず」の秋仕込みを開始いたします。

200年以上続く伝統製法を守り続ける福山町の壺畑では、今年も職人たちが壺一つひとつに向き合い、黒酢造りの工程を丁寧に積み重ねていきます。

坂元醸造は、江戸時代後期、鹿児島県霧島市福山町にて、壺を使った米酢づくりを始め、200年以上にわたってその伝統製法を守り続けています。お酢の製造が始まった当初から変わらぬ想いで、太陽の力と微生物を活かし、熟練した醸造技師たちの手によって、時間をかけてじっくりと育まれる黒酢は私たちの誇りであり、伝統そのものです。

壺畑に並べられた陶器の壺に原料を仕込む職人たち

秋の仕込みについて

1つの壺の中で糖化、乳酸発酵、アルコール発酵、酢酸発酵が連続的に行われる製法は、ここ福山町でしか造ることのできない世界でも類を見ない製法です。21世紀を迎えた今でも当時と全く変わらない江戸時代からの伝統製法で、原料となる蒸し米と米麹と地下水を陶器の壺に仕込みます。

最後に行う振り麹という工程は発酵の過程においてとても重要な工程となり、熟練の職人が行います。

太陽光エネルギーと微生物の力を借り、1年から10年もの長い時間をかけてゆっくり発酵・熟成させて収穫の時を迎えます。

2026年10月1日(木)は午前9時30分より仕込み取材を開始いたします。

場所:霧島市福山町福山3075

その他日程については柔軟に対応させていただきますので、お気軽にお問い合わせください。

振り麹を行うベテランの職人

職人が語る黒酢造り

醸造技師長 坂元宏昭(職人歴30年)

私たちは約200年前から受け継がれてきた伝統製法を守りながら、もっと良い黒酢を追い続けることが、私たち醸造技師の使命だと思っています。

黒酢は、私たちが“造る”というより、自然と微生物の力を借りて“育てる”ものです。だから、毎日壺の前に立って、五感を総動員して、そのひとつひとつの変化と向き合っています。

『美味しい』『健康に役立つ』と喜んでいただける黒酢を、これからも誠実に造り続けたい――いつもそう思いながら壺と向き合っています。

醸造技師 立和田健治(職人歴44年)

黒酢造りは、私にとって子育てと同じなんです。

仕込みのときは、まだ赤ちゃんみたいなもの。時間をかけて育っていって、収穫のときには立派に成人して、“さあ、行ってこい”と送り出すような気持ちになります。

子どもの成長を見守る親のように、仕込みのあとから収穫(出荷)までの間は、五感のすべてを使って壺の変化を見守っています。収穫する際は、

“どうか皆さんの健康のために、しっかり働いてほしい”と願いを込めています。そして、この伝統を次の世代につないでいくことも、私たちの大切な役目です。若い職人たちに、ひとつず

 つ丁寧に伝えていきたいと思っています。

鹿児島の壺造り黒酢「坂元のくろず」について

坂元醸造は、江戸時代後期より福山町で壺造り黒酢を造り続けています。

戦時中、原料不足で多くの業者が廃業する中でも4代目坂元海造が原料をサツマイモに切り替え、製法を守り抜きました。

一般的な米酢は、まず米を麹や糖化酵素によって糖化し、酵母菌を加えて酒を造り、その酒に酢酸菌を加えて短期間で酢を造ります。

一方、坂元のくろずは微生物を添加せず、壺にすみつく微生物などによって発酵から熟成までが1つの壺の中で進み、1年~10年もの長い時間をかけて造る世界でも類を見ない製法です。

この独自の製法と長年培われた品質が評価され、2006年には地域ブランド認証制度「本場の本物」の全国第1号認定を取得。さらに2015年には「鹿児島の壺造り黒酢」として地理的表示(GI)保護制度の登録第1号産品の一つに認定された日本を代表する発酵食品です。

黒酢命名
福山町で壺を使った黒酢造りが始まったころはもちろんですが、50年ほど前まで、“くろず”とは呼ばれておらず、福山酢や壺酢・天然米酢などさまざまな呼び名がありました。

1975年(昭和50年)、5代目坂元昭夫が黒酢の機能性を研究していただいている方々との研究会の中でこの福山町で造られるお酢に名前をつけようという話になりました。

一般のお酢より色が濃く、壺の中で熟成させるほど色が濃くなるという、壺造りのお酢の特徴から「くろず(黒酢)」と命名しました。その後も、数多くの公的機関や大学等と研究を積極的に行い、医学、薬学、農学的見地からさまざまな研究結果が報告され、黒酢の持つ力が注目されると「くろず」という名前が一気に全国に広がっていきました。

熟成年数による色の違い(左から半年、1年、3年)

坂元醸造の挑戦
坂元醸造では、「人類の美と健康に奉仕する」という社是の元、常に新たな挑戦を続けています。これまでの200年の歴史と伝統を大切にしつつ、壺造り黒酢がもたらす健康効果や機能性を科学的に証明するために、現在でも16の大学と共同研究を行い、その可能性をさらに探索しています。

また、2025年2月には直営施設「坂元のくろず壺畑情報館&レストラン」を、「黒酢ガーデン壺畑SHOP&RESTAURANT」として新たにリニューアルオープンいたしました。名称変更を皮切りに、より魅力的な施設を目指します。お客様にとって心地よく、また訪れたくなるような空間をご提供することを目指し、 スタッフ一同、日々努力してまいります。

その他にも黒酢を日常生活に取り入れていただきやすい商品開発や製品化を行う福山工場のISO22000およびFSSC22000の取得し、徹底した衛生管理のもと商品化しております。

論文発表も数多く行ってきました。
黒酢ガーデン壺畑SHOP&RESTAURANTの桜島と壺畑をモチーフにした新ロゴ
坂元のくろずをはじめとした商品
FSSC22000を認証取得した福山工場

<坂元醸造株式会社 会社概要>

創業:江戸時代後期 / 設立:1977(昭和52)年3月16日/所在地:(本社)鹿児島市上之園町21番地15(壺畑・工場)鹿児島県霧島市福山町福山 / 代表取締役社長:坂元昭宏 / 資本金:1億2,000万円 / 業務内容:「坂元のくろず」「天寿りんご黒酢」など黒酢の製造・販売 /

URL:https://www.kurozu.co.jp/

取材等お問い合わせ先
取材に関して:

坂元醸造株式会社 総務部 西修平

TEL:099-258-1777 メール:nishi@kurozu.co.jp

商品の取扱について:

坂元醸造株式会社

TEL:099-258-1777 メール:info@kurozu.co.jp

公式サイト:https://www.kurozu.co.jp

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食品・お菓子その他
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会社概要

URL
https://www.kurozu.co.jp/
業種
製造業
本社所在地
鹿児島県鹿児島市上之園町21-15
電話番号
099-258-1777
代表者名
坂元昭宏
上場
未上場
資本金
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設立
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