ハチ被害に対しての世間の認識とは?独自ユーザーデータやアンケートによるハチ被害に関するデータを公開
知らないと危険!ハチの巣駆除、プロに頼む最適なタイミングとは?男女で異なる意識と、刺されやすいシチュエーションについても紹介
BEST株式会社(本社:神奈川県横浜市、代表取締役:大澤 竜、以下当社)は、最適な情報を提供し、安心して暮らせる社会づくりを目指し、ハチ駆除を含む家庭のさまざまなトラブルを解決しています。
本プレスリリースでは、例年梅雨明け頃から本格化するハチ被害のイメージを皆様がより明確に持てるよう、ハチの巣駆除に関する一般的な意識に関する内容について調査及びアンケートをおこなったものを整理しました。被害に遭わないことが第一ですが、実際にハチ被害にあった際の対応の一助に繋がれば幸いです。
調査概要①
調査対象:2023年1月から2025年3月に当社サービスに入電のあった51,625件
調査期間:2025年4月から2025年5月
調査機関:自社調査
調査・集計方法:単純集計、クロス集計
有効回答数:1,976件
調査概要②
調査対象:年代問わない男女全国及び、ハチ被害にあったことのある男女504名
調査期間:2025年6月
調査機関:Freeasy
調査・集計方法:オンラインアンケート調査・単純集計、クロス集計
有効回答数:計1,300件
ハチの巣駆除依頼が最も多いサイズは?

まず、実際にハチの巣ができてしまった際にする駆除依頼の傾向を見ていきましょう。ハチの巣駆除依頼で多いサイズは「10cm程度」「15cm程度」の巣という結果となりました。
調査結果のグラフを詳しく分析すると、10cm~25cm程度の巣が全体の63.8%を占めており、比較的中規模な巣の駆除が多いことが明らかになりました。
一方で、30cm以上の大型の巣に関する駆除依頼は全体の約4%程度に留まっており、多くの場合で巣が極端に大型化する前に対処されていることがわかります。一般的にハチの巣が10cmを超えてくると「危険を感じやすいサイズ」や「目に入りやすいサイズ」であることから、駆除依頼を決断しているようです。
駆除依頼において理想的なのは10cm台~20cm台の早期段階での対処です。巣が小さいうちに駆除することで、ハチの数も少なく、攻撃性も比較的低いため、より安全で効率的な駆除が可能になります。また、作業の難易度も低くなるため、駆除費用を抑えることにもつながります。
ご自宅周辺でハチの巣を発見した際は、サイズに関わらず早期に専門業者に相談することをお勧めします。データが示すように、10cm以上の中型サイズになってからの依頼が増えていますが、より早期に駆除することで、安全面・費用面の両方でメリットがあります。ハチの巣は放置すると急速に成長し、危険性が増すため、発見次第速やかな対処が重要です。
直径何センチまでなら自分で駆除を考える?男女別に見る回答の差異とは

「直径何センチまでなら自分で駆除を考える?」の調査によると、自身で駆除を考えるハチの巣のサイズは「直径5cm未満」が52.8%と最も多く、「直径5cm-10cm程度」という回答も全体の30%を占めました。手のひらに収まるサイズであれば、自身でハチの巣の駆除処理を考える方が多いようです。この2つのサイズ帯を合計すると全体の82.8%に達し、比較的小さなサイズの巣であれば自力での駆除ができると考える方が多いことが明らかになりました。
考えられる理由は、巣が小さい段階では女王蜂が単独で活動している場合が多く、ハチの数も少ないため、危険性が低いと見えることがあげられます。しかし、巣が小さくてもハチの種類によっては攻撃性が高いことがあり、特にスズメバチなどの危険な種類は、注意が必要です。
「直径11cm-20cm 程度」以上を回答した方は全体の17%で、比較的大きめのハチの巣も自身で処理を考える方が一定数いるということが伺えます。この調査結果で懸念されるのは、回答者の危機意識と実際のリスクのギャップです。「直径11cm以上」の巣では、10匹前後の蜂がいることがあり、時期によっては働き蜂の活動が活発化し、攻撃性も増してとても危険な場合があります。
男性はある程度大きいサイズも自身で駆除を考える方が多く、女性は小さいサイズ以外は駆除依頼をするという傾向に


調査の中では男女の差が明確に表れました。男性回答は「直径5cm未満」と「直径5cm-10cm 程度」が全体の79.4%だったのに対して、女性回答は88.6%です。このことから、男性のほうが大きいサイズの駆除が可能と考えている事がわかります。
傾向として、男性の方が危険を伴う作業に対して積極的であり、体力的な自信、あるいは自分でもできるという考えが背景にあると推察できます。一方で、女性は巣が小さくても慎重な行動を取る傾向が伺えることから、安全に対する適切な危険認識を示しているともいえるでしょう。
ハチに刺された際に最も取られる行動は「病院に行く」が最も多かったものの、冷やす方や薬を自身で塗るといった、個人での対処をする方も多い結果に。

「ハチに刺された際にどのような行動、対処をしますか」という調査の結果はどうでしょうか?アンケート結果を整理していくと「「病院」に関する回答 例)病院へ行く」が最も多い回答となりました。緊急性が高いと判断して病院を頼る方が多く、ハチに刺されることが重篤な被害を生むという感覚が浸透しているといえるでしょう。
具体的なデータを詳しく分析すると、「病院に関する回答 例)病院へ行く」が24.9%で最も多く、「冷やすに関する回答 例)患部を冷やす」が16.8%、「薬に関する回答 例)薬を塗る」と「水に関する回答 例)水で洗い流す」がそれぞれ20.4%と同率、「毒に関する回答 例)毒を吸い出す」が10.1%、「消毒に関する回答 例)消毒する」が7.3%という結果となりました。医療機関への受診を選択する人が最も多い一方で、個人での対処を選択する人が全体の約6割を占めており、ハチに刺された後の対応が二極化していることが明らかになりました。
調査結果から、医学的に推奨される対処法と実際に人々が取る行動の間に存在する認識のギャップがあることがわかります。病院受診が24.9%と最多であることは、ハチ被害によるアナフィラキシーショックなどの重篤な症状に対する認識が定着していることを示しており、適切な判断といえます。
しかし、「薬を塗る」「水で洗う」「冷やす」といった個人対処を選択する人が合計で57.6%に達していることは、多くの人が初期対応として自己判断で応急処置を試みている現状を浮き彫りにしています。これらの対処法は知識があれば有効な場合もありますが、問題となるのは「適切に」行われているかどうか、そして「病院に行くべき状況」と「自己処置で対処できる状況」の線引きを正しく理解しているかという点です。
ハチに刺された際には、まずは冷静に状況を判断し、適切な初期対処を行った上で、症状の変化を注意深く観察することが重要です。もし、少しでも異常を感じた場合は、迷わず医療機関を受診することが大切です。
ハチに刺されやすいシチュエーションは?庭での被害や洗濯物の取り込み時などに警戒が必要!

最後に、ハチに刺されやすい場面やシチュエーションに関しての調査です。ハチに刺されたシチュエーションに関するアンケートでは、様々な回答が得られましたが、回答の中で最も頻出した単語は「庭」となり、次いで「洗濯」というキーワードが回答に多く見受けられました。「山」に関連するイベントや場所での被害、「プール」など、いわゆる屋外アクティビティの被害よりも、自宅の敷地内に関する回答が多かったのは驚きです。

グラフを詳しく分析すると、「庭」での被害が圧倒的に多く、全体の中で最も大きな割合を占めています。これに続いて「洗濯」、「山」、「散歩」、「公園」、「ベランダ」、「プール」の順となっており、特に「庭」「洗濯」「ベランダ」といった自宅周辺での被害を合計すると、全体の約半数を占める結果となりました。この結果は、多くの人が想像するような山間部や特別な屋外活動中の被害よりも、日常的な住環境での被害が圧倒的に多いことを明らかにしています。
ハチは軒下、庭木の茂み、エアコンの室外機周辺、物置の陰、植木鉢の裏側など、風雨をしのげて人目につきにくい場所を好んで巣作りの場所として選びます。これらの場所は、まさに庭の手入れ、ガーデニング、清掃作業といった日常的な活動範囲であり、知らず知らずのうちにハチの巣に接近し、警戒するハチに刺されてしまうリスクが高まります。
住環境でのハチ被害を防ぐためには、定期的な点検と予防的な対策が不可欠です。また、万が一ハチの巣を発見した場合は、決して自分で駆除しようとせず、速やかに専門業者に相談することが最も安全で確実な方法です。特に小さな子供がいる家庭では、定期点検や予防、万が一の際の迅速な相談といった対策を徹底することがより重要となります。
まとめ
ハチ被害のイメージをより正確に持っていただくため、今回はハチに関する身近な調査を実施しました。これからの季節はハチ被害が更に増える時期となり、適切な知識と対策が重要になってきます。
調査結果から明らかになった重要な発見をまとめると、ハチの巣駆除依頼で多くの人が10cm以上の中規模サイズになってから専門業者への依頼を決断していることが判明しました。しかし、より早期の段階での対処が安全性と経済性の両面でメリットがあります。
自己駆除に関する意識では、「直径5cm未満」なら自力で駆除を検討する方が52.8%と最も多く、男女間で大きな差があることも浮き彫りになりました。特に男性の方が大きなサイズの巣でも自己駆除を検討する傾向が強く、ハチの巣の危険性を低く評価していることを示唆しています。
ハチに刺された際の対処法については、「病院に行く」が24.9%で最多となりました。一方で、多くの人が自己判断での応急処置を選択していることが明らかになっています。また、ハチによる被害は「庭」や「洗濯」時など、日常的な住生活の中で発生しているケースが多いこともわかりました。
これらの結果を踏まえ、ハチの巣を発見した際は早期の専門業者への相談を強く推奨します。ハチお助け本舗では、あらゆるサイズのハチの巣駆除に対応しており、皆様の安全な住環境づくりをお手伝いしています。ハチに関するお困りごとがございましたら、お気軽にご相談ください。
【BEST株式会社について】
会社名:BEST株式会社
代表:大澤 竜
所在地:神奈川県横浜市
設立:2004年
事業内容:ライフメディア事業
【本件に関するお問い合わせ先】
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Email: info@best-24.jp
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